MAYU CLUB ~学校司書まゆみの絵本棚~

子ども達が小さい頃から、絵本の読み聞かせを続けてきた、本について学び続ける学校司書MAYUの絵本リビング育児★

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“MAYU CLUB” ~まゆみの絵本棚~ は絵本の読み聞かせにハマったMAYUが、絵本やインテリア、自分の育児などについて思ったことを綴っています。 高3の息子と中1の娘の母で、現在は学校図書館で司書として働いています。

やっぱり文学が好きです

2005年08月18日 | 文学関係


お盆休みに祖母の家へ帰省しました。
私も内輪なので、手伝いに周り
慌しかったのですが
祖母の住む土地へ行くと必ず
行く文学館があり、今回もそこに立ち寄る許可をもらえました。


足を運んだのは、山梨県立文学館
http://www.bungakukan.pref.yamanashi.jp/


昨年まで紅野敏郎先生がここの館長さんをしていましたが
(紅野先生は日本近代文学を語るのに欠かせないお方です!)
今回足を運んだ時は、館長さんがかわっていました。


文学館というと、古臭いイメージがありますが
ここはまだ新しく、文学館なのに美術館のようなイメージがあります。
(向かいに美術館がありますよ。ミレーの「種まく人」で有名)

旦那さんそっちのけで、芥川のコーナーでずっと息を飲んでいた私。
久しぶりに主婦の空気から、文学の空気に触れ
なんともいえない緊張感と感動を文学館で味わってきました。


私はもともと本など読む性格ではなく
読書などもまともにしなかったのですが
短大でちょっと文学に興味を持ち
大学(日大通教)で面白さを知り
大学院でどっぷり・・・


私の中では

「文学にハマっていた時期があったなぁ~」

という感じではなく

「これから文学と、どう接していこうかな?」

と、結婚したからといって
文学を捨て、過去の思い出となった…
といった感じではないんですね。

未だに研究会にも足を運びますし
大学院の時のような、どっぷり浸かる研究はできなくても
「文学」に反応してしまう私はいるわけで
やっぱり好きなのだと思うわけです。


別の通教で文学の勉強をまたしたいとは思わないんです。
もしするなら、次はもっと上を目指したい…
つまり、博士後期課程に入って
論文をじゃんじゃん書くぞ!という夢も少なからずあります。

とはいっても家庭の事情もあるので
そうも簡単に学生を続けられないのですが
まだまだ楽しめる分野なので
しばらくは趣味として、文学をみつめていこうと思います。


研究という形で文学に接することができなくても
文学は私の一生の財産。
文学を学ぶ課程に
通教が絡んできたことは嬉しいことです。

主婦になった今でも、まだ可能性はある!
と思えることが嬉しいですね(^^)


みなさんも夢中になれる何かに出会えますように…