ワインな ささやき

ワインジャーナリスト “綿引まゆみ” (Mayumi Watabiki) の公式ブログ

エコかもしれないけど人にやさしくない節電

2011-05-04 16:34:10 | 雑記
東日本大震災の後の電力不足を受け、各方面で 節電 が行われています。

スーパーやコンビニ、店舗関係の照明は納得&ガマンできるとして、図書館の照明がひとつも付いていなかったのには参りました。
さすがに、その後は図書館内でいくつか照明が付くようになりましたが、暗くて本も探せない状態というのは“節電”といえないのではないかと・・・



駅の節電 においても、構内や通路、案内表示など、照明を落としても特に不便を感じないところもありますが、5、6台ある券売機を1台しか稼動させなかったため、チャージや切符を買う人で10数人もの列ができていた(私の最寄り駅)のは、妥当な節電だったのでしょうか?(今は複数台稼動)

また、駅のエスカレーターを止めているところが多いようで、私の最寄り駅はエスカレーターはすべて使えません。
その代わり、エレベーターは上下ホームとも動いています。

エレベーターが動いているからエスカレーターは止めても支障ないでしょう?
というのが鉄道会社の言い分かと思いますが、
エスカレーターの位置を知らない人や、エスカレーターから遠い位置のホームに降り立ってしまった人にとって、なんて不親切、と思います。

足腰が悪かったり、子供を抱えていたり、大きな荷物を持っている人などは、エレベーターのある場所を探しながら、わざわざそこまで歩いていくのも大変です。

駅のエスカレーターの節電は、たしかにエコかもしれないけれど、人にまったくやさしくないですし、バリアフリーに反するのでは?

人をセンサーで感知すると動くエスカレーターを採用している駅もありますから、節電対策で長い間エスカレーターを止めている今、鉄道会社はエスカレーターをセンサー式に切り替える工事に着手してはいかがなものでしょうか・・・


コメント (2)
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