MAYU CLUB ~学校司書まゆみの絵本棚~

子ども達が小さい頃から、絵本の読み聞かせを続けてきた、本について学び続ける学校司書MAYUの絵本リビング育児★

今学期最後!読み聞かせボラのおはなし会

2014年07月17日 | 絵本の読み聞かせボランティア(小学校&公共図書館)
最近ブログがすっかりスロー更新ですが、
夏休みに入ると家事や育児の量が増えるので、
しばらくはスロー更新でいこうと思います。

昨日、今学期最後の読み聞かせボラのおはなし会(小学校)に行ってきました。
息子と同じ学年で、顔なじみの子がいるクラスだったので、とても読みやすかったです。

最初は子ども達も落ち着きがなかった子も、
科学絵本をゆっくり子ども達と確認しながら読んでいったところ、
ぐいぐい入ってきてくれたので、子ども達と気持ちが一つになり、
お互いおはなし会を楽しめました。

私は科学絵本で、内容が物語のようになっているものを、
できるだけ取り入れるようにしています。

なぜなら、今学校でやっていることや、身近な自然のことなどが、
子ども達は大好きで、もっと知りたいと思っているからです。

プイッ!としている態度をとっている子がいても

「あぁ、今そういう時期よね~~」

と、どこか余裕をもって受け止めながら絵本を読めたので
息子の反抗期への対処が、こんなところで役に立ってくれました。(1)

科学絵本のあとにもう1冊読み、そのあとに教科書で読んでいる作品の、
他のシリーズ本をブックトークで紹介。

ブックトークはまだまだ練習が必要だと思いましたが、
1分くらいでできるので、読み聞かせの時間が少しあまった時にいいなと思いました。
ブックトークはまだまだ改善の余地があるので、経験を積みたいところ。

今学期の読み聞かせボラはこれでおしまいです。

9月まで、集団の前で絵本を読む機会がないのが寂しいですが、
間の開け方や、子ども達と呼吸を合わせる感じなど、
少しずつですが、気持ちが一つになる感じがわかってきました。

子ども達との距離も縮まってきたので、
この調子で読み手と聞き手がいい関係を築いていけたらと思います。

今、2年生の子ども達が、6年生になった時には、
いったいどんな関係が築けているのか・・・?!

あと少ししたら無関心を装ってくるでしょうが、
低学年の頃から一緒に絵本を読んできた仲間として、
何かお互いが感じあえたらいいなぁと思いました。

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【注】

(1)過去ログ 「絵本の勉強量を減らし、子どもと過ごす時間を増やす」 参照。

【今日(昨日)読んだ本】

★ 新開孝 写真/ 小杉みのり 構成・文 『生まれたよ!セミ』 岩波書店、2013年。
「セミの卵が成虫になるまでを写真で紹介。文章もわかりやすくていいです。ボラでもOK!」(151/200 絵本)

★ オリヴァー・ジェファーズ 作&絵/ 青山南 訳 『あっ、ひっかかった』 徳間書店。
「海外らしい発想の絵本。面白いので、物語のあとなどに読んでも。読んであげると楽しさ倍増。」(63/100 再読)

★ 西村敏雄 作・絵 『アリのおでかけ』 白泉社、2012年。
「アリさんどこへいくのかな?繰り返しが楽しい参加型絵本。2,3歳向け。」(152/200 絵本)

★加古里子 文・絵/ ヴェ・ヴィクトロフ&イ・ベロポーリスカヤ 原作 『マトリョーシカちゃん』 福音館書店、1992年(こどものとも傑作集)。(153/200 絵本)



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