ワインな ささやき

ワインジャーナリスト “綿引まゆみ” (Mayumi Watabiki) の公式ブログ

みんな意外と「ヴィーニョ・ヴェルデ」好き!?(笑)

2015-07-10 09:00:00 | ワイン&酒
昨日、ポルトガルの軽やかなワイン“ヴィーニョ・ヴェルデ”について書いたところ、
皆さんから「好き」という反応がたくさん返ってきた ので、驚いています。

実は、ヴィーニョ・ヴェルデ好きって、意外と多いのかも?

そこで、今年の3月にドイツのデュッセルドルフで開催されたワイン&スピリッツの国際展示会「ProWein」 で感動した、ヴィーニョ・ヴェルデのコーナーを改めて紹介したいと思います。

すでに ProWein初日リポート を現地からアップしていますが、ごく簡単なものでしたので、いい機会ですから、ここでドーン!と(笑)




会場で圧迫感のあるヴィーニョ・ヴェルデのブースを見つけた時、胸が高鳴りました



上の画像と下の画像は違うワインが並んでいるのがわかりますか?
その数、40数種!

これ以外にも、各社のブースがありました。



産地はポルトガル北西部、大西洋に面したヴィーニョ・ヴェルデ地方になります。
サブ地域がいくつかありますが、そこまで覚えずとも、気楽に飲みたいワインです。



だけでなく、ロゼ、赤、スパークリング もあるのは、昨日も説明した通り。



よく使われているブドウ品種としては、

白ブドウ:アベッソ、アリント、アルバリーニョ、アザール、ロウレイロ、トラジャドゥーラ、バトカetc...

黒ブドウ:アマラル、アルヴァレリャオン、バデイロ、イシュバデイロ、ペドラル、ハーボ・デュ・アニョ、ヴィニャオンetc...

地ブドウが多く、耳慣れない名前のものが多いので、これを覚えるのは至難の業。

生産者に「ブドウ品種は?」と訊くと、「えー、とりあえず地ブドウいろいろ」(笑)



エチケットが楽しいものが多く、飲んで味わいが良かったものを中心に撮影してきました。



右の 鳥のエチケットがかわいいワイン(AREAL 2014 Quinta da Pousada)は、エチケットの雰囲気も味もかなりお気に入りの1本。

左の水色のグラスの絵のエチケットも楽しくていいですね。



ヴィーニョ・ヴェルデ地方ワイン生産者委員会の認証シールも確認しましょう



気づきませんでしたが、今週来日した生産者で、昨日紹介したところのブースもProWeinで立ち寄っていました。




ライトでフレッシュなヴィーニョ・ヴェルデには、栓はスクリューキャップが最適なのでは?と私は思いますが、実際にはコルク栓のヴィーニョ・ヴェルデの方が多かったです。
ポルトガルがコルクの産地だからですね。



とはいえ、スクリューキャップも増えてきています(右上のワイン)
このワインはアルコール9.5%。この軽さが嬉しい。



ProWeinで数多くのヴィーニョ・ヴェルデにワクワクの私でしたが、現地では、もっとたくさんの種類のヴィーニョ・ヴェルデがあることは間違いありません。

いつか、ヴィーニョ・ヴェルデを訪ねる贅沢な旅に出てみたいものです(笑)

とりあえず、さあ、今年の夏はヴィーニョ・ヴェルデで軽やかに

コメント
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