Webを使っていると、時々架空請求まがいのメール等に出くわすことがある。メールアドレスがどこからか漏れたり、怪しいプログラムをインストールしてしまって起こるのだが、この手のものは、相手におさえられる情報は、ISPのサーバーまでくらいらしい。慌ててこちらから連絡をしない限り個人は特定できないので、無視していれば良いと言われている。
最近は、新しい手口として、少額(60万円以下の金銭支払い)の民事紛争を早期に解決する趣旨で設けられている少額訴訟制度を悪用し、1回の裁判で結審してしまうというトラブルがあるという。この場合は無視すると自動的に「敗訴」の扱いとなり債務が発生するとのこと。
悪用されたら大変だし、後の処理が面倒だ。
裁判所から特別送達で「口答弁論期日呼出及び答弁書催告状」が送られてきた場合は、内容を良く確認し、無視せずに、心当たりがなかったら、自分で相手に働きかける前に、まず警察や消費者センターに相談だ。
最近は、振り込め詐欺をはじめ、無辜の庶民の生活を脅かす話が多い。自分は大丈夫と思わず、まず疑ってかかり、家族や警察・消費者センター相談と思っていても、当事者になると騙されてしまうらしい。気をつけなくては!