先日、チラリと紹介しましたが、6月に出かけたイタリアはトスカーナ州シエナの最大の見どころである「カンポ広場」を、画像とともに改めて紹介したいと思います。

カンポ広場 Piazza del Campo (伊トスカーナ州、シエナ)
カンポ広場は、中世の広場としてヨーロッパで最大級のものとして知られるだけでなく、地区対抗の競馬が開催される場所としても有名です。

マンジャの塔(Tower of Mangia)
広場を見下ろすマンジャの塔。この上に登ることができるようです。
天気がいい日は遠くも見渡せるとか。

遠くから見たシエナの街 -マンジャの塔の存在がわかります

カンポ広場は観光客であふれていました

広場の周りは建物で囲まれています
ここはただの広場ではありません。
広場の外側にぐるりとある小道を、年2回開催される競馬で馬が駆け抜けるのです。
この競馬は「シエナの競馬 -パーリオ(Palio di Siena)」と呼ばれ、1147年から続いている伝統行事です。
パーリオは、7月2日と8月16日に開催されます。
私が訪れたのは、7月2日のパーリオの1週間ほど前でした。
パーリオの時には広場の中の石畳に人がみっしりと座り込み、競馬を観戦するそうです。

建物の2階より上の階のベランダは、格好の観戦席になります

広場に面した店でのんびりできます -パーリオ当日は特等席でしょうけれどね

店の横に見えるこの階段も観戦席になっています。
この裏側が、広場に入る際の人の出入り口。

広場の外側のゲート -ここをくぐると広場に出ます

馬の入り口となる門 2カ所あります

パーリオの時には広場の中は何千人もの人であふれます
6月下旬、まだパーリオの前ではあるものの、7月2日まで間もなくということもあってか、ここにいるだけで、なんとなく気持ちが浮き立ちました。

パーリオは地区対抗行なわれます。
地区のことを“コントラーダ”と言い、現在、17のコントラーダがあるそうです。
幸運なことに、あるワイナリーの方がひとつのコントラーダの関係者ということで、そのコントラーダのクラブハウス的な建物に案内してもらいました。

各コントラーダにはシンボルカラーとモチーフがあり、ここのカラーはオレンジ色

モチーフはユニコーン

建物の中は美術館のようでした

古い時代の甲冑 -これは重そう!


騎手の衣装やチーム衣装、馬にかける帯なども展示されていました

2007年8月16日のパーリオで優勝した時の記念のタペストリー

パーリオで優勝することは、シエナの人にとって大変名誉なことだそうです。

街中の写真屋の店頭にも馬の写真が飾られていました

馬好きの人はもちろん、そうでない人にも、シエナの街、カンポ広場は魅力的な場所だと思います。
8月16日のパーリオが間もなくやってきますが、この時期にシエナ周辺に行く方は、ぜひ立ち寄ることをお勧めします。
ただし、広場の中は満員電車状態らしいので、ケガとスリにご注意を!

カンポ広場 Piazza del Campo (伊トスカーナ州、シエナ)
カンポ広場は、中世の広場としてヨーロッパで最大級のものとして知られるだけでなく、地区対抗の競馬が開催される場所としても有名です。

マンジャの塔(Tower of Mangia)
広場を見下ろすマンジャの塔。この上に登ることができるようです。
天気がいい日は遠くも見渡せるとか。

遠くから見たシエナの街 -マンジャの塔の存在がわかります

カンポ広場は観光客であふれていました

広場の周りは建物で囲まれています
ここはただの広場ではありません。
広場の外側にぐるりとある小道を、年2回開催される競馬で馬が駆け抜けるのです。
この競馬は「シエナの競馬 -パーリオ(Palio di Siena)」と呼ばれ、1147年から続いている伝統行事です。
パーリオは、7月2日と8月16日に開催されます。
私が訪れたのは、7月2日のパーリオの1週間ほど前でした。
パーリオの時には広場の中の石畳に人がみっしりと座り込み、競馬を観戦するそうです。

建物の2階より上の階のベランダは、格好の観戦席になります

広場に面した店でのんびりできます -パーリオ当日は特等席でしょうけれどね

店の横に見えるこの階段も観戦席になっています。
この裏側が、広場に入る際の人の出入り口。

広場の外側のゲート -ここをくぐると広場に出ます

馬の入り口となる門 2カ所あります

パーリオの時には広場の中は何千人もの人であふれます
6月下旬、まだパーリオの前ではあるものの、7月2日まで間もなくということもあってか、ここにいるだけで、なんとなく気持ちが浮き立ちました。

パーリオは地区対抗行なわれます。
地区のことを“コントラーダ”と言い、現在、17のコントラーダがあるそうです。
幸運なことに、あるワイナリーの方がひとつのコントラーダの関係者ということで、そのコントラーダのクラブハウス的な建物に案内してもらいました。

各コントラーダにはシンボルカラーとモチーフがあり、ここのカラーはオレンジ色

モチーフはユニコーン

建物の中は美術館のようでした

古い時代の甲冑 -これは重そう!


騎手の衣装やチーム衣装、馬にかける帯なども展示されていました

2007年8月16日のパーリオで優勝した時の記念のタペストリー

パーリオで優勝することは、シエナの人にとって大変名誉なことだそうです。

街中の写真屋の店頭にも馬の写真が飾られていました

馬好きの人はもちろん、そうでない人にも、シエナの街、カンポ広場は魅力的な場所だと思います。
8月16日のパーリオが間もなくやってきますが、この時期にシエナ周辺に行く方は、ぜひ立ち寄ることをお勧めします。
ただし、広場の中は満員電車状態らしいので、ケガとスリにご注意を!

