午前中隣街へ出かけ、マクドナルドの前を通りました。
平日の午前ということもあるのでしょうが、いつにも増してガラガラでした。
2014年7月、中国上海福喜による期限切れの鶏肉の使用問題、そして今回の連続した異物混入。
お客様の足が遠のくのも仕方がないのかなぁ。
マックの異物混入事故が話題になっているからか、今朝の新聞報道(地方版)で、『地元スーパーのひき肉の中から金属片』というがあったのを思い出し複雑な気持ちになりました。
期限切れの鶏肉の使用は、広範囲、大量に影響のある問題で、企業の経営姿勢、管理体制が問われる問題です。
こういう問題は、世界に向けて報道されても仕方がないし、当然報道されるべきだと思います。
食品、商品の異物混入(混入のものにもよりますが)も大きな問題で、事故を顕在化して品質改善をしていかなければなりませんが、最近の同じようなニュースにふれ、報道を含む顕在化の仕方が、あまりにも野放図ではないかという感じがします。
例えば、個人でWebにアップしてしまった場合、たくさんの人が風評被害にあう可能性があるでしょうし、自作自演で便乗する人だってきっと出てくるでしょう。
そういう所から報道が始まると、必要以上に混乱します。
地元スーパーの混入も、たまたま金属たわし等の破片とか機械の金属片が入ってしまったのかもしれない。
その事は問題で、お客さまへの謝罪、同ロットの商品の回収、役所への対応や作業を見直さなければならないでしょうが、これを新聞報道する必要があるのか、そこの店舗固有の問題で解決すべきなのではないかと思います。
報道されれば、お店からのお客離れの影響は大きいです。
そこにはお肉売り場とは関係ないたくさんの職場があり、パート等で働くたくさんの人たちの生活があります。
問題を発生させた企業は、被害を受けたお客様にきちん対応するのが基本ですが、問題の顕在化の仕方を間違うと、当事者でない生活者にも大きな影響が出やすいのが今の社会ですね。
マックにだって、バイトやパートで働いているたくさんの関係者がいるはずです。
今回のことで、仕事がなくなってしまうかもしれない。
ネットをはじめ便利な世の中にはなりましたが、個人として街ネタ等を発信するときは注意しなくればと思った今日の日記でした。