ワインな ささやき

ワインジャーナリスト “綿引まゆみ” (Mayumi Watabiki) の公式ブログ

ドイツパン職人工房「ヴァルト」のパン【前編】

2011-05-05 23:27:42 | パン
第2回ドイツパンクラブで紹介した、ドイツパン職人工房「ヴァルト」 (山梨県甲府市)のパンを、家でゆっくりと味わうという贅沢が機会が訪れました。
第3回ドイツパンクラブに参加されるというお店のスタッフのHさんにお願いして、たくさん持ってきていただきました。
Hさん、甲府から重いパンを下げてきていただき、本当にありがとうございます。

ずっしり重い袋の中に入っていたのは、なんと全9種ものパン!
多彩なパンの中から、まずはライ麦の入ったパンから紹介していきたいと思います。



Landbrot ラントブロート  350円

ライ麦50%、小麦50%、塩、モルト、自然酵母(サワー種)、甲州酵母、生イースト

ラントブロートは第2回パンクラブの時にも出された、ライ麦と小麦粉が半々のパンで、ライ麦に慣れない人にも食べやすいタイプだと思います。
私はこれを軽~くトーストし、バターを塗っていただくのが好きです。
クリームチーズやパテもオススメ。とにかく、オールマイティーのパンで、ほっと落ち着くおいしさです。


Nussrosienenbrot ヌスレーズン  450円

ライ麦粉、小麦粉、塩、自然酵母(サワー種)、甲州酵母、モルト、レーズン、くるみ、オレンジピール、生イースト。

“ヌス”は“クルミ”なので、クルミとレーズンの入ったライ麦パンです。この組み合わせは鉄板ですよね?オレンジピールも入り、華やかな甘さがステキです。

ライ麦パンはそのまま食べるのが普通のようですが、軽くあぶると甘さがより引き立つように思います。個人的には塩気のあるブルーチーズや熟成したウオッシュチーズとのマリアージュが好みです。



Roggenrosienen ロゲンレーズン  110円

ライ麦粉、塩、自然酵母(サワー種)、くるみ、レーズン


ロゲンレーズンは小さなカットのレーズン入りライ麦パン

ずしっと重いタイプですが、手頃な小さいカットなので、お試しにオススメ。
みっちり固く(ホントに固い!)、食べ応えがあります。



左)Roggenschrotbrot  ロゲンシュロート (1/2) 210円  
右)Roggenschrotrosienenbrot  ロゲンシュロートレーズン (1/2) 360円



ロゲンシュロートは、ライ麦粗挽き全粒粉、塩、自然酵母(サワー種)、
ロゲンシュロートレーズンは、ライ麦粗挽き全粒粉、塩、自然酵母(サワー種)、レーズン、くるみ入り。

どちらも小振りサイズで、身がギュッと詰まっているタイプのライ麦パンです。
ライ麦粗挽き全粒粉の野性味のある、みっちりした感じがいいですね!



今までは、ライ麦比率の高いパンを追い求めていましたが、ライ麦と小麦が半々の絶妙のバランスのラントブロートや、さまざまなタイプのライ麦パンとの出会いで、それぞれの美味しさを実感できたことが大きな収穫でしした。

ああ、私はやっぱりライ麦パンが好き!

【後編】


コメント
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