震災義援金寄付で豪州ワインが当たる！

オーストラリアワイン事務所から、

チャリティ寄付をすることでワインが当たる　「Australian Wine United for Japan」チャリティ のお知らせをいただきました。

東日本大震災の被災地復興のために、みなさんもすでに各所に義援金寄付をされているかと思いますが、今回の案内は、寄付をした人にも嬉しいプレゼントが当たります

それが、オーストラリアワイン　チャリティ・ワインラッフル（慈善くじ）　



まず、1口1,000円でチケット（慈善くじ）を購入します。

この代金が世界的なNGO機関「特定非営利活動法人ワールド・ビジョン・ジャパン」を通じて東日本大震災の被災地に全額寄付されます。

このチャリティ・ワインラッフルがすごいのは、
オーストラリアワイン生産者や輸入会社などからこのチャリティに寄付されたワインがチケット購入者に当たるチャンスがある♪という、嬉しいオマケがついているのです

高級ワインや、ケース単位という賞品もあり、うまく当たれば夢のような話では？（笑）

賞品ワインリストは公開されていますので、まずは下記をチェックしてください

　　http://www.auswinecharity.jp/Wine_Donation_List.pdf



さらに、10口（1万円）以上購入した場合、ダブルチャンスとして、
カンタス航空　成田～シドニー往復ペア航空券が抽選で一組に当たります



もう少し震災の義援金の協力がしたいけど、どうしよう・・・
と思っている人は、ぜひこの企画に参加してみてください　

ただし、このワインラッフルの購入申し込み最終日は 5月18日（水）と、締め切りが迫っていますので、お早めに！

詳細はコチラ　→　http://www.auswinecharity.jp/raffle.html

メキシコ産のスイカ！

風薫る5月なのに、ＧＷの後は天気がグズついていましたが、この週末は爽やかな陽気となって気温も上がり、半袖の人もたくさん見ました。

こうなってくると、「スイカ」 が店頭に並んでいても不思議ではなく、気の早いものがいいお値段で出ていたりしますが、旬はまだまだ先ですよね。

でも、先日、スーパーで見かけたスイカがあまりにも安かった！んです（500円以下）
よくよく見てみると、メキシコからの輸入品でした



タネなしミニスイカ 　　メキシコ産

スイカの輸入品を見たのは初めてで、しかも、メキシコ産とは驚き！



ミニだけど３ｋｇありました。そして、なぜかタネあり、です

いつも食べる日本のスイカよりも色が若干淡く、甘さも上品（でも、想像していたよりも甘い！）

皮が厚く、この皮に近い部分の実の部分の甘さはかなり弱くなってしまいます。
その点、日本のスイカは皮のギリギリのところまでしっかり甘く、さすがだと思います。

でも、このスイカは、ダメモトで買ったにもかかわらず、いい方向に期待を裏切ってくれました。
露地物の日本のスイカが出回る夏まで、また見かけたら買ってもいいな、と思っています。



それにしても、輸入物のスイカがあるとは、ホント、意外ですね～

初夏のロゼワインパーティ

今日は5月らしい爽やかな陽気が気持ちいいですね
なんだか明るいうちからワインが飲みたくなってきました

こんな時のワインは、キレイなピンク色の ロゼワイン が華やかでステキです
（ちなみに、今日わたしが着ているカットソーの色も濃いピンク色）（笑）

ロゼワインは色が美しいだけでなく、味わいのバラエティが多彩なので色々な料理に合わせやすく、さまざまなシーンで使えます。

これから夏に向かう季節では赤ワインは重たく感じてしまいますが、ロゼワインならノープロブレム

私が一番よく飲むのは白ワインですが、華やかな気分にさせてくれるロゼワインも大好きです。



ちょうど今日、ロゼワイン好きのＨさんから、ロゼワインのパーティーが開催されることを教えてもらいました。

世界各国のロゼワインが（スパークリングも含む）フリーテイスティング形式で楽しめます。
ディナータイムのワインパーティーですが、会費がお手頃なので、気軽に参加しやすいのでは？



2011・Summer ロゼワイン 試飲パーティー

日時：2011年6月3日（金）　19:00～21:00

会場：リストランテ＆エノテカ　「リヴァ・デリ・エトゥルスキ」
　　　　東京都港区南青山3-15-12　　　電話：03-3470-7473

形式：フリーテイスティング、フィンガーフード付き

会費：￥４，０００ （事前振込）

定員：２００名 先着順（メール受付順）

申込：下記のＵＲＬにアクセスし、内容をよく確認の上、お申し込みください

　　　　http://bonsvivants.jp/images/love/2011LOVEROSE_P.pdf

ドレスコード：ピンク色のものを身につけること　← さすが、ロゼパーティー

夏の節電対策はゴーヤの緑のカーテンで

ホームセンターに買い物に行ったら、店の前にある園芸コーナーで（鉢植えの花や野菜の苗などがよく置いてありますよね）、「ゴーヤ」 の苗を見つけました。

ゴーヤの実の写真の大きなポスターも、何枚か貼られていました。

今年は、夏の節電対策に緑のカーテンが有効 ということがあちこちで取り上げられているせいでしょう。

が、売られている苗をよく見てみると、５種類ほどもあります！

白っぽいタイプ（苦さ控えめらしい）、短くてコロンとしたタイプなどなど、へえ～色々あるんですね

昨年までは、おそらくポピュラーなものしかなかったはず。
今年これだけたくさんの種類のゴーヤの苗があるのも、節電対策ゆえでしょう。

うちの庭にはブドウとキーウイの棚が家の窓側にあり、夏は日蔭を作ってくれていましたが、害虫にやられて葉っぱがなくなってしまった年があったため、虫に強いゴーヤも植えるようになりました。

ゴーヤの蔓はよく伸びて日蔭を作り、しかも 実が収穫できる のがいいですよね



7月後半くらいになると食べられるほどの大きさに成長

実が完熟するとオレンジ色になり、赤い種がはじけて出てきます。
これをよく乾燥させて保管しておくと、翌年に蒔くことができるので経済的（笑）

ゴーヤは水やりさえしっかりすれば、ほとんど手がかからない植物なのでオススメです。
緑のカーテンを作りたい人は、今が植えるチャンスです

リアス・バイシャスの白ワインをブラインドで飲むと

先月、スペインの DOリアス・バイシャスの白ワイン を紹介しました。
ちょうど私のセラーの中に昨年手に入れたリアス・バイシャスの白ワインがあったので、長い付き合いの仲間とのブラインド会に持参してみました。



Bodegas FILLABOA Albarino Rias Baixas 2008

アルバリーリョ100%の白ワインです

桃をはじめとした、フルーツ系のやわらかでたっぷりとしたアロマがあり、口に含むとトロンとなめらか。果実味のボリュームも酸のボリュームもそこそこありました。
キリリと冷たい時と、少し温度が上がってきた時とで印象が変わり、温くなると少しゆるいタッチに。



さて、これをブラインドで出したところ・・・

プロ中のプロの仲間たちが考えに考えて（ゲルマン系？という声も）出た多くの回答が、
オーストリアの「グリューナー・フェルトリナー」 でした！

DOリアス・バイシャスのあるガリシア地方は北緯43度、オーストリアは北緯48度。
ちなみに、北緯43度はイタリアならトスカーナ周辺。

スペインのワインなのに、それよりずっと北のオーストリアのワインと間違われるとは興味深いと思いませんか？（笑）

合わせる料理は、魚介類はもちろん、山菜（たらの芽など）の天ぷらもいいね、というコメントも。
天ぷら は、山菜に限らす、色々合いそうです



6月から料飲店でのDOリアス・バイシャスの白ワインの「バイザグラスキャンペーン」が始まりますので、今年は色々なところで出会えるかもしれませんね。

アリゴテは日本の食卓にオススメです

私は、家では断然　白ワイン派
（外でも白ワインの方が多いかも）

それも、樽のきいていないものが好みなので、ワインを買いに行くと、ついついこういうものを選んでしまいます。



Bourgogne Aligote Cuvee des Quatre Terroirs 2008 Domaine Chevrot

ブルゴーニュの白ワインといえばシャルドネですが、アリゴテという白ブドウ品種からつくられた白ワインもあることは、ブルゴーニュ好きならよく知っていますよね。
でも、人気はやはりシャルドネ。
植え替えなどによりアリゴテの栽培面積は減ってきています（現在1400ha）

アリゴテはシャルドネよりも早熟で、日照に恵まれた年は良い出来の辛口ワインとなるものの、日照が足りずに完熟しないと酸味が非常に強いワインになってしまいます。

そうです、アリゴテの特徴は「はっきりとした酸味」
酸がキリリとした白ワインを好む人にとっては、アリゴテはかなりストライクなワインだと思います。

でも、酸が強すぎると飲みにくいですから、果実味や他の要素とのバランスも大事。

このワインは、酸はキリリとしていましたが、果実味がクリーンで、若いリンゴのようなジューシーさがあり、ザラつきがなくつややか。
色は透明感のある若々しいペイルグリーン。
香りは青リンゴ、ライムと、爽やかで、ほんの少し甘さが入り、実にフレッシュ

少し時間がたってくると、やさしい甘さが出てきますが、基本はキリッとした輪郭とバランスのとれた果実味を持つ、なかなか好感度の高い味わいのワインでした。


アリゴテのワインは、熟成させるよりも若くフレッシュなうちに飲むのが身上とされています。
価格もシャルドネよりグンと安く、気軽に飲めます　ので、日常の食卓に取り入れてみてはいかがでしょう？



お寿司などにもオススメ

アリゴテの白ワインは、ブルゴーニュ全域で造ることができますが、
Bouzeron （ブーズロン村）のものが定評ありますので、 この名前がラベルにあったら要チェックです

新茶の季節＆茶チョコ？！

先日、友人から新茶が届きました。
友人の親戚が静岡のお茶やさんということで、この季節にいつも送ってくれます。
（Ｙさん、いつもありがとう ）



新茶　静岡茶　駿河路　　お茶のだいさん　（静岡市葵区）

新茶とは、立春（2月4日）から八十八日め頃に摘み取られたお茶のことで、ちょうど5月上旬がその時期となります。

この季節に摘まれたお茶の新芽はやわらかく、葉っぱも若々しい緑色なので、新茶もフレッシュでやさしい味わいになります。

個人的には、しっかり味の濃いお茶が好きですが、初々しい緑っぽさのある新茶も大好きです。
なんたって、季節限定の味わいですからね

少し冷ましたお湯でていねいに淹れた新茶は本当に甘い



茶チョコMix

「イトコが開発したので食べてみて？」と友人が言っていたチョコレートが一緒に箱に入っていました。抹茶を使ったスウィーツはけっこうありますよね。

4種類のうち、私の一番の好みは、右手前の小さなキャンディ包みのチョコ。



抹茶チョコ（ベースはホワイトチョコ）ボールの中心が普通の茶色いチョコで、小粒ですが濃厚な味わいが気に入りました。

左のチョコは、マスカルポーネチーズ味のチョコの中心にアーモンドが一粒入っています。
ティラミスチョコを思い出しました（笑）



お茶が健康にいい飲物であることは皆さんよくご存知かと思いますが、
1日１０杯が目安　とか！

そこまではたくさん飲めないかもしれませんが（笑）

でも、せっかくの新茶の季節ですから、ぜひ新茶をどうぞ



　お茶のだいさん　　　http://e-daisan.com/

　　　　　※ＮＨＫ「ためしてガッテン」や　ＴＢＳ「朝ズバッ！」でも紹介されたようです

プティ・ムートン2007を囲むGWランチ

ＧＷのとある1日に、学生時代からの友人宅にお邪魔し、久しぶりのお喋りを楽しんできました。
実は友人のご主人も、学生時代からよく知っているＭ氏。
最近ワインに目覚めたらしいのですが、まさか彼とワインの話ができるとは！と、嬉しく思いながら、他の友人たちとともにに遊びに行ってきました。



私が来るからということで、Ｍ氏が出してきたのは・・・


Petit Mouton 2007　（仏、ボルドー）

シャトー・ムートン・ロートシルトのセカンドワイン、プティ・ムートン

仏ボルドー、メドック1級ワインのひとつがポイヤックのシャトー・ムートン・ロートシルトで、セカンドワインであるプティ・ムートンは1993年から生産されています。
メドック1級シャトーのセカンドの割に、ちょっとくだけた雰囲気のブドウ柄のラベルがユニークですよね

中身は、というと、2007年と若いものの、充実感のあるしっかりボディがなめらかになりつつあり、ちょうどいい飲み頃の時期に差しかかっています。
ムートンのセカンドという期待を裏切らない安定感のある味わいで、今ならもちろん、このセカンドの方が美味しく飲めます。
いいチョイスをありがとう！＞Ｍ氏



今回の食事は声をかけてくれたＴちゃんが色々用意＆一緒に行った友人たちの持参もあり、多彩な料理が並びました



Franciacorta BELLAVISTA　（伊、ロンバルディア）

乾杯は、Ｍ氏が用意してくれていたフランチャコルタのベッラビスタで
イタリアのスプマンテ（発泡ワイン）ですが、けっこうお値段も高い商品です。
私も久々にいただきました。





食べ、飲み、食べ、食べ・・・



魚介のパエリヤがゴージャス♪　パーティにピッタリ




Chateau Noblet 2000　（仏、Cotes de Bourg）

Ｍ氏がボルドーワイン好きということだったので、ボルドーワインをセラーの中で探したのですが、適当なものが見つからず、自分が飲む用に買ってあったコート・ド・ブールのワインを持参することに

コート・ド・ブールはボルドーのメドックとジロンド河を挟んだ対岸（右岸）にあり、メジャーではありませんが、コストパフォーマンスのいいワインが見つけられる可能性の高い地域です。

このシャトーも無名ですが、年が2000年と超優良年だったので、そこそこイケるのでは？と開けてみると、ミディアムボディながらほどよく熟成し、ちょうどいい飲み頃になっていました。






フルーツタルト　メゾンカイザー

メゾンカイザーがスウィーツ類も出していたとは気付きませんでした。
けっこう大ぶりのタルトでしたが、すんなり別腹に収まりました（笑）



たっぷり食べ＆飲み＆お喋りし、ＧＷの1日は過ぎていきました。
Ｍ氏とのワイン談義も楽しかった
Ｔちゃん、声をかけてくれてありがとう！

生肉を食べますか？

現時点で4人が死亡、まだ20数人が重症で入院し、症状の出ている人や保菌者は90人ほどもいるという今回の生肉食中毒では、腸管出血性大腸菌Ｏ１１１の恐さだけでなく、日本の生肉の取り扱いについても初めて知りました。



生肉料理は、焼肉店だけでなく、各種レストランでもメニューで出されていますので、私も機会があれば口にすることがあります。

ただ、生肉料理を自ら進んで注文して食べることはあまりないですね。
というのも、うちでは母が生肉がダメゆえ・・・

母は若い頃に仕事で外国人との交流があり、海外の食べ物や文化には馴染んでいるのですが、
生肉だけは気持ち悪くて食べられない、と言います。

よって、うちでは　肉はよく火を通すべし、となっています。
ローストビーフでさえも「食べたくない」というほどの母なので、ユッケはもちろん、レバ刺しなんてとんでもない！というわけです。

家庭での食習慣や食育は、その人の食生活や食の好みに大きく影響しますね。

とはいえ、外食の際、私は出されたものは普通にいただきます。

しかしながら、体調の良くない時、免疫力の低下している人、子供やお年寄りなどは、生肉はＮＧでしょう。




岩手産短角牛のタタキ　　（イタリアンレストランで）

タタキは表面に少し火が入るかと思いますが、この写真を見る限りではほぼ生肉？
フレンチやイタリアンでは牛の生肉のタルタルがメニューによくありますが、私はタルタルに関しては全然抵抗なく、おいしいなぁ～と思いながら食べています。

が、日本では生食用の肉は流通していない！　

ということを、私は今回の生肉食中毒事件で初めて知りました。

このことは、肉業界関係者くらいしか知らないのでは？
（飲食店でも従業員全員にまで周知されていないのでは？）
皆さんはいかがでしたか？


唯一の例外は 馬肉 だそうですね。


馬のタテガミのタルタル　　（フレンチ系のワインバーで）

ということは、以前いただいたこの料理は生食ＯＫな肉を使っていたんですね。



いずれにしても、今回の生肉食中毒事件を受け、すでに生肉の提供を自粛している店もあるようですし、消費者側もより注意深くなるでしょう。
行政の今後の動きも要注目です。

冷やして美味な「桃バウム」

ウイークエンドは肩の力を抜いて スウィーツ をどうぞ
これは“季節限定”商品のようです



桃バウム　　158円　　無印良品

見た目は無印の他のバウムクーヘンと変わりないですが、
生地に桃の果汁を練り込んだ、 とは心穏やかではいられません！
で、思わず入手しました（笑）

冷やしておいしい　とあったので、しっかり冷やしてからいただきました。

バウムクーヘンを食べる際、レンジで軽く温める人と、その逆に冷蔵庫で冷やす人がいますが、私は俄然後者。

真冬にはわざわざ冷蔵庫に入れませんが、暖かい～暑い季節にバウムを食べる場合は、冷えている方が身がキュッと締まっておいしく感じます。
これは私がみっちり詰まったタイプのバウムが好きだからですが、ふんわりソフト系が好きな人は温めることが多いようです。



1個　106g 　456kcal

封を切ったとたんに桃の甘い香りが匂い立ち、これはまさにピーチ
口の中に入れてもピーチの風味が広がります

心なしか、他のバウムよりも しっとり度が高いような気がします。
しっかり冷やして食べたせいもあるかも？



これからの季節、ピーチ味のスウィーツがどんどん出てきますが、この「桃バウム」は見た目は地味でも、しっかり桃の味がするのでオススメです。
お値段も手頃で、食べ応えもしっかりあるのも嬉しいですね（笑）

ドイツパン職人工房「ヴァルト」のパン【後編】

【前編】に引き続き、「ヴァルト」のパンを紹介していきます。



クロイターケーゼ　　（1/4）　240円

小麦粉、ライ麦粉、塩、モルト、菜種油、甲州酵母、スパイス、調味料、オリーブオイル、クリームチーズ、チーズ、プレッゼルザルツ、生イースト

ライ麦は入っていますが、やわらかい生地のパンです。
kraeuter+kaeseはハーブ+チーズ、よって、ハーブやスパイス各種とチーズが混ぜ込まれた、そのままムシャムシャ食べられる惣菜風のパンです。これは塩気がけっこう強く感じました。



イタリエーナ　　240円

ドライトマトとパンプキンシードが練り込まれた、こちらも柔らかめの生地のパン。




塩気はそれほど感じず、上のクロイターケーゼと比べると、こちらの方がシンプルな味わいで、私好み。クリームチーズを載せていただいたり、オリーブオイルを付けてもいいですね。



ヴルツツェルブロート　Wurzelbrot　　130円

小麦粉、小麦全粒粉、塩、甲州酵母、ライ麦粉（打粉）

シンプルでソフトな白い小麦のパンで、誰もが食べやすいと思います。
皮がむっちりで、かみしめると甘味が出てきました。



アインカー　クランベリー　　（ハーフ500g）　500円

小麦粉、小麦全粒粉、塩、甲州酵母、クランベリー、くるみ、レーズン、カシューナッツ



ライ麦後の入らない、小麦粉だけのパンですが、クランベリーやその他の具材が贅沢に混ぜ込まれています。
ベリーが甘酸っぱいので、これも食べやすいパンだと思います。軽くトーストすると生地がむっちりし、パンの甘みも増します。



今回、９種のパンを食べ比べましたが、個人的にはライ麦が入っているシンプルなパンが好みでした。
具材を混ぜ込んだパンでは、レーズンとクルミが入っているものがイイナと思います。

皆それぞれの好みがあると思いますので、気になるパンがありましたら、ぜひお試しを
（地方発送ＯＫ）

　　　　
　ドイツパン職人工房　「Wald」 　ヴァルト

　　　山梨県甲府市上石田3-3-15
　　　TEL. 055-230-2161　　FAX. 055-230-2162
　　　http://www.d-wald.com/
　　　E-MAIL meister@d-wald.com　


※都内では「出口屋」（ワインショップ、私のよく知る店でした！）にも置いているそうです
　（目黒区東山２－３－３）

ドイツパン職人工房「ヴァルト」のパン【前編】

第2回ドイツパンクラブで紹介した、ドイツパン職人工房「ヴァルト」 （山梨県甲府市）のパンを、家でゆっくりと味わうという贅沢が機会が訪れました。
第3回ドイツパンクラブに参加されるというお店のスタッフのHさんにお願いして、たくさん持ってきていただきました。
Hさん、甲府から重いパンを下げてきていただき、本当にありがとうございます。

ずっしり重い袋の中に入っていたのは、なんと全９種ものパン！
多彩なパンの中から、まずはライ麦の入ったパンから紹介していきたいと思います。



Landbrot ラントブロート　　350円

ライ麦50%、小麦50%、塩、モルト、自然酵母（サワー種）、甲州酵母、生イースト

ラントブロートは第2回パンクラブの時にも出された、ライ麦と小麦粉が半々のパンで、ライ麦に慣れない人にも食べやすいタイプだと思います。
私はこれを軽～くトーストし、バターを塗っていただくのが好きです。
クリームチーズやパテもオススメ。とにかく、オールマイティーのパンで、ほっと落ち着くおいしさです。


Nussrosienenbrot　ヌスレーズン　　450円

ライ麦粉、小麦粉、塩、自然酵母（サワー種）、甲州酵母、モルト、レーズン、くるみ、オレンジピール、生イースト。

“ヌス”は“クルミ”なので、クルミとレーズンの入ったライ麦パンです。この組み合わせは鉄板ですよね？オレンジピールも入り、華やかな甘さがステキです。

ライ麦パンはそのまま食べるのが普通のようですが、軽くあぶると甘さがより引き立つように思います。個人的には塩気のあるブルーチーズや熟成したウオッシュチーズとのマリアージュが好みです。



Roggenrosienen　ロゲンレーズン　　110円

ライ麦粉、塩、自然酵母（サワー種）、くるみ、レーズン


ロゲンレーズンは小さなカットのレーズン入りライ麦パン

ずしっと重いタイプですが、手頃な小さいカットなので、お試しにオススメ。
みっちり固く（ホントに固い！）、食べ応えがあります。



左）Roggenschrotbrot 　ロゲンシュロート　（1/2） 210円　　
右）Roggenschrotrosienenbrot 　ロゲンシュロートレーズン　（1/2） 360円



ロゲンシュロートは、ライ麦粗挽き全粒粉、塩、自然酵母（サワー種）、
ロゲンシュロートレーズンは、ライ麦粗挽き全粒粉、塩、自然酵母（サワー種）、レーズン、くるみ入り。

どちらも小振りサイズで、身がギュッと詰まっているタイプのライ麦パンです。
ライ麦粗挽き全粒粉の野性味のある、みっちりした感じがいいですね！



今までは、ライ麦比率の高いパンを追い求めていましたが、ライ麦と小麦が半々の絶妙のバランスのラントブロートや、さまざまなタイプのライ麦パンとの出会いで、それぞれの美味しさを実感できたことが大きな収穫でしした。

ああ、私はやっぱりライ麦パンが好き！

【後編】へ

エコかもしれないけど人にやさしくない節電

東日本大震災の後の電力不足を受け、各方面で 節電 が行われています。

スーパーやコンビニ、店舗関係の照明は納得＆ガマンできるとして、図書館の照明がひとつも付いていなかったのには参りました。
さすがに、その後は図書館内でいくつか照明が付くようになりましたが、暗くて本も探せない状態というのは“節電”といえないのではないかと・・・



駅の節電 においても、構内や通路、案内表示など、照明を落としても特に不便を感じないところもありますが、5、6台ある券売機を1台しか稼動させなかったため、チャージや切符を買う人で10数人もの列ができていた（私の最寄り駅）のは、妥当な節電だったのでしょうか？（今は複数台稼動）

また、駅のエスカレーターを止めているところが多いようで、私の最寄り駅はエスカレーターはすべて使えません。
その代わり、エレベーターは上下ホームとも動いています。

エレベーターが動いているからエスカレーターは止めても支障ないでしょう？
というのが鉄道会社の言い分かと思いますが、
エスカレーターの位置を知らない人や、エスカレーターから遠い位置のホームに降り立ってしまった人にとって、なんて不親切、と思います。

足腰が悪かったり、子供を抱えていたり、大きな荷物を持っている人などは、エレベーターのある場所を探しながら、わざわざそこまで歩いていくのも大変です。

駅のエスカレーターの節電は、たしかにエコかもしれないけれど、人にまったくやさしくないですし、バリアフリーに反するのでは？

人をセンサーで感知すると動くエスカレーターを採用している駅もありますから、節電対策で長い間エスカレーターを止めている今、鉄道会社はエスカレーターをセンサー式に切り替える工事に着手してはいかがなものでしょうか・・・

ワイン持ち寄り女子会

昨日紹介した絶品料理を用意してくれたKちゃん邸に、女子メンバーがワインを持ち寄って集まりました。



まずは、「これの感想を聞きたいんだけど、どう？」というBさん持参のCAVA。


CAVA HERETAT MASTINELL Brut Real Reserva　（スペイン）

非常に淡いペイルグリーンで、泡も香りもおとなしめ。果実味もボディも軽くスッキリとし、上品だけれど、酸がゆるめなのが物足りない感じ。クセがなく、ミネラルウオーター的で、もっとガツンとした個性があってもいいように思いました。

カバはスペイン産のお手頃スパークリングワインですが、このお値段は3,980円ほどとのこと。安いカバなら３本買えてしまうことを考えると、ちょっとコスパ的に厳しいものがありますね。
ただ、ルックスがエレガントなので、セレブな需要にはいいかもしれません。



Jean Pierre Rose　NV De Bortoli　（豪州）

これは以前に紹介した、女子会にオススメのスパークリング。
色がとにかくキレイで、雰囲気もかわいらしいので、女子が集まる席にオススメです。
シャルドネ96%＋シラーズ4%で、果実味のやわらかな甘さを感じるタイプ。
後でデザートのイチゴに合わせたらピッタリでした



山梨県韮崎市穂坂地区収穫　地ワイン　甲州　2008　メルシャン　（日本）

メルシャンが出している「日本の地ワイン」シリーズのひとつ。
各産地のワインが手頃な500mlサイズで出されているので、家庭でも開けやすいと思います。グリーンピース＆パンチェッタの料理と合わせてみたところ、豆のホクホク感といいマリアージュでした。



Kvalitetno Chardonnay 2007 Vinogorje Daruvar　（クロアチア）

Mさんのクロアチア土産！
独特のクセがあり、とても個性的な風味のするシャルドネで、酸は弱め、アルコール11.5%とライト。私はイタリアのファランギーナっぽい印象を感じました。これは貴重な体験でした



Alsace Grand Cru Pfersigberg Riesling 2005 Gerard Schueller 　（仏）

アルザス　リースリングのグラン・クリュ、しかも2005年。
酸をしっかり残しつつ、熟したフルーツ感、コク、奥行きがあり、リースリング独特のアロマにもうっとり～。リースリングの素晴らしさをしみじみ実感しました



Gigondas Pierre Aiguille 2000 Paul Jaboulet Aine　（仏）

南仏コート・デュ・ローヌのガッツリ系赤ワインで、アルコール14%。
2000年なので熟成が進み、香りはドライフルーツが入ってきていますが、飲むと酸がまだしっかりとしています。スパイシーな熟成感、なめらかさがあり、いい飲み頃を迎えていました。



Bourgogne Vieilles Vignes NV Domaine Comte Philippe Senard　（仏）

ブルゴーニュ・ルージュですが、このワインはヴィンテージ表記がありません。
が、このボトルは80年代のキュヴェを使っているのでは？という代物。
熟成したニュアンスたっぷり。パテによく合いました。



Coteaux du Layon Moelleux 1977 Les Caves de La Loire　（仏）

お祝い事のあったメンバーのために、バースデーヴィンテージのワインを持参しました。
琥珀色の深みのある外観が歴史を物語っていますが、甘さの中に酸がまだしっかりと残っています。
貴腐の風味、複雑味、深みのある、やさしい甘さの甘口ワインで、これを皆で一緒に飲めて私もシアワセでした



黒糖焼酎　「王紀」　にしかわ酒造　　（日本）

飲み足りないメンバーのために出された、奄美大島産の黒糖焼酎です。
私はこれの記憶はまったくないですが、非常にいいものらしく・・・（苦笑）



以上を６人で飲みつくしました。
私は最近からっきし弱くなったのですが、この日は翌日にほとんど残りませんでした。
きっと、たっぷり食べ、気持ち控えめに飲んでいたのが良かったのだと思います。

何よりも、気の合うメンバーの女子会だった（正確にはKちゃんのご主人もいらしたのですが。ご主人、いつも感謝です）ことで、ゆったりいい時間を過ごせたから、が一番の理由に思います。

皆さん、貴重なワインと楽しい時間をありがとうございました。
また次回（いつにします？）も楽しみにしています

パーティに使える！レストラン級の家庭料理

過日、古い友人のKちゃんからお誘いを受け、仲の良い女子たちがワイン持参で集まりました。
料理はKちゃんがいろいろと作ってくれたのですが、家でパーティーをする際の参考になること間違いなし！のメニューですので、ぜひ紹介させていただきますね




スペイン産オリーブ

素敵な器に入れただけで、こんなにオシャレな「とりあえず」の1品になるオリーブは、パーティーでは超便利な食材ですよね。
うちでも瓶入り＆缶入りオリーブは、緑や黒を取り混ぜて用意しています。




前菜２種

大皿の使い方が参考になりますね！



チコリの上に乗ってるのはインゲン豆の水煮をミキサーで潰したペースト

たっぷりかかったオリーブオイルと絶妙にマッチ



ザクッとカットしたタコとシシトウ（＆アンチョビも？）を串に刺したピンチョス

串を使ったものは、手を汚さすに食べられるからいいですね。
魚介はゴージャスで見栄えもいいので、エビ、ホタテなどでも応用できそう。



グリーンピース＆パンチェッタ　　　　　　　　　釜揚げシラス＆ミョウガ



ヘルシーな豆とコクのあるパンチェッタの組み合わせはワインのつまみにピッタリ

釜揚げシラスに刻んだミョウガを加え、コショウ、オリーブオイルで和えただけ、しかも和風素材のシンプルなこの料理が妙に気に入りました。シラスの塩気だけですが、うま味のある一皿でした。



VIRONのパンいろいろ　　　　　　　　　　　　　　キジ入りテリーヌはSさんのフランス土産

テリーヌって、ワイン好きにとっては最強の友じゃないでしょうか？（笑）
これさえあれば、パンやクラッカーなどに塗って出すだけで、嬉しいツマミになります
家にストックしておきたい食材ですね



カスレ

ご存知、フランスは南西地方の名物料理。
よく煮込まれた豆がクリーミーで、旨味たっぷり～＆滋味
しみじみおいしい料理です。味付けがホントにうまいなぁ～



ブロッコリーのペーストを和えたパスタ

円盤型のやわらかい耳パスタに、ブロッコリのやさしい味のペーストをからめたもの。
もちもちとしたパスタの食感とさっぱりしてヘルシーなブロッコリーのペーストの組み合わせがいい！思わずお代わりしてしまいました（笑）



アイリッシュシチュー

ホクホクのジャガイモがラム肉から出たダシのきいたスープを吸い込み、ほっくり滋味



チーズ


Bさん持参の旬のイチゴ　　　　　　　　　　　　　フィーヌ・ド・シャンパーヌ入りトリュフチョコ



どれもプロ級の料理ばかりで、レストラン並み！

素材の味を生かした、やさしい味わいの料理が多いので、胃腸に負担がかからずに、最後までしっかり食べられるのがKちゃんの料理素晴らしいところ
家庭でパーティー料理を作る際の参考になります。

Kちゃん、たくさん作ってくれてありがとう＆ごちそうさまでした

飲んだ「ワイン編」 はまた後日。