ワインな ささやき

ワインジャーナリスト “綿引まゆみ” (Mayumi Watabiki) の公式ブログ

ネオビストロ「&éclé」が青山にオープン!

2015-07-16 09:00:00 | レストラン&店
2015年7月16日(木)、今年の注目度NO.1になりそうなレストランが、東京 青山にオープンします。

その名は、「&éclé」(アンドエクレ)



カテゴリは、“ネオビストロ”

今や“ビストロ”はよく知られた存在ですが、“ネオ”(新しい)が付くということは、新しい何かがありそう?

オープン前のプレス発表会で披露された料理を見ると、素朴な雰囲気のビストロ料理ではなく、モダンで洗練され、オリジナリティーのあるものでした。

シェフは、「マンダリンオリエンタル東京」の開業(2005年)よりメインダイニング「シグネチャー」の初代シェフを務め、2007年からミシュラン一つ星を7年間に渡って獲得してきた オリヴィエ ロドリゲス氏

「&éclé」では、オリヴィエシェフによる“モダン&クリエイティブ”な“ネオビストロ”メニューを提供します。


オリヴィエ ロドリゲス シェフ

1971年、フランスのトゥールーズ生まれ。
フランスやイタリアの星付きレストランを経て、来日。
2005年、マンダリンオリエンタル東京「シグネチャー」のシェフに就任。
2015年7月、ネオビストロ「&éclé」(アンドエクレ)のシェフ就任。

シェフと話をすると、フレンドリーでフランクな人柄ということがすぐにわかりました。
日本在住15年ということもあり、日本語も話し、日本の文化にも食材にも精通しています。

著名シェフがレストランを担当する場合、監修のみで店にはいないケースが多い中、オリヴィエ氏は店に常駐して腕を振るい、シーズンごとの食材集めにも自ら関わるそうです。
例えば、料理に使われる野菜は長野産が中心で、シェフは畑にも足を運び、自分で選んだそうです。



さて、発表会で披露された料理を紹介しましょう。


貝と海老&カルダモン風味のエビのジュレ with キューリのクーリ

食べられる花“ボリジェ”が美しいアクセントになった前菜には、旬の野菜を使ったフレンチソース“クーリ” が使われていました。

この“クーリ”が「&éclé」の顔のひとつです。

“クーリ”には、色素や添加物は一切入れず、野菜の色や味をそのまま活かします。
野菜のソースなので重たくなく、ヘルシーで、色も美しい


この“クーリ”と、ライスやシリアルを組み合わせたメニューが、“クーリシャス”というオリジナルジャンルです。

スパイス、ハーブ、野菜、さまざまなフレーバーを絶妙なバランスで合わせ、ヘルシーに仕上げる新感覚メニューは、ランチタイムに手軽に楽しむことができます(1400円から。スープ、サラダ、パン付き)。


クーリシャス
左から)
アニス風味の赤米&チョリソーとウイキョウサラダ with フェネルクーリ
ホワイトアーモンドタイライス&かぼす風味のアンディーブ with パンプキンクーリ
黒米&スミイカとアロマティックなハーブ with たまねぎクーリ

どれも個性豊かな組み合わせ。私のお気に入りは、アニス風味の赤米とフェネルクーリ。
アニスのエキゾチックな風味に心奪われました。

※“クーリシャス”はディナータイムにも楽しめます



函館直送鮮魚のポワレ&夏豆のソテー with バジルクーリ

ディナータイムには、クーリと合わせたさまざまな“ネオビストロ”メニューが、アラカルト、またはコースでいただけます。

上記の魚料理は黒メヌケのポワレ。
緑の豆とバジルのクーリが目に鮮やかで、味わいもフレッシュ感のある一皿。



タイム風味のローストラム&長野県野菜のフリカッセ with ブラックオリーブクーリ

ニュージーランド産のミルクラムの火の入り方が絶妙!&やわらか~
私が今まで食べてきたラムの中で、1、2位に来るほどの素晴らしさでした。
アラカルトで2300円。次もぜひ食べたい!



Melon/Melon/Melon  + チョコミントフレーバーティー(by おちゃらか)

デザートはすべてにメロンを使った盛り合わせ。
アイスティーは、フランス人オーナーの日本茶フレーバーティー店「おちゃらか」の茶葉を淹れたもの。ベースが和茶なので、さっぱりした味わいで、料理のシメにピッタリ。





ミシュランクオリティーの技術+日本の食材をベースにした、オリヴィエシェフの“モダン&クリエイティブ”な“ネオビストロ”メニューと、オリジナルジャンルの“クーリシャス”。
ぜひ体験してみてください。

アラカルトは1000円~2600円。
ディナーコースは4500円(4品)、5500円(5品)

クーリシャスのランチセットは1400~1800円、ランチコースは3500円



チーズは日本産! 
野矢さん(北海道)、つや子さん(滋賀)、松原さん(広島)3種盛り合わせで1800円~




ワインは、グラス700円~、カラフェ3500円~、ボトル3500円~

ワインリストを見ると、日本のワインがいろいろと入っていました。
北海道、山形、岩手、長野、栃木、埼玉、山梨、島根、大分など。
日本のワインは、今後増やしていきたいそうです。

Bio系ワインも多く見られます。


秩父の「源作」一升瓶ボトル!



ワインリストは国別ではなく、シェフがイメージしたカテゴリごとに分けられていました。
左は白ワインの、右は赤ワインのイメージ。
それぞれのイメージには5本前後のワインが用意されていて、価格帯は3000円台、4000円台、5000円台、6000円台、7000円台~と、手頃な価格帯からバランスよくあり、国も多彩。
グラスワインも700円、900円1200円、1500円、といった頼みやすい価格設定です。





「&éclé」は、実は、あのPARCOが手掛けるネオビストロの1号店。
店内はシンプルで洗練された内装で、落ち着きがあります。

メインフロア以外に、6人用の個室があります。
個室を含め、席数は49。

シェフの肩書が華麗なので、お高い店なのかと思いきや、気軽に伺えそうな価格設定というのは嬉しいですね。

コースでしっかり食べるもよし、アラカルトとグラスワインで手軽に楽しむもよし。
他にはないオリジナリティを楽しめる店です。


&éclé (アンドエクレ)
東京都港区南青山5-5-4 ルーチェ南青山2F
TEL.03-6712-5018
営業時間:11:30~14:30(L.O.) 18:00~22:00(L.O.)
定休日:無休(年末年始を除く)
http://and-ecle.com/

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長野県が「おいしい信州ふーど(風土)大使 」新3名を委嘱

2015-07-15 10:00:00 | おいしい食べもん
2015年7月9日(木)、都内にある長野県のアンテナショップ「銀座NAGANO」において、
“おいしい信州ふーど(風土)大使” 委嘱式が行われました。

長野県では、「プレミアム」「オリジナル」「ヘリテイジ」という3つのカテゴリを、
「おいしい信州ふーど(風土)」という位置づけの下、認知度向上とブランド化を推進しています。

その中で、ネームバリューがあり、信州を愛し、主に県外での情報発信に協力できる人を、平成24年(2012年)から「大使」という形で委嘱しています。

つまり、おいしい信州ふーど(風土)大使とは、長野県の食や飲料に縁と深い造詣があり、信州のフードと風土の素晴らしさを広くPRしてくれる人、というわけですね。

平成24年(2012年)には4名の大使が就任しましたが、退任があったため(中村勝宏 大使、料理全般)、新任の大使3名が任命されました。


新任大使3名と阿部守一 長野県知事 (右端)

左より)
鹿取みゆき氏 [ワイン]
東京都出身。日本のワインに造詣が深い フード&ワインジャーナリスト。

ジョン・ゴントナー氏 [日本酒]
アメリカ、オハイオ州出身。1988年に英語教員として来日。その後日本酒ジャーナリストに。

岸本直人氏 [料理全般]
東京都出身。「ランベリー ナオト・キシモト」オーナーシェフ。高校時代を長野県松本市で過ごす。

この中でユニークな経歴を持つのは、アメリカ人のゴントナー氏でしょう。
英語教員の後に電子エンジニアとなるのですが、1994年から8年間、英字版のThe Japan Timesに日本酒のコラムを掲載していました。
現在は、日本酒を海外に普及させるさまざまな活動を行なっています。
もちろん、日本語はペラペラ。
日本酒担当の大使として、日本人以外の人選をしたのは、素晴らしい着眼点だと思います。



2012年からの大使3名(玉村豊男氏、鎧塚俊彦氏、小泉武夫氏)に、このたび新たに委嘱された大使3名が加わり、6名がおいしい信州ふーど大使となりました。
※左から2人めが鎧塚俊彦氏、左から3人めが玉村豊男氏 (小泉氏は欠席)




式の後に行なわれた阿部知事と大使とのトークセッションでは、信州の食材を使った料理とスイーツに、長野産の日本酒とワインを合わせました。


左)信州サーモン しらかばスモーク    右)アンズとフォアグラのテリーヌ

信州オリジナルの信州サーモン(八千穂漁業:佐久穂町)を白樺でスモークし、レッドカラントとサワークリムを載せたもの。
フォアグラにアンズ(杏宝園:千曲市)を混ぜ込んだテリーヌのサンド。


左)はちみつとブルーチーズ        右)クルミショコラ

ブルーチーズ(アトリエ・ド・フロマージュ:東御市)に、アカシヤはちみつ(更科養蜂苑:長野市)をかけたもの。
クルミショコラはスイーツで、サクサクしたショコラ風味の土台に、クルミがみっちり載っています。

料理は新任大使の岸本直人氏が、スイーツは先輩大使の鎧塚俊彦氏が作りました。




長野産の日本酒とワイン

日本酒は「水尾純米吟醸」(田中屋酒造店:飯山市)、「茜さす純米大吟醸」(土屋酒造店:佐久市)。

ソフトなアタックの「水尾」は、清水のようなピュアなニュアンスがあり、繊細。
コクがある「茜さす」は、ふっくらとした旨味があり、甘さも感じました。
どちらも、スイーツの「くるみショコラ」といい感じのマリアージュでしたし、アンズの酸味がアクセントとなったフォアグラのテリーヌとも絶妙でした。

ワインは、「ヴィラデストワイナリー」(東御市)のソーヴィニヨン・ブラン2013(白)と、「井筒ワイン」(塩尻市)のメルロー樽熟2012(赤)の2種。



玉村豊男さんがオーナーのヴィラデストのソーヴィニヨンが素晴らしくて、ビックリ!
ソーヴィニヨン・ブランは、これが3回めのヴィンテージとのこと。
酸がキリリ!で、果実味もしっかりとして、高い位置でバランスを取っています。
これは超オススメ!

メルロー樽熟の赤は樽の風味がまだまだ強く感じました。



味と品質が特に優れており、長野県原産地呼称管理委員会による審査基準をクリアしたワインには、上記の認定マークが与えられます。
どのワインを飲むか悩んだ時は、これが付いているワインを選ぶといいと思います。



長野県は、長寿の県として最近TVでもよく紹介されています。
その秘訣は、信州の食にあるようですから、信州の食は、これからますます注目が集まりそうです。

※信州の食情報は 下記ホームページをご覧ください。

おいしい信州ふーど(風土)ネット
http://www.oishii-shinshu.net/


なお、長野県の食品、日本酒、ワインは、東京 銀座のアンテナショップで購入できます。
※商品は随時変動するため、今回紹介された酒、ワインがショップにあるとは限りません

長野県のアンテナショップは以前に紹介しました → コチラ
※イートインコーナーで日本酒やワインの試飲ができますよ(有料)



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この夏、銀座コリドー街でハイボール100種が楽しめる!

2015-07-14 11:32:17 | ワイン&酒
銀座コリドー街のイタリアン「ネロ・オッキ」では、2015年7月13日から9月30日まで 100種のハイボールと肉料理が楽しめるフェア が開催されます。



100種ものハイボール!?

フェアのオープニングイベントとして、ニッカのウイスキーアンバサダー本田雅之氏を招いてのトークショーが同店で行なわれたので、参加してきました。


本田雅之氏

ニッカのウイスキーは、朝ドラ「マッサン」人気で、広く知られるようになりましたが、それでも、へえ~という裏話などをいろいろ伺いました。
ハイボールに最適という“ニッカ ブラック クリア”を紹介されると、もう待ちきれなくなりました(笑)

本田氏によると、「ハイボールに最適なウイスキーは クリアな味わいであること」



“ニッカ ブラック クリア” (左から2本目)は、クリアな味わいの中に甘みが感じられ、ピートのスモーキースレーバーを抑えることで料理との相性も抜群に高まるそうです。
これは覚えておきたい情報ですね。


本田氏の音頭で乾杯!



キンキンに冷え冷えの“フリージングハイボール”で喉を湿らせた後は…


左)イタリアンハイボール  右)桃フローズンハイボール

100種もあると、フルーツを使ったものの味は想像がつくものの、上記の“イタリアン”のようなネーミングのものは味の想像がつきません(笑)

メニューにオススメマーク(髭のおじさん -W.P.ローリー卿)が付いていたのを選んでみました。
イタリアンは、ちょっとエキゾチックな味わいです。
桃フローズンには、冷凍のカット桃が入っています。これは女性にオススメ。



ミニトマトが、これでもか!と、ゴコロゴ入った“トマトハイボール”はサラダのよう!
このトマトも凍っていました。
ある意味、とてもヘルシーなハイボールです(笑)




100種もあると、本当に迷いますね。
悩むのも楽しいかもしれませんが(笑)


肉料理とともに



「ネロ・オッキ」を運営する際コーポレーションの直営飲食店全店において、
2015年7月13日(月)~9月30日(水)に“夏のブラックニッカハイボールフェア”が開催されますので、お近くの店に出かけてみてはいかが?

※ネロ・オッキ以外の店舗ではハイボールのメニュー数は限定されます


Pizzeria Trattoria nero/occhi(ネロ・オッキ)
東京都中央区銀座8-3先 コリドー街(新橋寄り)
TEL.03-6228-5028

際コーポレーション “夏のブラックニッカハイボールフェア”
http://www.kiwa-group.co.jp/news/news.php?id=40

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スペインのギア・ペニン試飲会とポルトガルワイン

2015-07-13 09:00:00 | ワイン&酒
先週は同じ日に ポルトガルワインとスペインワインの試飲会 が都内の別会場にて開催されました。

ポルトガルワインに関しては、“ヴィーニョ・ヴェルデ”を中心に試飲し、先日アップした記事を見ていただくとして、今日はスペインワインの試飲会を最初に紹介しながら、この二つの国のことを考えてみたいと思います。



スペインワインの方は、今年で25周年を迎えた、スペインで最も権威あるワインガイドブックといわれる「ギア・ペニン」による、品質の高いワインだけを集めた特別なセレクションの試飲会でした。


Clos del Portal(Priorat) ※Bio


Proyecto Zorzal (Navarra) ※ベーシックなワインはお手頃でオススメ

※「ギア・ペニン」については昨年詳しく紹介した記事もご覧ください → コチラ


試飲会に先立って開催されたセミナーでは、ギア・ペニンの創設者であるホセ・ペニン氏と、リオハ・アラベサに1993年に設立された生産者団体「ARAEX」 のマネージャーのイワン・アキノ氏が登壇。


左)イワン・アキノ氏  右)ホセ・ペニン氏

「スペインワインは力があるが、広く輸出されていないために世界に知られていない」と、1991年にあるワインコンサルタントが書いたリポートを読んだリオハ・アラベサ地区の若手生産者(当時24、25歳)が刺激を受け、「それなら皆でグループを作って輸出しよう!」と設立されたのが、「ARAEX」です。

「ARAEX」は短い期間で力をつけて成長し、次はリオハ・アラベサ以外の産地のワインも売り出していこう!とスペイン各地(ルエダ、リアス・バイシャス、ラ・マンチャ、トロ、ナヴァーラ、リベラ・デル・ドゥエロ)の小さいファミリー企業6社が参加する「Spanish Fine Wines」を2001年に設立します。

2013年には著名コンサルタントのミシェル・ロラン氏とコラボした「Rolland & Galarreta」などのプロジェクトも立ち上げました。




セミナーで登場したワインは、「ARAEX」「Spanish Fine Wines」「Rolland & Galarreta」などの、どれもギア・ペニンで90点以上のもので、中には98点という超高得点のワインもありました。



いずれもモダンで、高級レストランで出てきそうな、洗練されたワインが多く、消費者の求める理想に近いものを意識している印象を受けました。

これらは、そもそも国際市場を意識しているわけですから、当然といえば当然ですが。

こうしたワインにとって、高い評価を与えてくれる「ギア・ペニン」は、力強い味方です。
しかも、「ギア・ペニン」は世界20カ国で発売されていますから、影響はさらに広がります。





日本では、スペインレストランやスペインバルが人気ですし、サッカーチーム、闘牛、サグラダファミリア、アンダルシアのひまわり、ラ・マンチャの男“ドン・キポーテ”、サンチャゴ・デ・コンポステラの巡礼、バレンシアオレンジ等々、スペインと聞いて思い浮かぶものがたくさんあります。

では、ポルトガルは?

ポルトガル由来の外来語もたくさんあり、ポルトガル料理は最も日本人の口に合う料理と言われるものの、スペインと比べると、ポルトガルのイメージは、かなりおとなしいのでは?

ワインにおいても、上で紹介したようなスペインワインの動きに比べると、ポルトガルワインは控えめかもしれません。

また、スペインならテンプラニーリョ、イタリアならサンジョヴェーゼやネビオロ、フランスはボルドーのカベルネとソーヴィニヨン・ブラン、ブルゴーニュのピノ・ノワールとシャルドネ、ドイツのリースリング、といった、パッと思い浮かぶブドウ品種がありますが、ポルトガルなら?

一般的には、いまだ“ポートワイン”の印象が強いかもしれません。

そもそも、ポルトガルワインの特徴は?

一度に、いきなり、ポルトガルワインの世界に入るのは難しそうですから、

まずは、軽いワイン“ヴィーニョ・ヴェルデ”から軽~くいかが? 

ということで、先日よりヴィーニョ・ヴェルデを取り上げていますが、このヴィーニョ・ヴェルデが、今後のポルトガルにとって、いい働きをしてくれそうな予感がします。



そんなわけで、ポルトガルでよく食べられるタコの天ぷらや、イワシの南蛮漬けをはじめ、ヴィーニョ・ヴェルデに合う料理をつまみにしながら、ポルトガルワインのことをボチボチ考えていくことにしましょう

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海風が心地よい横浜クルーズを楽しみました♪

2015-07-12 12:36:14 | お出かけ&旅行
今日も梅雨の合間の晴れ!ですが、このまま梅雨が明けてしまいそうなほどの夏らしさですね!

こんな日は、船上で海風に吹かれるのも気持ちがいいもの。

昨日は、「ヨコハマ グランド インターコンチネンタル ホテル」2Fのラウンジ&バー「マリンブルー」のリニューアルオープンを紹介しましたが、「マリンブルー」の目の前にある船の発着所から、すぐに船に乗ることができる んです。



横浜港を短時間で回る手軽なクルーズから、貸切でパーティーやウエディングをしたり、ワイン付きのディナーを楽しんだりと、さまざまなプランが各社で用意されています。



「マリンブルー」のプレス発表会の後、私も30分程度のクルーズを体験してきました。


夕暮れ時でした


ホテルの敷地からすぐの船乗り場に向かいます


これから乗る船「OCEAN BLUE」


振り返ると、ホテルやみなとみらい地区の夜景がキレイ


夕暮れ時は特別の美しさがありますね


船内の様子


ライトアップされている赤レンガ倉庫、ランドマークタワー


行き交う船もキレイです          ベイブリッジに近づいてきました


横浜ベイブリッジ


夜景はもちろん素敵でしたが、明るい昼間も気持ちよさそうです

今回お世話になったのは、RESERVED CRUISE(リザーブドクルーズ)さんです。

RESERVED CRUISE
http://www.reservedcruise.com/

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横浜インターコンチ内のラウンジ&バーがリニューアルオープン!

2015-07-11 16:17:05 | レストラン&店
横浜みなとみらい地区の「ヨコハマ グランド インターコンチネンタル ホテル」2Fのラウンジ&バー 「マリンブルー」が全面改装され、本日、7月11日(土)に リニューアルオープンします。

「マリンブルー」のコンセプトは、“海辺のリゾートをイメージした心地よい大人の空間”


店内には4つのゾーンがあります

リニューアルオープンに先だち、プレスへのお披露目会があり、お邪魔してきました。

まず、席数が増えた(92席から132席へ)にもかかわらず、開放感のある空間となっており、ゆとりと落ち着いた雰囲気を感じます。

ファブリックや家具も、“マリンブルー”を 意識し た落ち着いた色に一新され、ソファやクッションも上質なものであることがわかります。


窓一面に広がるベイフロントの景観とあいまって、リゾート気分も楽しめます



リニューアルでは バー機能が追加され、以前は22時までだった営業時間が深夜24時まで延長されたため、ティータイムだけでなく、 横浜港の夜景を一望するバーとしても利用できるようになったのは嬉しいことです。
スタンディングコーナーもあります。



バーテンダーが作るオリジナルカクテルをはじめ、アペリティフやワイン、生ビールも楽しめます。


フードイチオシは ホテル特製「ハンバーガー」(単品1800円、ドリンクセット2500円)

いいお値段ですが、ミニサイズを試食したところ、特製ハンバーグがとにかく美味しい!
バンズもむっちりとしておいしく、トマトベースソースもいいアクセントでした。



甘党にも嬉しいお知らせがあります。
リニューアルオープンを記念し、ホテル内の各レストランの人気スイーツを一度に楽しめるアフタヌーンティーセットも販売されます。


季節のアフタヌーンティーセット 3500円

ホテル内の各レストランで人気の高いスイーツを盛り合わせた嬉しいセットです。



その中からいくつか試食しましたが、私が特に気に入ったのは、イタリアのシチリア菓子「ピスタチオのカンノーリ」(右上)と、左手前のアーモンドをキャラメルで固めたもの。
フレッシュなマンゴーのタルトもオススメです。
スパークリングワインとの相性もよかったですよ



ノンアルでオススメは、サーバーから生ビールのように抽出されるアイスコーヒーです。
一見すると黒ビールのように、グラスの上部に軽く泡が見られます。
しなやかで、なめらかで、雑味なくスーッと入ってきます。
まずは何も入れず、ストレートでぜひ味わってみてください。



明るい時間帯の眺めもキレイですが


日が落ちてからもキレイです



1991年のホテル開業以来、ホテル内で一番長めの良い場所にある「マリンブルー」を改装するのは初めてことだそうです。
ブルーを基調にした色調がとても落ち着いていて、いい雰囲気です。
ソファの座りごこちがとってもよく、外を眺めながら、ずーっと&ぼーっと座っていたくなりました(笑)




マリンブルー -Marine Blue
ヨコハマ グランド インターコンチネンタル ホテル
神奈川県横浜市西区みなとみらい1-1-1 2F

■ リニューアルオープン日: 2015年7月11日(土)
■ 営業時間: 10:00~24:00(23:30LO)
■ 席数: 132席
■ 予約・問合せ先: 045-223-2332 (マリンブルー直通)

http://www.interconti.co.jp/yokohama/restaurant/restaurant/marine_blue/index.html

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みんな意外と「ヴィーニョ・ヴェルデ」好き!?(笑)

2015-07-10 09:00:00 | ワイン&酒
昨日、ポルトガルの軽やかなワイン“ヴィーニョ・ヴェルデ”について書いたところ、
皆さんから「好き」という反応がたくさん返ってきた ので、驚いています。

実は、ヴィーニョ・ヴェルデ好きって、意外と多いのかも?

そこで、今年の3月にドイツのデュッセルドルフで開催されたワイン&スピリッツの国際展示会「ProWein」 で感動した、ヴィーニョ・ヴェルデのコーナーを改めて紹介したいと思います。

すでに ProWein初日リポート を現地からアップしていますが、ごく簡単なものでしたので、いい機会ですから、ここでドーン!と(笑)




会場で圧迫感のあるヴィーニョ・ヴェルデのブースを見つけた時、胸が高鳴りました



上の画像と下の画像は違うワインが並んでいるのがわかりますか?
その数、40数種!

これ以外にも、各社のブースがありました。



産地はポルトガル北西部、大西洋に面したヴィーニョ・ヴェルデ地方になります。
サブ地域がいくつかありますが、そこまで覚えずとも、気楽に飲みたいワインです。



だけでなく、ロゼ、赤、スパークリング もあるのは、昨日も説明した通り。



よく使われているブドウ品種としては、

白ブドウ:アベッソ、アリント、アルバリーニョ、アザール、ロウレイロ、トラジャドゥーラ、バトカetc...

黒ブドウ:アマラル、アルヴァレリャオン、バデイロ、イシュバデイロ、ペドラル、ハーボ・デュ・アニョ、ヴィニャオンetc...

地ブドウが多く、耳慣れない名前のものが多いので、これを覚えるのは至難の業。

生産者に「ブドウ品種は?」と訊くと、「えー、とりあえず地ブドウいろいろ」(笑)



エチケットが楽しいものが多く、飲んで味わいが良かったものを中心に撮影してきました。



右の 鳥のエチケットがかわいいワイン(AREAL 2014 Quinta da Pousada)は、エチケットの雰囲気も味もかなりお気に入りの1本。

左の水色のグラスの絵のエチケットも楽しくていいですね。



ヴィーニョ・ヴェルデ地方ワイン生産者委員会の認証シールも確認しましょう



気づきませんでしたが、今週来日した生産者で、昨日紹介したところのブースもProWeinで立ち寄っていました。




ライトでフレッシュなヴィーニョ・ヴェルデには、栓はスクリューキャップが最適なのでは?と私は思いますが、実際にはコルク栓のヴィーニョ・ヴェルデの方が多かったです。
ポルトガルがコルクの産地だからですね。



とはいえ、スクリューキャップも増えてきています(右上のワイン)
このワインはアルコール9.5%。この軽さが嬉しい。



ProWeinで数多くのヴィーニョ・ヴェルデにワクワクの私でしたが、現地では、もっとたくさんの種類のヴィーニョ・ヴェルデがあることは間違いありません。

いつか、ヴィーニョ・ヴェルデを訪ねる贅沢な旅に出てみたいものです(笑)

とりあえず、さあ、今年の夏はヴィーニョ・ヴェルデで軽やかに

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いよいよブレイク?ポルトガルのワイン「ヴィーニョ・ヴェルデ」

2015-07-09 10:03:50 | ワイン&酒
今週、ワインズ・オブ・ポルトガルが都内で開催したポルトガルワインの試飲会に出かけたところ、私の好きな“ヴィーニョ・ヴェルデ”がドーン!と15社も紹介されたコーナーがありました。これは嬉しい!



“ヴィーニョ・ヴェルデ”は、ポルトガルの北西部のヴィーニョ・ヴェルデ地方でつくられている軽やかなワインです。

ヴィーニョはワイン、ヴェルデは緑という意味なので、直訳すると“緑のワイン”。



“グリーンがかった色調で、フレッシュで爽やかな、少々発泡もある軽い白ワイン”
というのが、かつてのヴィーニョ・ヴェルデのスタイルでしたが、今は、ロゼワインも赤ワインも、しっかりとした発泡のスパークリングスタイルもあります。



でも、どのヴィーニョ・ヴェルデをとっても、「軽やか」「アルコール低め」という点が共通しています。



アルコール度数10%前後が多いので、暑くてムシムシする日本の夏には、ライトなアルコールとサッパリ感は嬉しいと思います。

日本の味覚にも気候にもヴィーニョ・ヴェルデはピッタリ!

ブレイクすること間違いなし!

と、2013年の年頭に書きました が、なかなかブレイクしてくれません(笑)

それでも、日本で15社のヴィーニョ・ヴェルデが紹介され、多数の生産者が来てくれたのは、嬉しい驚きでした。



複数のブドウ品種をブレンドするヴィーニョ・ヴェルデが伝統的ですが、単一品種のヴィーニョ・ヴェルデも多く見られました。



まったり感、しっとり感のあるもの、厚みのあるもの、甘さを表現したものetc... と、ヴィーニョ・ヴェルデのスタイルも多様化してきています。



個人的には、フレッシュで軽~く、スッキリ飲める伝統的なスタイルがお気に入り。
フードとのマッチングがしやすいのがいいですね。

また、ボトルやエチケットデザインが華やかで爽やかなものにも惹かれます





ヴィーニョ・ヴェルデと認められているワインには、ヴィーニョ・ヴェルデ地方ワイン生産者委員会が発行する番号付きのシールが貼られています。



ヴィーニョ・ヴェルデは、明るいうちから飲みたくなる、ほろ酔いワインかなぁ~

価格的にはお手頃のものが多いので、まずはベーシックなものをぜひどうぞ。

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ミルキーなペコリーノチーズの魅力@トスカーナ

2015-07-08 10:00:00 | おいしい食べもん
トスカーナに行って、トスカーナのチーズを紹介しないのは片手落ちなので、
今日はトスカーナで出合ったチーズを取り上げます。
※トスカーナ以外のイタリアのチーズの話 → コチラ


トスカーナ州のキアンティのワイナリーを回っていると、ワイナリーで必ずといっていいほど出してくれるのが、チーズです。



トスカーナのDOPチーズには、羊の乳を原料とする 「ペコリーノ・トスカーノ」(Pecorino Toscano)があります。
トスカーナ州全域でつくられる、直径20cm前後、1.5~2kgほどの大きさのセミハードチーズです。

※DOPは原産地呼称


ペコリーノ・ロマーノとサラミの魅惑的な盛り合わせ

ほかに、ローマ近郊が発祥の古い羊乳チーズDOP「ペコリーノ・ロマーノ」(Romano)もトスカーナ州でつくられていて、DOPではありませんが、シエナの羊乳チーズ「ペコリーノ・セネーゼ」(Senese)も有名です。

「ペコリーノ・ロマーノ」は、8~12kgにもなる大型のチーズで、「ペコリーノ・セネーゼ」は、ペコリーノ・トスカーノとほぼ同サイズ。
この二つの違いは、パッと見ではわかりにくいかもしれません。

日本では、チーズは長期間熟成されたものが人気ですが、トスカーナでは、フレッシュなペコリーノがよく食べられています。


左)Pecorino fresco 右)La Pecora Vera media stagionatura (BUSTI社)

ペコリーノ・トスカーノの最低熟成期間は2週間。
フレッシュなタイプは、“フレスコ”(fresco)と呼ばれます。


上のホールタイプをカットしたもの、左)フレスコ、右)ミディアムのスタジオナート

若い状態だと、質感がむっちりし、口の中でクリーミーに溶け、ミルクの風味がしっかり感じられます。
こんなミルキーなペコリーノって、初めて!

もちろん、熟成されたペコリーノもあり、イタリアではそれも近年人気ということですが、私は、しっとりミルキーなペコリーノのおいしさにノックアウト!でした。

※熟成タイプのペコリーノ・トスカーノは“スタジオナート”(熟成最低4カ月)、オリーブオイルを表面に塗って6カ月以上熟成させたものは“オーロ・アンティコ”と呼ばれます


左がフレッシュでやわらかいタイプ

日本では、熟成が長いものが上等、とする消費傾向があり、それもそれでいいと思いますが、ミルクの風味が残る若いチーズも本当においしい!


ミルクの風味にほっこりします

例えば、フランスで一番よく食べられているチーズ“コンテ”も、長い熟成期間のものが日本で人気ですが、これもぜひ、若い状態のものも食べてみてください。


これはパルミジャーノ系のような旨味たっぷりの味わいでした


地元で普通に食べられているイタリアのチーズが魅力的でした




こんなテーブルが登場すると、それだけでうっとり


これもペコリーノ?


ミルクの風味が豊かな若いチーズのやさしい味わいにほっとさせられたトスカーナの旅でした

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イタリアのスーパーで入手したチーズ

2015-07-07 09:00:15 | おいしい食べもん
外国へ行ったなら、スーパーマーケットにぜひ寄りたい!

今回、フィレンツェを散策するにあたり、スーパーはぜひいくつか回りたい、と思っていましたが、ホテルでもらった市街地図がうまく読めず、かなり迷いに迷い、それでも偶然、大手スーパーチェーンの「CONADO」(コナド)に遭遇。

そこで、地元の人に食べられているチーズ2種を購入。


Perla D'Oro Pecorino CLA (サルデーニャ)

調べたところ、イタリア南部サルデーニャ島の羊のチーズでした。
“ペコリーノ”は羊ですからね。



ほどよい弾力があり、むっちりとした食感のチーズで、ミルクの風味がしっかりあります。
塩気はかすかに感じるほどマイルドでした。
室温にしばらく置いておくと、よりクリーミーになり、食べやすいチーズでした。

※CLAは 共役リノール酸(CLA=Conjugated Linoleic Acid)




ASIAGO Vecchio DOP (ヴェネト)

アジアーゴ・ヴェッキオ DOPは、ヴェネト州、もしくはトレンティーノ・アルト・アディジェ州の一部でつくられる牛のミルクのチーズで、加熱圧搾タイプ

元々はアジア―ゴ村(ヴェネト州)の山麓で飼育される羊のミルクからつくられていましたが、現在は牛が主流になってきています。
“ヴェッキオ”は“古い”という意味。


表皮に“ASIAGO Vecchio”の文字が見えます



セミハードタイプで、うま味が凝縮しています。
扱いやすいし、塩気はほどよく、ワインのつまみにもってこいでした



いずれのチーズも、1~2ユーロ前後。
スーツケースに余裕があれば、あれこれ買いたかったです(笑)

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ソーヴィニヨン・ブランと桃のお手軽マリアージュ

2015-07-06 16:32:16 | ワイン&酒
先週の水曜日に開けて、まだ全然衰えを見せないのがコチラ。


Kapuka Sauvignon Blanc 2014 (Marlborough, New Zealand)

家飲み用のワインを求めてスーパーに出かけたところ、涼しげな葉っぱのデザインのラベルのこの「カープーカー」を発見。
価格も1000円前後(だったと記憶)とお手頃。
ニュージーランドのマールボロ地区のソーヴィニヨンなら、外すことはないでしょうし。

若々しくフレッシュな酸のあるソーヴィニヨンで、ソーヴィニヨンらしい風味、特徴がちゃんとあり、果実味もほどよくしっかりしています。でも、too muchな感じはありません。
アルコール度数は13%。



最初、冷たくキーンとした状態で飲んだのですが、ややストイックに感じたので、少し温度を上げて飲んだところ、果実味がふっくらとして、よりおいしく感じました。
これはあまり冷やしすぎない方が良さそうです。

ここで、ふと思いました。

このやわらかさなら“桃”に合いそうじゃない?




そこで、今年初の (山梨産 白鳳)を合わせてみたところ、バッチリのマリアージュ

ふっくらとした果実味のソーヴィニヨンの風味が、甘くジューシーな桃とよく合う!

この組み合わせが合うのなら、「桃+生ハム」を前菜として 、カープーカーのソーヴィニヨンと一緒に出すのもいいかもしれません。

桃の出回る季節ならではの、ちょっとしたおもてなし料理使えそうです。

(輸入元:メルシャン株式会社)

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フィレンツェ中央市場で名物のモツ煮パニーノを食す

2015-07-05 16:56:06 | おいしい食べもん
フィレンツェの街を散策するにあたって、どうしても行きたい場所がありました。
それは、フィレンツェ中央市場 -Mercato Centrale

さまざまな食材が買えるほか、イートインやフードコートもある というのですから、これは行かねば!

その中でも外せなかったのが、行列のできる食堂 「NERBONE」(ネルボーネ)

メルカート(マーケット)の1Fの隅にある店で、“ランプレドット”(Lampredotto)というモツ煮が人気ということなので、ぜひこれを食べてみたかったのです。


ランプレドットのパニーノ(3.5ユーロ)  赤ワイン(1.5ユーロ) NERBONE

日本でいうハンバーガー風のパンは、薄いビニールの袋に包んで渡されます。
パンの間に牛のモツがたっぷり挟まれていて、ボリュームがあります。

モツはやわらかく煮込まれていて、味付けも塩辛さはまったくなく、ちょうどいい塩梅。
サービスの際に、モツの上に赤いチリソースと緑のソース(バジル?)をかけてくれます。
パンもむっちり感があり、モツとよく合って食べやすかったです。

赤ワインは藁に包まれたキアンティワインのボトルから注がれました。
もう本当に気軽なワインで、モツ煮込みにはいい組み合わせでした。



ランチにボリュームたっぷりのパニーノと赤ワインをいただき、合計5ユーロ。
なかなか優秀。
ただし、パンにかぶりつくと手がベタベタになるので、ウエットティッシュ持参は必須です。




「ネルボーネ」はメルカートの中で長い行列ができる店として有名で、私が行ったときも、10人くらいの列ができていました。

順番が来るとレジで注文を言い、お金を払い、パニーノの場合はレシートをもらい、右手のカウンターで受け取ります。

カウンターのおじさんにレシートを見せてもなかなか話が伝わらず、さあ、困った。
パニーノは、モツと牛肉の2種類あり、私が欲しいのはモツの方。
モツならトリッパ?ランプレドット?
そう言ってもさっぱりわかってもらえず、おじさんが発した言葉で「ストーマ」というのを耳にしたので、もしや、ストーマとは英語のスタマック(胃)のイタリアバージョンでは?と気づき、「ストーマ、ペルファヴォーレ!」

ようやく受け取ることができました。
通路を挟んで店の前に並ぶテーブル席に自分で運び、やれやれ…

※イタリア語で「胃」は「stomaco、ストマコ、ストーマコ」と、後で判明



ここでサクッと簡単に食べたい人はパニーノがオススメですが(女性ならこれだけで充分かと思います)、何人かいる場合は、パン抜きのモツやカプレーゼなどの一品料理をいくつか頼むといいと思います。
メニューと値段は店のカウンターに出ていますので、よく見て注文するといいでしょう。

ただ、混雑して長居しにくい雰囲気なので、サクッと食べて、という感じです。
食べ終わったゴミはゴミ箱が、料理のお皿は下げる台が用意されています。
また、店の係りの人が時々回っていますので、ゴミやお皿を渡せばOKです。



NERBONE
Mercato Centrale 1F
メルカートの建物1階の四隅の一角を探してください


フィレンツェ中央市場
Mercato Centrale, 50123 Firenze

メルカートのリポートはまた改めて。


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フィレンツェ在住のルカが教えてくれたジェラート屋

2015-07-04 17:50:14 | 甘いもん
先週一週間は イタリアのフィレンツェ周辺を旅して いました(旅の理由→コチラ

イタリアに行けば、ジェラートがたっぷり食べられる

しかし、その期待もむなしく、なかなかジェラートにありつけません。

が、フィレンツェ市街のレストランでディナーの機会があり、デザートにジェラートは出てこなかったものの、外に出ればまだ店が開いていたため、ジェラート探しが始まりました。


街の中心のリパブリック広場周辺には何軒ものジェラート屋がありましたが、フィレンツェ在住のルカのイチオシという店に連れて行ってくれました。


電飾がポップで華やか~


ルカがイチオシするジェラート専門店 「Festival del Gelato」

念願のジェラートを食べたい気持ちはありましたが、食事でお腹が苦しく、ギブアップ。
Aさんのジェラートとひとさじお裾分けしていただきました。


バニラ&ピスタチオ  3ユーロ

どちらもおいしい~
次は昼間にまた絶対来よう!と固く決心しました



この日はすでに夜中0時すぎ



しかし、フィレンツェの中心リパブリック広場には人がたくさんいて、中には20歳以下と思われる若いグループも。
イタリアでは、こんな夜遅くまで若者が遊んでいても大丈夫なの?と、ちょっと心配になりました。


リパブリック広場の真夜中のメリーゴーランド



さて、次は昼間です。
真夜中のジェラートから4日後の最終日、夕方の飛行機までフィレンツェ散策をしている途中で再び Festival del Gelato」に寄り、念願のジェラート!


カッサータ&レモン  3ユーロ

ピスタチオがおいしかったので、リピートしたかったのですが、目を惹かれたシチリアのアイスクリームケーキ“カッサータ”(ナッツ、砂糖漬けフルーツ、リコッタチーズ入り)と、サッパリ系の“レモン”をチョイス。
どちらもシチリア系ですね(笑)



店内にはファストフード店のように椅子やテーブルがあるので、座っていただけます。
わたしもここに辿り着くまでにかなり歩いて疲れたので、ほっとひといきつけました。

まわりを見ると、5種類ほどをてんこ盛りにした30代くらいの男性(ベビーカー連れ)が!
ちょっとむさくるしいアラサー男性3人組など、地元民ぽい男性も多く見られました。
そういえば、ここを紹介してくれたルカもアラサー男性でした(笑)



同じ場所の昼間のメリーゴーランド -夜の方がキレイかもしれません



フィレンツェの街を散策すると、ジェラート屋は本当にたくさんあります。
ガイドブックで評判の店に行くもよし、地元っ子が推す店に行くもよし、ぜひ自分好みの店を食べ歩いて探してみてください。

Festival del Gelato
Via del Corso, 75 50122 Firenze
http://festivaldelgelato.com/

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「バリューボルドー100」はワイン選びに超お役立ち!

2015-07-03 11:05:19 | ワイン&酒
誤解を恐れずに言うならば、フランスワインの中で、私が最も選びにくいと思う産地が、実は ボルドー です。

シャトー・マルゴーやムートンをはじめとしたメドックの格付け、という目安はあります。
しかし、それらは特別な時に開けるハレのワインで、デイリーに、または週末や月末など、ちょっといい料理を作った時に開けたいものをチョイスする際には、ボルドーはなかなか選びにくいなぁといまだに感じています。

私のまわりでも、ボルドーワインを選ぶのって難しい…、おいしいのに当たるといいなぁ…、という声をよく聞きます。

そこで活用したいのが、「バリューボルドー100」です。



ボルドーワイン委員会(C.I.V.B.)によるもので、毎年、日本のインポーターからエントリーされた1000円から3500円の価格帯のワイン(今年は460本)の中から、上位100本を「バリューボルドー100」として選出しています。

7月2日、都内で開催されたメディア発表会に参加し、バリューボルドー100本を私も試飲してきました。



選出は日本のワイン業界を代表するテイスター10名によって行なわれます。

今年のテイスターの中での注目は、山梨県のワイナリー「ルバイヤート」の大村春夫さん


大村春夫さん(左から2人め)

大村さんの人柄もあり、かなり昔から私が仲良くさせていただいている醸造家です。
日本の醸造家がバリューボルドーのテイスターに選ばれたのは初めてかもしれません。

ボルドーで修行された大村さんは、今回のテイスティングで、山梨の自分のワインはボルドーに勝てないなぁ、と思ったそうです。
(いえ、そんなことありません)

「高いワインが美味しいのは当たり前。今回のバリューボルドー100はコストパフォーマンスがとてもあり、どの料理にもムダなく対応してくれるのが良かった」と大村さん。




10名のテイスターによりセレクトされた100本は、「さわやかな白」、「コクのある白」、「万能のクレマン&ロゼ」、「軽快な赤」、「重厚な赤」、「甘めの白」の6つのカテゴリに分けられて紹介されています。



100本すべては飲めませんでしたが、気になったものを中心にいくつか飲んできました。



バリューボルドーの公式サイトの載っているガイドには、ワイン100本にそれぞれコメントが付いているので、それが大いに参考になります。



重厚な赤ワインから、スパークリング、ロゼ、甘口まで、多彩に揃います。


ボルドー名物のお菓子「カヌレ」 なめらかでコクのある赤ワインに合いました

バリューボルドー100は、ボルドーワインのワイン選びに悩んだ時に、ぜひ参考にしたいお役立ちガイドです。
※ガイドブックは公式HPからダウンロードできます
http://www.bordeaux.com/documents/100-Value-Bordeaux-2015_brochure.pdf

ボルドーワイン公式HP
http://www.bordeaux.com/jp

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7/1より「ソアーヴェ・バイザグラスキャンペーン」が始まってます!

2015-07-02 09:00:00 | ワイン&酒
イタリアを代表する白ワインのひとつ“ソアーヴェ -SOAVE”がグラスワイン1杯から楽しめる 「ソアーヴェ・バイザグラスキャンペーン 2015」が、7月1日から日本全国のレストランでスタートしました。

イキイキとした酸とミネラル感が心地よい白ワイン“ソアーヴェ”は、蒸し暑くてダラ~りしがちな日本の夏にピッタリ

あっさり軽やかに飲めるタイプから、ミネラリーで骨太なタイプ、樽を使った熟成タイプetc...と、実に多彩。
さらには、甘口のDOCG Recioto di Soaveもあります

ミネラル感のある白ワインが好きな私にとって、ソアーヴェは大好きな存在。

ちょうど先週はイタリアのトスカーナ州に出かけていましたが、キアンティを巡る旅なので、当然、毎日毎日赤ワイン三昧。
陽射しも強くて干からびそうになった身に、キリッと冷えたソアーヴェが恋しい!と思ったのは、内緒の話です(笑)

※キャンペーン詳細は公式サイトをご覧ください(下記で紹介)



ソアーヴェ・バイザグラスキャンペーン 2015

キャンペーン期間:2015年7月1日(水)~8月16日(日)

参加ワイナリー&企業一覧:http://www.soavestyle.jp/consorzio2015/index.html

参加レストラン一覧:http://www.soavestyle.jp/restaurant2015/index.html

主催:ソアーヴェワイン保護協会  http://www.ilsoave.com

公式サイト:http://www.soavestyle.jp


【参考】
    ☆2014年のバイザグラスキャンペーン紹介 → コチラ

    ☆2014年のバイザグラスキャンペーン優勝店の紹介 → コチラ

    ☆Soave再発見リポート【前編/後編】で紹介 → コチラ


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