MAYU CLUB ~学校司書まゆみの絵本棚~

子ども達が小さい頃から、絵本の読み聞かせを続けてきた、本について学び続ける学校司書MAYUの絵本リビング育児★

絵本の読み聞かせの“MAYU CLUB” ~学校司書まゆみの絵本棚~ へようこそ!!

“MAYU CLUB” ~まゆみの絵本棚~ は絵本の読み聞かせにハマったMAYUが、絵本やインテリア、自分の育児などについて思ったことを綴っています。 高3の息子と中1の娘の母で、現在は学校図書館で司書として働いています。

今学期最後!読み聞かせボラのおはなし会

2014年07月17日 | 絵本の読み聞かせボランティア(小学校&公共図書館)
最近ブログがすっかりスロー更新ですが、
夏休みに入ると家事や育児の量が増えるので、
しばらくはスロー更新でいこうと思います。

昨日、今学期最後の読み聞かせボラのおはなし会(小学校)に行ってきました。
息子と同じ学年で、顔なじみの子がいるクラスだったので、とても読みやすかったです。

最初は子ども達も落ち着きがなかった子も、
科学絵本をゆっくり子ども達と確認しながら読んでいったところ、
ぐいぐい入ってきてくれたので、子ども達と気持ちが一つになり、
お互いおはなし会を楽しめました。

私は科学絵本で、内容が物語のようになっているものを、
できるだけ取り入れるようにしています。

なぜなら、今学校でやっていることや、身近な自然のことなどが、
子ども達は大好きで、もっと知りたいと思っているからです。

プイッ!としている態度をとっている子がいても

「あぁ、今そういう時期よね~~」

と、どこか余裕をもって受け止めながら絵本を読めたので
息子の反抗期への対処が、こんなところで役に立ってくれました。(1)

科学絵本のあとにもう1冊読み、そのあとに教科書で読んでいる作品の、
他のシリーズ本をブックトークで紹介。

ブックトークはまだまだ練習が必要だと思いましたが、
1分くらいでできるので、読み聞かせの時間が少しあまった時にいいなと思いました。
ブックトークはまだまだ改善の余地があるので、経験を積みたいところ。

今学期の読み聞かせボラはこれでおしまいです。

9月まで、集団の前で絵本を読む機会がないのが寂しいですが、
間の開け方や、子ども達と呼吸を合わせる感じなど、
少しずつですが、気持ちが一つになる感じがわかってきました。

子ども達との距離も縮まってきたので、
この調子で読み手と聞き手がいい関係を築いていけたらと思います。

今、2年生の子ども達が、6年生になった時には、
いったいどんな関係が築けているのか・・・?!

あと少ししたら無関心を装ってくるでしょうが、
低学年の頃から一緒に絵本を読んできた仲間として、
何かお互いが感じあえたらいいなぁと思いました。

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【注】

(1)過去ログ 「絵本の勉強量を減らし、子どもと過ごす時間を増やす」 参照。

【今日(昨日)読んだ本】

★ 新開孝 写真/ 小杉みのり 構成・文 『生まれたよ!セミ』 岩波書店、2013年。
「セミの卵が成虫になるまでを写真で紹介。文章もわかりやすくていいです。ボラでもOK!」(151/200 絵本)

★ オリヴァー・ジェファーズ 作&絵/ 青山南 訳 『あっ、ひっかかった』 徳間書店。
「海外らしい発想の絵本。面白いので、物語のあとなどに読んでも。読んであげると楽しさ倍増。」(63/100 再読)

★ 西村敏雄 作・絵 『アリのおでかけ』 白泉社、2012年。
「アリさんどこへいくのかな?繰り返しが楽しい参加型絵本。2,3歳向け。」(152/200 絵本)

★加古里子 文・絵/ ヴェ・ヴィクトロフ&イ・ベロポーリスカヤ 原作 『マトリョーシカちゃん』 福音館書店、1992年(こどものとも傑作集)。(153/200 絵本)


読み聞かせボラのイベント当日

2014年07月14日 | 絵本の読み聞かせボランティア(小学校&公共図書館)
早いもので、読み聞かせボラのイベントが終わり、10日以上が経ちました。

このままだと記録を残しそびれてしまいそうなので、活字にしたいと思います。

年に1回やる、学校の読み聞かせボランティアのイベント時期が、
今年は夏休み前に決まり、1ヶ月ほど毎週練習を積んでいました。(1)

今回やったパネルシアターは、私達にとって初の試みで、
わからないところも多かったのですが、役割分担をし、(2)
息を合わせながら練習をしていきました。

おはなしを読む私と、紙人形を出してくれる人との呼吸を合わせることを、
とても大切にしました。
バタバタするのでなく、丁寧に作業することを心がけていたように思います。

本番前日にパネルシアターのセッティングをしたかったのですが、
学校側が前日にその会場(特別教室)を使うため、前日にセッティングができず、
当日の朝、朝早く会場に足を運び、みんなでセッティングをしました。

最初は当日の朝のセッティングの時間が、そんなに早い時間ではなかったのですが、
この時期、私が朝に体調を崩すことが多かったので、
メンバーに場合によっては朝早く行けないかもしれないことを話しました。

すると、それなら少し早めに集まろうということになり、
早めに集まってセッティングしたことが、余裕に繋がり、
本番前に少し練習をする余裕もできたので、バタバタしないですみました。

下の子が小さかったり、朝早すぎると我が子もまだ家にいたりと、
壁はいろいろあったのですが、当日の朝、早めに行けて本当に良かったです。
バタバタした状態で本番に入ると、うっかりが多くなる傾向にあるので・・・

本番は少しミスがありましたが、致命的なミスではなかったので、
「大丈夫。みんなうまくできたね!無事で来てよかったね!」
と、声を掛け合いました。

忙しい中、練習の時間を作り、準備をしてきたということだけでも、
メンバーにとっては大変なことだったのは、私もよくわかっていました。

下の子が小さい、働いている、病院に通院しているなど、
みんなそれぞれ忙しい中、時間を作って練習していたのです。

携帯電話のメールでも、CCでみんなにメールをし、
意見を出し合ってどうするかを決めてきました。

私は中心になって意見を言ったり、企画をするタイプですが、
いくらそれをしても、メンバーがついてきてくれなかったら、
読み聞かせボラのイベントはできません。

しかし、メンバーは前向きに参加し、意見もしてくれたので、とても助けられ、
「自分ばかりやっている」といった孤独感を、全く感じませんでした。

いい感じで役割分担ができており、メンバーひとりひとりのことを、
みんなが尊重していたので、本番もいい流れでやることができたと思います。

子ども達のリアクションは、その時はあまりよくわかりませんでしたが、
その日の放課後など、道を歩いている私に、子ども達が

「ありがとうございました!!」

と、声をかけてくれたり、私の顔を見ると嬉しそうにしてくれる子ども達がいたり、
他のメンバーからも、子ども達からお礼を言われたなどと連絡があったので、
子ども達も楽しい時間を過ごせたことがわかりました。

練習をしていて、わからないことなどが多かったので、注意点を書いた台本や
今回使ったお手製のポスターなどは処分せず、パネルシアターのアイテムの中に入れ、
次にやる人の何らかの参考になるようにしてみました。

今回よかったなぁと思った点は、

みんながいいものを作り上げたい!!

という気持ちが強かったことです。

最初はこの気持ちがそんなに強くなかったのですが、
練習を重ねていったら、だんだんきちんとやりたいと思う気持ちが強くなってきたので、
前向きな言葉をかけ、励まし合いながら練習をすることができました。

読み聞かせのイベント関係は、学校などでやる場合は
一人でやることが少ないので、チームワークが大切になってきます。

メンバーによっては考え方の温度差もあると思いますが、
自分の希望ばかりを通すのでなく、
みんなと話し合って、メンバーでうまくやることを目指した方が、
いい結果に繋がりやすいです。

注意点などがある場合は、言い方に気を付けて伝えると、
相手を否定するような伝え方になりません。
何かを押し付けたりすることは、絶対しないようにします。

一人で頑張ろうとするのでなく、みんなに声をかけながら、
一緒に決めていくのが、やっぱりいいなと思いました。

体調崩したりしてしまったりして、迷惑をかけてしまったけれど、
いろいろ助けてくれて、ありがとう!!

私の至らない部分をカバーしてくれた、ボラのメンバーに感謝です。

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【注】

(1) 練習に関しては、過去ログ 「読み聞かせボラのイベント練習開始!」 「気持ちが一つに!読み聞かせボラのイベント練習」 「明日はいよいよ読み聞かせイベント本番」 参照。

(2) パネルシアターは一人でやることが多いが、学校の読み聞かせボラなどでは、何人かですることがある。

【今日(昨日)読んだ本】

★ 森枝卓士 文・写真 『手で食べる?』 福音館書店、2005年(たくさんのふしぎ傑作集)。
「食事を未だに手で食べる癖がある息子に。導入のページが面白く、子どもの共感をそそる。」(148/200 絵本)

★ 森枝卓士 文・写真 『カレーライスがやってきた』 福音館書店、1992年(たくさんのふしぎ傑作集)。
「日本の子供はカレーライス好き。子どもの心をつかむ、カレーの歴史!自宅での読み聞かせにも。」(149/200 絵本)

M.H.エッツ 文&絵/ 石井桃子 訳 『森のおばけ オーリー』、岩波書店、1974年。
「『もりのなか』のようなタッチの絵で、漫画の様なコマ割り。白黒の世界がなんともいえません!」(150/200 絵本)

絵本関係を細く長く続けるためにも・・・

2014年07月04日 | 絵本の読み聞かせボランティア(小学校&公共図書館)
病み上がりのままバタバタが続いていたり、
室内のパソコンの無線LANが壊れてしまったりで、
なかなかゆっくりパソコンに向かえないので、近況を少しだけ・・・
今はLANケーブルを直接パソコンに繋げて書いています。

おかげさまで、読み聞かせボラのイベントを無事終えることができました。
そのことをことは後日ゆっくり書きたいと思います。

優先順位の関係上、ブログが後回しになっていますが、
代わりがいないことや、ここぞというときは、悔いのないよう頑張りたいので、
どうか応援してやってください。

まだ不調なのですが、今日は絶対参加の日なので行ってきます!!

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★ レオ=レオニ 作・絵 『せかいいち おおきなうち』 好学社、1969年。
「ドキッとする内容だが、着眼点がとてもいい。人にとって大切なことが詰まっている絵本。」(142/200 絵本)

★ いわむらかずお 作・絵 『タンタンのずぼん』偕成社、1976年。
「『タンタンのぼうし』よりちょっと難しい気がする。けれど、タンタンシリーズのパターンに思わずにっこり。」(143/200 絵本)

明日はいよいよ読み聞かせイベント本番

2014年07月02日 | 絵本の読み聞かせボランティア(小学校&公共図書館)
明日に合わせて体調を整えてきましたが、
まだ体調がすぐれません。

しかし、明日はいよいよ読み聞かせボラのイベント本番。
仲間と気持ちを一つにして、取り組みたいと思います。

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【今日読んだ本】

★ポール・フライシュマン 文/ バグラム・イバトゥーリン 絵/ 島式子&島玲子 訳 『マッチ箱日記』 BL出版、2013年。
「美しい絵と語り。小2の息子もじっと聞き、タイムスリップしたかのような感覚になった。」(58/100 再読)

★『ふたりはきょうも』
「がまくんとかえるくんのシリーズ。がまくんの言動が子どもと重なる。短いので短時間で読めるのもいい」(141/200 絵本)

★マーシャ・ブラウン 絵/ せたていじ 訳 『三びきのやぎのがらがらどん』 福音館書店、2009年。
「娘のお気に入り。がらがらどんの足音がなんともいえない。繰り返しも心地いい。」(59/100 再読)

気持ちが一つに!読み聞かせボラのイベント練習

2014年06月18日 | 絵本の読み聞かせボランティア(小学校&公共図書館)
今日は読み聞かせボラのイベント練習の日でした。

来月のパネルシアターに向けて、前回に引き続き(1)
今回も通しで練習をしながら、所々でカットを入れ、
直した方がいいところなどを調整していきます。

この間はメンバーの間に「大変そう・・・」という空気が流れており、
少し心配していたのですが、今日は丁寧にする部分に関しても、
「そこまでやるの?!」といったような雰囲気はなく、
「いいものに仕上げたい!」という気持ちになって、練習に励んでいました。

直した方がいいところなどを言う時は、
相手を否定するように言わず、

「○○のほうがわかりやすいと思ったけれど、できそう??
大変だったら無理しなくていいよ」

「みんなはどう思う?今回の場合、どっちがいいかな??」

といった感じで、みんなで話し合って決めるようにしています。

今から4,5年前、小さなおはなし会をママさん仲間とボラでやっていたのですが、
その時に、メンバーに配慮のない発言をしてしまい、相手を傷つけてしまったことがあったので、
それ以降、ボラのメンバーへの言動には気を付けるようになりました。
といっても、切磋琢磨する関係の仲間とは、ボラでも厳しい意見交換をし合いますが。

「前回より丁寧な感じが伝わってきて、おはなしの世界にピッタリだよ!」

など、よかったと思ったことは、どんどん言葉にしたり、

「もし間違えちゃってもなんとかなる!。大丈夫だよ♪」

と、プレッシャーをかけない雰囲気を作りながらも、
適当ではなく、完成度の高いものに仕上げていきます。

後半、メンバーが手ごたえを感じ、自信を持てるようになったのが伝わってきたので、
とても嬉しい気持ちになりました。

このところ調子が悪かったので、(2)今日は行くのがしんどかったのですが、
マスクをしながら参加してよかったです。

こういった喜びは、一人で読み聞かせの練習をしている時には味わえないので、
読み聞かせは個人で楽しむ印象が強かったものの、
こうしたお祭り的なイベントは、時々やると新鮮なので、
聞き手にも読み手にもいいなと思いました。

来週の練習のためにも、体調を整えたいと思います!

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【注】

(1)過去ログ 「読み聞かせボラのイベント練習開始!」 参照。

(2)過去ログ 「家族それぞれの絵本コーナー」 冒頭参照。

【今日(昨日)読んだ本】

古田足日 著・中山正美 画 『大きい1年生と小さな2年生』 偕成社、1970年。
「不変性のある作品で、完成度の高い。これぞ文学!2年生くらいから。」(21/50 児童書)

読み聞かせボラのイベント練習開始!

2014年06月11日 | 絵本の読み聞かせボランティア(小学校&公共図書館)
今日は、読み聞かせイベントの練習に参加しました。

半年前、100人近い子ども達の前で、初めて読み聞かせイベントを手がけ、(1)
クラスでの読み聞かせとは違った楽しさを体験。

ボラのメンバーと、練習を重ねていただけに、
イベントが終わった後の達成感は、とても大きいものでした。

今回はパネルシアターに挑戦。
今日は脚本を読みながら、どんなところで間を入れるかを、
実践しながら話し合いました。

通しでやってみたところ、雰囲気がよく分かったので、
これを子ども達の前でやったら・・・と思うと気持ちがワクワク!

学校での読み聞かせボラは、人によって温度差があるので、
完成度にこだわりすぎるのでなく、やる側の楽しい気持ちを大切にしながら活動します。

昨日は緊張感でいっぱいの勉強会でしたが、(2)
今日はおしゃべりを楽しみながら練習ができたので、
楽しむことの大切さを再確認しました。

子ども達が寝た後、脚本を読み返しながら、
どうやったら短い時間で、ポイントを押さえながら練習ができるかを考えます。

このイベントでも、私はおはなしを覚えないといけないので、
ちょっと大変なのですが、子供たちの笑顔を想像しながら、
地道にこなしていこうと思います。

やっぱり知っている子達が聞き手だと、その子たちの笑顔が想像できるので、
覚える気力もわいてきて、非常にやりやすいです。

最近は常連さん相手に絵本を読むことが多かったので、
常連さんに気持ちが行きがちでしたが、
初めて会う子ども達と、絵本やおはなしを通じて、
楽しい時間を過ごす楽しさも、大切にしたいと思いました。

昨日からおはなしの練習のことで、いろいろ悩んでいましたが、(3)
子ども達の前で語るのだから、「子ども好きな私ならきっと大丈夫!!」
と、自分に言い聞かせる気持ちで練習したいです。

今日も隙間時間は、一語一句間違えないでおはなしを語ろうとしないで、
少し肩の力を抜いて、自分の中にあるおはなしの世界を頼りにして、
語る練習をしていました。

相変らず覚えは悪かったですが、気持ちは少し軽くなったので、
明日も地道に覚えようと思います。

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【注】

(1)過去ログ 「読み聞かせメンバーとクリスマスおはなし会を開催」 参照。

(2)過去ログ 「ストーリーテリングの会、当日 ――ボロボロ」 参照。

(3)過去ログ 「ストーリーテリングの会、当日 ――ボロボロ」 参照。

【今日読んだ本】

いけがみしゅんいち 文・せきぐちよしみ 絵 『カエサルくんとカレンダー ―2月はどうしてみじかいの?―』 福音館書店、2012年。
「福音館っぽくない雰囲気の知識絵本。わかりやすいけれど、見出しの筆文字はイマイチ。」(131/200 絵本)

今日の読み聞かせボラを振り返って ――読み聞かせの雰囲気

2014年06月04日 | 絵本の読み聞かせボランティア(小学校&公共図書館)
今日は小学校の読み聞かせボラに行ってきました。

前々日にある程度読む本を絞っていたものの、(1)
やっぱり昨日になってしっくりこない部分が出てきたので、
選書をしなおして練習し、子ども達の前で読むことに・・・

最初は、物語絵本+科学絵本だったのですが、
担当するクラスが今もっている関心事とリンクさせたかったので、
関心事と季節に関する科学絵本を中心に選書しなおしたのです。

今朝、教室の前で待っている時から、子ども達が何人も声をかけてきて(特に男の子!)、
教室に入った時は、もうみんなワイワイガヤガヤ!

それをよしと思わない人もいるでしょうが、私には子ども達がリラックスしていることが、
よく伝わってきたので、これは一緒に絵本を楽しめそう!と思いました。

静かな雰囲気にする手遊びをするか迷いましたが、
一冊目が科学絵本で、盛り上がる内容だったことと、
時間の都合から、賑やかな雰囲気で始めることに・・・

カバンから絵本を出すと、ドラえもんの四次元ポケットから、
秘密道具が出てきたんじゃないかというくらいの盛り上がり!

子ども達は、今日はどんな絵本を読んでくれるのかという関心がとても強く、
朝の読み聞かせ(ボラ)の時間を、楽しみにしていることがよくわかりました。

一冊目の科学絵本は、表紙を見たとたん盛り上がったので、
子ども達のリアクションを大切にしながら読み進め、
二冊目の季節の写真絵本は、地の文が語りっぽい文章だったので、
文章と写真のもつ世界を大切にしながら、読み進めました。

本来はこの二冊だけ読む予定だったのですが、
先生から、まだ読む絵本を持っているなら読んでほしいと言われたので、
予備で持ってきた、科学クイズの絵本を読むことに。
絵本を読む時間が短くなったときや、場の雰囲気に合わせるため、カバンに何冊か予備の絵本を入れているのです。

三冊目を読んだ後、まだまだ読んでほしいといった雰囲気だったので、
子ども達は絵本を読んでもらうことが、大好きなんだと改めて思いました。

ちなみに、息子に絵本を読んでいると、あれこれ口出しをしてくるのですが、
その口出しと、クラスの子の口出しが似ており、
小2ぐらいだと、慣れた読み手には「甘え」が出ることもよくわかりました。

けれど、ただ雰囲気が面白かっただけで、どんな本を読んでもらったか、
忘れてしまうようでは、どうかと思うのです。

今日は選書を前日にし直したからか、私のトーク(MC)がイマイチでした。
いつもならプログラムにもう少し流れがあったり、
質問などへの切り返しトークのブレが少ないのですが、今日は少しブレがあったため、
焦点がぼけてしまった印象に・・・

トークの内容次第で、子ども達の日常と絵本体験が繋がりやすくなるだけに、
短いトークにも力を入れようと思いました。

今日はたまたま担任の先生がとても熱心な方だったおかげで、
先生のトークがフォローになったので、助かりました。
先生によっては、ボラの人が読んだ絵本を、子ども達の日常にそれとなく繋げるトークをしてくれることがあります。

やっぱり寝不足だったり、コンディションがイマイチな時は、
頭の回転が悪いとつくづく・・・

もっと余裕をもって選書をしよう!と思いながらも、
直前にならないと、イメージがわかないことも多いので、
この辺をどうやって改善していくかが課題となりました。

また、クラスがワイワイガヤガヤしている時、どんな雰囲気を作って
絵本を読み始めるかも、よく考えたいところです。

至らぬ点もありましたが、子ども達が絵本の時間を、
とても楽しみにしていることがわかったのが、一番の収穫でした!

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【注】

(1)過去ログ 「読み聞かせボラの準備」 参照。

【今日(昨日)読んだ本】

★ 堀川誠一 作・絵 『ほね』 福音館書店、1981年(かがくのとも傑作集)。
「絵が面白いので子ども達の興味をそそる。男の子は特に好き。」(42/100 再読)

長谷川摂子 作・ふりやなな 画 『めっきらもっきらどおんどん』 福音館書店、1990年(こどものとも傑作集)。
「夏になると読みたくなる絵本。」(43/100 再読)

読み聞かせボラの準備

2014年06月02日 | 絵本の読み聞かせボランティア(小学校&公共図書館)
今日はおはなしを語る練習(1)をして、ある程度語りを完成させたかったのですが、
予定外の家事に押されてしまい、練習がほとんどできませんでした。

ちらっとカレンダーを見たところ来週だと思い込んでいた小学校の読み聞かせボラが、
実は今週だとわかり、ビックリ!!

絵本は候補を早めに借りておいたのですが、
梅雨向けの絵本ばかりで、真夏日のような天気が続いているので、一部絵本を変更し、
暑い日に読みたくなるような絵本を読むことにしました。

今日はもう眠たいので、選書のバランスの感覚が
曖昧になっているので、下読みだけして寝ます。
読み聞かせボラは明後日なので、もう少しだけ時間があるため。

読んだことのある絵本なので、何度か読めば感覚を取り戻せそうですが、
選書のバランスがどうか、明日何度か通しで練習したときに判断し、
流れがイマイチだと思った場合は、他の本に差し替えようと思います。

ちなみに、手持ち絵本をリスト化したおかげで、(2)
読み聞かせボラの時の選書が、かなり楽になりました。

今週入るクラスは知っている子が多いので、
こんな絵本が好きだろうな~と想像できるので、選書がしやすいですし、
担任の先生も雰囲気がいい方なので、読みやすそうです。

明日はおはなしの練習もあるので、忙しそうですが、
子ども達の笑顔を思い浮かべながら、頑張りたいと思います!

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【注】

(1)おはなしについては、「先月書いた原稿が掲載される」 後半部分、 「おはなしを隙間時間に練習する」 参照。

(2)過去ログ 「手持ち絵本のリスト化計画スタート!」 参照。

【今日読んだ本】

長野ヒデ子 絵・齋藤孝 編 『外郎売』 ほるぷ出版、2009年。
「外郎売に絵が付いたもの。力強い文に対し、絵がほのぼのしすぎていてイマイチ。」(122/200 絵本)

監修 松井孝爾・榎本 功 写真 「にんじゃあまがえる」 ひさかたチャイルド、2006年(しぜんにタッチ!)。
「かえるの特徴がわかりやすくかかれた科学絵本。写真もよく、これからの季節におすすめ!」(123/200 絵本)

★ マーガレット・ワイズ・ブラウン 作/ レナード・ワイズガード 絵/ 谷川俊太郎 訳 『あかいひかり みどりのひかり』 童話館出版、1994年。
「絵が物語っている。文章も美しい。寝る前におすすめ。乗り物好きな男の子に。」(41/100 再読)

読み手は子供たちに見られている

2014年05月30日 | 絵本の読み聞かせボランティア(小学校&公共図書館)
私は平日の夕方、いつも2歳の娘を保育園まで迎えに行きます。

保育園は家から近いところにあるので、歩く時間は数分なのですが、
家に帰るまでに、近所の子供たちに声をかけられることが多いです。

声をかけてくれる子たちは、息子の小学校の友達だったり、
同じマンションに住んでいる子達だったり、
私を読み聞かせボラで見たことのある子達だったり、
なんとなく声をかけてくれた子だったり・・・

道を歩いていると「あっ!○○(息子の名前)のお母さんだ!」
と子ども達に言われます。

「こんにちは!これから習い事?」

「ううん。図書館へ行くの」

「そう、私も図書館に行くところなの」

たわいもない会話をしている間に、図書館へ到着。
図書館に寄ってから、娘を迎えに行くことが多いのです。

私が本を借りようとしていると、子ども達が話しかけてきます。

「何を借りたの?」

「『エルマーと16ぴきのりゅう』だよ」

「聞いたことある。○○(息子の名前)が読むの?」

「字の多い本は、まだ一人で読めないから、一緒に読むんだよ」

「こっちの絵本も?」

「あぁ、この絵本は私が読むの。絵本が好きなんだ。
あら、Aちゃん、面白そうなのをたくさん借りたね♪」

「うん!10冊も借りちゃった!」

と、会話は別れ際まで続きます。

こうして話していると、いつも思うのですが、
子ども達は知っている友達のお母さんと、話すのがとても好きなようです。(1)

知っている人には、心を開きやすいのでしょう。(2)

私の顔を見て「あっ!」と言ってくる子もチラホラいます。
なぜ私のことを知っているのか、わかりませんが、
その場の雰囲気で、なんとなくおしゃべりをしていると、
いつの間にか顔見知りになったりすることも。

そんな時、私はPTAがやっている読み聞かせボラの看板を背負っていることや、
小学校の保護者であることや、子どものお母さんであることなど、
自分は子ども達から見られる立場にあることに気付かされます。

普段は、自分がどんなふうに見られているかなどとは、
考えたりしないのですが、自分のことを知っている子が増えてきたので、
言動には気をつけないといけないな~と思いました。

それにしても「この人なら話してもいい」と、思ってくれる子ども達がいることは、
とてもありがたいことです。

子どもが幼稚園児の間は、近所の子ども達と関わる機会が多いと思っていましたが、
小学生になった今の方が、声をかけられることが増えたように思います。
来年2歳の娘が幼稚園に入園したら、もっとこうした回数は増えるでしょう。

我が子もかわいいですが、学校や近所の子供たちも、とてもかわいいです。

地域の子ども達と本をつなぐ活動など、今やっていることだけでなく、
新しいことも、少しずつやっていけたらと思います!

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【注】

(1)過去ログ 「今年度最後の読み聞かせボランティアへ!」 参照。

(2)過去ログ 「今日の読み聞かせボラ ―絵本の世界に入る子どもたち」 参照。

【今日読んだ本】

大島加奈子 作・絵 『ベランダでみつけた ちいさなむし ヤマトシジミ』 福音館書店、2013年(月刊予約・科学絵本「かがくのとも」通巻531号)
「クローバに似ている、ハートの形をした葉っぱと、ヤマトシジミ(蝶)のことが描かれている絵本。虫と雑草好きな子に。」(118/200 絵本)

野坂勇作 作・絵 『でんちゅう』 福音館書店、2008年(月刊予約・科学絵本「かがくのとも」通巻476号)。
「電柱の秘密に迫る絵本。面白い!物知りになった気分に。読み聞かせボラにも。」(119/200 絵本)

今日の読み聞かせボラ ―絵本の世界に入る子どもたち

2014年05月21日 | 絵本の読み聞かせボランティア(小学校&公共図書館)
今日は小学校の読み聞かせボラへ行ってきました。
感想や反省点を、忘れないうちに書いておきます。

何度か読んでいるクラスで、私のことをよく知っている子ども達が多かったからか、
読む前から嬉しそうな顔をしてくれている子が多かったです。

私まで嬉しくなってしまいましたが、少し気持ちを落ち着けて
演じるような読み方にならないようにすること、(1)
絵本を読んでいるときは、子ども達の顔をじろじろ見ないよう心がけました。(2)

一冊目は物語絵本。

かなり読み込んでいたので、読むのに不安はありませんでした。
子ども達が笑ってくれた時、顔を見たかったのですが、グッとこらえ、
子ども達がついてきてくれることを信じて、絵本を見ながら読みました。

すると、子ども達の方を見なくても、
子ども達が絵本の世界に入っている空気が伝わってくるではありませんか!

なじみのクラスだったこともあり、安心して読むことができました。

そして二冊目は科学絵本。

かなり面白い絵本だったので、笑えるところは、子ども達の顔を見ながら、
一緒に共感しあいたかったのですが、今日はあえて絵本を見て読んでみました。

う~~ん・・・やっぱり笑えるところは、アイコンタクトをとりたかったです。

子ども達が笑っていいのか、おとなしくした方がいいのか、悩んでいる感じだったので・・・

今日は少し固かったかな?と思ったものの、絵本を読み終わり、子ども達に挨拶をした後、
どっと子ども達が笑い、笑顔でこちらを見てくれたので、
楽しんでくれたことがよくわかりました。

やっぱり知っているオバサン(友達のお母さん)が絵本を読むことは、
子ども達からすると、とても嬉しいようです。

私のことを信用してくれている感じや、
読み聞かせに来てくれるのを、楽しみにしているような感じが伝わってくるので、
私もとても嬉しいです。

よかった点は、

・絵本を読むときに、演じるような癖がほとんどでなかった。
・子ども達の顔をジロジロ見ずに、絵本を見ながら読むことができた。
・選書のバランスがとてもよかった。
・何度か読んだことのある絵本だったが、事前練習を丁寧にやったので、読みが安定していた。


と、いつもより多かったですが、なじみのクラスで安心して読めたのが、
一番大きかったように思います。

一方、気になった点は、

・科学絵本の説明っぽい文を読むとき、言葉を少し補足して読んだが、
優しい言葉に言いかえた方がいいのかなど、確認したい。
・参加型に近い、面白い絵本を読んだ時のアイコンタクトは、どのくらいまでならOKか確認したい。(3)

初めて入るクラスだと、今回のようにはいかないと思うので、
他のクラスでも安定した読みができるよう、読みに磨きをかけていきたいです。

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【注】

(1)過去ログ 「演じているような読み方の癖」 参照。

(2)ここ数ヶ月、物語絵本を読むときなどは、聞き手の方をチラチラ見ないよう気を付けている。過去ログ 「今年度最後の読み聞かせボランティアへ! 参照。

(3)後日、科学絵本の読み方について、ボラの方に相談にのってもらう。「娘とおはなし会に参加した後で」 参照。

【今日読んだ本】

セシル・ジョスリン文/モーリス・センダック 絵 こみやゆう訳 『そんなとき どうする?』 岩波書店、2013年(岩波の子どもの本)。
「若き紳士や淑女のための礼儀作法の本?!とんでもない時にする対応が面白い!」(107/200 絵本)

有沢重雄 作・松岡真澄 絵 『校庭のざっ草』 福音館書店、2007年。
「何度見たことのある雑草の名前がわかる!見ていると楽しい。家に置いておきたい一冊。」(108/200 絵本)

演じているような読み方の癖

2014年05月21日 | 絵本の読み聞かせボランティア(小学校&公共図書館)
明日は小学校での読み聞かせボラがあるので、
子ども達の寝かしつけが終わった後に、絵本を読む練習をしていた時のことです。

夫が帰宅したので、通しで読む予定の絵本を聞いてもらったところ、

「わざとらしい。演じているような読み方だ」

と言われてしまい、少し考え込んでしまいました。
夫の発言はいつも辛口ですが、考えさせられます。

これは以前から私の中で課題になっているのですが、
自分では絵本を自然に読んでいるつもりだというのに、
癖のある読み方をしているようなのです。

昨年、読み聞かせボラの研修会で絵本を読んだとき、(1)
講師の先生から、自然に読めていたと言われ、
私もわりと淡々と読めるようになってきたと思い込んでいました。

しかし、明るい会話の多い絵本を読むと、演じているような癖が
出やすくなるなと感じています。

この間の冬に、ストーリーテリングの講座で語ったときは、
淡々と語ったつもりだったのというのに、重すぎると指摘されたので、(2)
先週のストーリーテリングの会では、軽く語るよう心がけたところ、
今度は会話の部分が演じているような感じがすると、指摘されてしまいました。(3)

ストーリーテリングと、絵本の読み聞かせは別物ですが、
おそらくどちらにしても、声のトーンが少し変わるのだと思います。

私の予想では、構えるような感じで読んでいるというか・・・

寝る前、今度は構えすぎずに自然な感じで、
また何度か絵本を読み返してみました。

すると、さっきよりも会話の部分が落ち着いて聞こえる感じで、
こちらの方が、子ども達が絵本の世界を自分達でイメージしやすそうな気がしました。

字を書く練習に例えるなら、自分の癖を思いだし、
気をつけながら、丁寧に字を書いている時と似ています。

読み聞かせボラ前日に、調整ができてよかったです。

明日、子ども達と楽しい時間を過ごすことができますように・・・!

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【注】

(1)過去ログ 「絵本の読み聞かせボラのサポート講座<実技>」 参照。

(2)過去ログ 「おはなしを語る当日――ステップアップできた」 参照。

(3)過去ログ 「ストーリーテリングの集まりへ ――人前で語る習慣を」 参照。

【今日読んだ本】

★ 長谷川摂子 作・ 柳生弦一郎 絵 『おでかけ ばいばい』 福音館書店、2006年(おでかけばいばいのほん1)。
「娘のお気に入り。文も絵も楽しく、裏表紙までストーリーになっているところもいい。」(34/100 再読)

長新太 作・絵 『おなら』 福音館書店、1983年(かがくのとも傑作集)。
「絵と文がとてもよく、長新太の絵本の中でも、かなり気に入っている。楽しい雰囲気!」(35/100 再読)

安野光雅 文・絵 『もじあそび』 福音館書店、1993年。
「『はじめてであうすうがくの絵本』の国語バージョン。小1になったばかりの子に読んであげたい。」(106/200 絵本)

今年度初の読み聞かせボラのこと――反省と進歩

2014年05月08日 | 絵本の読み聞かせボランティア(小学校&公共図書館)
昨日は今年度初の読み聞かせボラに行ってきたのですが、
二つの点の読みが甘かったと反省しました。

まずは一つ目・・・

もっと読者を想定して、絵本を選べばよかった。

1年生に読むのだから、文章がわかりやすいものや、
クイズ形式の楽しめるものを、かがくのともの傑作集(1)から選んだものの、
科学絵本はものによっては、説明っぽい文章だったりします。

2歳の娘にも読んでいた絵本だったので、(2)
年齢に応じた楽しみ方ができる絵本だと思っていたのですが、
1年生には説明っぽいところが、少し難しかったようでした。

ついこの間まで息子が1年生だったので
「1年生といったら、このくらいかな?」というイメージがあったのですが、
1年生と言っても、一学期、二学期、三学期でだいぶ違います。

一学期は読み聞かせ体験の違う子ども達がたくさんいるので、個人差が出る時期。
今度選書する時は、もっと慎重になろうと思いました。

それでも、クイズ形式だったからか、楽しそうな声が上がったのは救いだったかな?

そして二つ目・・・

担任の先生やクラスのことを可能なら、把握しておくといいと思いました。

これらは以前から感じていましたが、保護者の読み聞かせを好意的にとられている先生と、
そうでない先生とでは、放っているオーラが違います。

昨日担当したクラスの先生は、とても厳しい先生だったので、
子ども達が委縮しており、2冊目の面白い絵本でも、
子ども達の声がぽつぽつとしか出てこない・・・

あとは、幼稚園によっては「お話を聞く時はしゃべらない」
ということを徹底いたりするので、余計に声が出なくなります。

読みやすいクラス、読みにくいクラスというのは、
ボラ仲間の中でもよく話題に出ます。

ここはもう少し場数を踏みたいところだと思いました。

なんだかよくないところばかり書いてしまいましたが、
よかったところもまとめてみます。

・接続詞など、言葉が足りないと思われる絵本は、
言葉を補って読み、流れを大切にしながら読んでみた。

・指さしが必要なところは、事前にしっかり確認し、
指さしのタイミングが自然になるように心がけた。

・子ども達の顔をじろじろ見ないで、見る時は絵本の内容の邪魔をしない箇所で、
見るようにした。(質問の時など)


全体的に絵本を読むときの流れが自然になってきた感じがします。
ここは昨年はまだまだだっただけに、少し前進できたので、
今後も自然な感じで読むことを心がけたいです。

まだまだだなぁと・・・思いながらも、
これからだ!!と前向きに思えた一日でした。

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【注】

(1)福音館書店が出している月刊予約・科学絵本のひとつで、人気のあったものは傑作集として、ハードカバーの絵本として出ることが多い。

(2)娘に読んでいたことに関しては、過去ログ 「自分が読んでもらいたい絵本を読んでほしい」 参照。

【今日(昨日)読んだ本】

★ かさのゆういち 作・絵 『おもちゃびょういん』 福音館書店、2011年(月刊予約・科学絵本「かがくのとも」通巻503号)
「メカ好きな男の子の興味を惹きそう。おうち向き。小学生も楽しめる。」(89/100 絵本)

★ きしだえりこ 作・やまわきゆりこ 絵 『あかいぼうし』 福音館書店、2010年(月刊予約絵本「こどものとも年少版」通巻397号)
「文も絵もすごくいい。春、2,3歳の女の子に読むのがおすすめ。ほのぼのする。」(90/100 絵本)

手持ち絵本のリスト化により見えてきたこと

2014年04月19日 | 絵本の読み聞かせボランティア(小学校&公共図書館)
今月に入ってから、読み聞かせボラの時にスムーズに絵本を読めるように、
家にある絵本を少しずつリスト化しています。(1)

昨日は、4月と5月向けの絵本を、乳幼児向けの図書館での読み聞かせと、
小学校低学年向けの小学校での読み聞かせ学校向けに分けて書いてみました。

すると、4月向けのは多いのに、5月は少ないことがわかりました。

そう、春になると花が咲いたりするので、春向けの絵本は多いのです。
しかし、小学校での読み聞かせボラは、息子の通う学校の場合、
4月よりも5月の方が多いので、5月向けの絵本があると助かります。

私は読み聞かせボラの時、季節の科学絵本を導入に使うことが多いので、
5月向けの絵本は、図書館で借りておいた方がいいとわかりました。

4月だと、花や虫、5月だと若葉、6月は雨などを意識した絵本や、
遠足や運動会など、学校の行事を意識して絵本を選んだりもします。

ただ、その季節にならないとピンとこないものもあるので、
これは今年一年かけて、どんなものがピンとくるか、書き記していきたいです。

4月上旬と下旬だと、読む絵本が違うこともありますし、
4月下旬向けの絵本でも、5月に読んでもいい絵本もありますしね。

季節がすべてではないけれど、旬の絵本はやっぱりいいです。(2)
子ども達にとって、自然は身近なものだと思うので。

とりあえず、5月にある学校での読み聞かせボラで読む絵本を探すつもりで、
家にある4月5月向けの絵本を、継続してリスト化してみようと思います。
ない場合は図書館で探すことも視野に入れて・・・

改めて再読するのが楽しくて、思いのほかハマってしまいました♪

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【注】

(1)過去ログ 「手持ち絵本のリスト化計画」 「手持ち絵本のリスト化計画スタート!」 参照。

(2)過去ログ 「読み聞かせボラでは季節の絵本があるといい」 参照。

【今日(昨日)読んだ本】

まつおかたつひで 作・絵 『くさはらどん』 福音館書店、2010年(幼児絵本ふしぎなタネシリーズ)。
「bofore→afterを絵で楽しめる。細かいところまで親子で探して読みたい。」(72/100 絵本)

しんぐうすすむ 作・絵 『じゃぐちをあけると』 福音館書店、2009年(幼児絵本ふしぎなタネシリーズ)。
「2歳ぐらいから楽しめる水に関する科学絵本。幼児向けのおはなし会でおすすめ。」(73/100 絵本)

ローラ・ユングヴィスト 作・絵 ふしみみさを 訳 『せんをたどって せかいいっしゅう』 講談社、2008年。
「子どもに線をたどってもらい、親が読むスタイルがオススメ。へぇ~と思う話が多く、面白い。」(74/100 絵本)

手持ちの絵本を再読する

2014年04月07日 | 絵本の読み聞かせボランティア(小学校&公共図書館)
昨日から、手持ちの絵本をちょこちょこ読み返すことで、
より深く作品読む習慣をつけ始めました。(1)

本の再読はもともと大好きなのですが、
最近は息子があまり読まない絵本は、開く機会が減っていたので、
そうした絵本を、私自身がじっくり鑑賞する機会ができ、満足しています。

本当は息子にも再読してもらいたい絵本があるのですが、
息子は最近、好きな絵本や本でないと再読しないので、
ここは無理せずそっと見守ることにしました。

私がいいと思った絵本でも、息子にとっては興味のない内容だったりするので・・・

娘も息子も、自分の好きな絵本ばかりを持ってきて、
私の読みたい絵本を読ませてくれませんが、
自分の好きな絵本は、自分で勝手に読もうと思います。

まだまだ知らない絵本がたくさんありますが、
コツコツ読むことで、知っている絵本が少しずつ増え、
良質な絵本を見抜く力を養うことに、つなげていけたら嬉しいです。

できるだけ、義務で読むのでなく、
ワクワクドキドキしながら絵本を選ぶ感覚を大切にしながら
自分の楽しみ読書をしていきます!

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【注】

(1)過去ログ 「手持ち絵本のリスト化計画スタート!」 参照。

【今日読んだ本】

福田隆浩 『ふたり』 講談社、2013年。
「主人公が小6の男女。リアル&大人っぽい内容に驚いた。恋愛ものが好きな子に。」(14/50 児童書)

長谷川義史 作・絵 『だじゃれ日本一周』 理論社、2012年。
「よく考えて書かれていて面白いけれど、ストーリとしてはイマイチ。」(53/100 絵本)

木下順二 文、清水崑 絵 『かにむかし』 岩波書店、1976年。
「久々に読んだ。猿の背中を攻撃するページは、ボラのとき、読み方の工夫が必要。」(2/100 再読)

最上一平 作・松成真理子 絵 『じぶんの木』 岩崎書店、2009年。
「自分用の絵本。ふるさとが広がっていくような、美しい文章。泣けてくる。」(3/100 再読)

手持ち絵本のリスト化計画スタート!

2014年04月05日 | 絵本の読み聞かせボランティア(小学校&公共図書館)
やっと原稿から解放され、安堵しております。(1)

普通だったらゆっくり休むのでしょうが、以前からやりたかった
手持ち絵本のリスト化計画(2)を、少しだけやってみました。

早速今日は手持ちの絵本で、読み聞かせボラに使えそうなものを
資料を参考にピックアップし、背表紙に●シールを張るなどして
ボラ向き絵本を一目でわかるようにしてみたのです。

早速本棚に読み聞かせボラにオススメな絵本のコーナーを作ってみたのですが
まとまっていると、選書の時間を短縮できますし
コーナーの絵本を気軽に再読し、本番で安定した読みができるよう
日頃から練習をすることもできます。

こうして本棚を見ていると、2,3分で読める小学生もOKな絵本が少ないので
その辺の絵本を少しずつ補っていこうと思いました。

今年度は、新しい絵本を読むことだけでなく
手持ちの絵本の再読も強化し、より深く読むことで
本番で読んだ時、聞き手に作品の解釈を伝えられるようにしたいです。

読み聞かせボラ向けの絵本コーナーができて
最近あまり手に取っていなかった絵本達が輝きだしたかのよう!!

ボラの時に読みたいと思って買った絵本でも
まだこのコーナーに置いていないものもあるので
それらも読み込んで、ボラの時にふさわしい絵本かどうかを判断して
コーナーに置いていきたいです。

面倒な作業はありますが、わかりやすく整理するのは好きなので
必要な本がサッと手にとれる環境を作りたいと思います!

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【注】

(1)半月近く、依頼原稿をコツコツ書いていたが、やっと今日書きあげて提出をした。

(2)過去ログ 「手持ち絵本のリスト化計画」 参照。

【今日読んだ本】

おおたぐろまり 作・絵 『この羽だれの羽?』 偕成社、2013年。
「野鳥の図鑑の様な絵本。絵がうまい。鳥や羽の絵が大きいところがいい。」(51/100 絵本)

五味太郎 作・絵 『わにさんどきっ はいしゃさんどきっ』 偕成社、1984年。
「画期的な絵本。読み聞かせボラで長い絵本を読んだ後におすすめ。とても短い。」(52/100 絵本)

ジョアン・トゥロートン 作&絵/山口文生 訳 『天の火をぬすんだウサギ』 評論社、1987年。
「読み聞かせボラで使える。中身は意外に面白いので読んでほしい。」(1/100 再読)