オーストラリアより 2003年02月17日 | 大学院修士1年(通学) 2週間前、論文をなんとか仕上げて、海外へやってきました。 あら?ここの管理人さん(注1)なにをしているの? と、思われたかもしれません。 スミマセン、2月いっぱいオーストラリアにきています。 敢えて国文関係をこちらにはもってきませんでした。 もってきたのは以前に一葉記念館で購入した資料くらいでしょうか? ホストファミリー等に一葉を紹介したかったからです。 こちらではまだ一葉はほとんど知られていません。 お札の女性になることもです。 (まぁ私も海外のお札がのちのち変わるという予告を受けても 知らないと思いますし・・・) 一葉の書く字をみて「うわっ!読めない!!」と、先入観を持ってしまう人もいました。 (私はあの曲線が美しいと思うのですが・・・) あの文体は、どうやったら伝えることができるのかなぁ なんて思ってしまいます。 韻とでもいいましょうか? 翻訳では難しいですし、いつかこの文体の素晴らしさを 世界の人に知ってもらいたいなぁって思います。 一葉は就職たとしても、私の中の趣味としても生きるので 今後の課題にしたいと思っています。 それには日本と、日本以外の事も知らないといけません。 まだまだ私の研究(勉強?)は続きそうです。 けれど、やりがいありますね! (注1)当時「まゆみ国文研究室」というサイトの管理の管理人をしており、この記事はそのサイトにアップされていました。 サイトを管理する人を「管理人」と呼ぶので、ここでの管理人とは、私のことを指しています。 海外にいて、日本って?日本文学って?と考えさせられました。