樋口一葉研究会 2009年11月24日 | 樋口一葉 今年も一葉の命日である11月23日に一葉研究会に出席しました。 私ったら質問したいことはたくさんあったのに 緊張でわけのわからない質問をしてしまいました・・・ 普段子育てばかりだからか 人前に出て頭を使って整理だてて意見をする機会がほとんどないからか 人前で意見を言うのは苦手です。 意見をしたい気持ちはあるのですが、うまく日本語が出てこないのです。 これではまずい!!と思いました。 絵本関係の勉強を始めてから もう一葉には戻れないかも・・・という気持ちが心のどこかにありました。 一葉でなくて、絵本や児童文学に絞ろうかと悩みましたがやっぱり私の基本は一葉なのです。 久しぶりに読んでみると、思いのほか抵抗がなく 絵本で鍛えた「テクストを忠実に読む」という行為は私の土台となりました。 先行研究も大切なのですが、先行研究にばかりとらわれないで 作品全体を見るよう心がけています。 研究からすっかり遠ざかってしまった私ですが、絵本を通じて、近代文学と児童文学の共通点を発見できたので 児童文学をやるなら近代文学も続けられる!と思いました。 ただ、今回は一葉の作品は勉強不足でした。 もう少しちょこちょこ一葉を読む機会を作りたいと思いました。