JR九州が、2016年度上場に向けて、収支改善に取り組んでいるという新聞記事を読みました。
国の影響力の下で、赤字体質でも全国のネットワークを維持することが大切、変革反対、変化は政治力を使って、即揺り戻しのような民営化されたJ〇会社の多い中、JR九州は、自分たちでデザイン&ストーリー列車などを開発して話題になっていますが、今春以降、現在半数近くを無人にしている駅を、更に100駅近く無人化して収支改善を図る方針だそうです。
そこで働いている人たちにとっては大変なことでしょうが、企業としての姿勢は応援したい話です。
鉄道、郵便局、農協、どれも田舎暮らしでは大切なものには違いありません。
でも、、ネットワークを維持しているのだから赤字は当然のような経営姿勢ではなく、民営化されたのなら、自分たちも身を切った上で、利益を出し、利益を利用者に還元しながら、インフラを守っていくという姿勢が大切だと思います。
J〇会社の社員さんから、「私たちは税金はいっさい使っていません」のような話を聞くこともありますが、田舎の選択肢の少ない所で独占的に非効率な組織が蔓延っているとしたら、そのサービス料はある意味税金と同じで、最後は利用者に負担が回ってきます。
JR東日本、外房線・内房線の駅間ウォーキングをしていますが、房総の小さな駅はみな無人駅です。
スイカなどのICカードシステムの普及もありますが、乗降にはなんの不便もありません。
むしろ切符をやりとりしていた頃より便利です。
駅もきちんと維持され、車両、車内は国鉄時代よりずっと明るく、きれいです。
利用者がほとんどいない事務所に人が張り付いていないとネットワークを維持できないという発想は、幻想だということを現実が見せてくれています。
JR九州は、少し前、クルーズトレイン「ななつ星in九州」など夢のある商品を企画し話題なりました。
JR東、西に比べれば、市場のデメリットは大きいのでしょうが、だからダメではなく、そこを乗り越えようとする経営層の姿勢、JR九州で働く人たちの姿勢が、商品開発に出ていると思います。
今回、更に大変な道のりを歩み始めるようですが、営業努力で独り立ちできる企業になって、九州の鉄道利用者、ファンを守って欲しいと思います。
クルーズトレイン「ななつ星in九州」は、3泊4日で38万円 ~95万円(車中2泊・旅館1泊)だそうです。
いつかは九州も旅してみたいなぁ。
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家の裏側の大木伐採計画で、先ほど地元の造園業者さんと打ち合わせをしました。
4本で10万円以内でなんとかなりそうです。
2月に着手とのことなので、その前に竹の整理等を済ませまなくてなりません。
今日もこれから作業です。
無職でも、家事に関心を持つと、結構いろいろやることがあって、忙しいですね。