昨日、日本郵政関連の株が上場され、3社とも売り出し価格を大きく上回る水準の時価総額となったというニュースが流れています。
新聞には、『郵政上場 順調な船出』という大きな見出しが見えます。最初からつまずいて、沈没してしまうより、順調に船出し、大きく発展してくれた方がよいに決まっていますが、どうか、座礁・沈没しないで欲しい、頑張って、と声援を送りたい気持ちです。
東京市場での日本郵政Gr3社の時価総額は、三菱UFJファイナンシャルグループより多く、トヨタ自動車に次いで2番目の規模とか。
昔、大きいことはいいことだというCMがありましたが、官業的に、倒産することもなく、組織だけ大きかった今までと違い、これからは、その質が問われるのだと思います。
大きいだけの大企業では、座礁・沈没してしまうし、これだけ大きな金額だと、株式市場(経済)へ与える影響もはかり知れませんね。
株価が下がれば、たぶん、長期的には、公的年金も減る。
これが、個人的には、一番困る。
郵便局の窓口と郵便事業を行い、たくさんの人を抱えている日本郵便は、今回公開しませんでしたが、親が日本郵政ですから、間接的には上場と同じ。新聞などを読むと、ここの効率化が上手くいくかどうかがポイントになってくるように感じます。
窓口は減らされたら困る。郵便も、広告のようなものはどうかと思いますが、手紙を出したり、荷物を送ったときに、過疎地でも普通に届いてほしい。生活者としては、わがままです。
JRさんが、画期的なシステムSuicaを開発し、小さな駅拠点の運営方法を一変したように、小さな郵便局窓口も、窓口を減らさず、固定費を減らす、何か良い方法が見つかるとよいのですが。
郵便は、ダイレクトメールや宛名のないチラシのようなものがよく配達されますが、この手は、委託でいいんじゃないかなぁ。
荷物やマイナンバーのようなもののみ、常勤の人が、誤配しないようにきっちり届ければ。
今朝の新聞では、千葉県内で、マイナンバーの誤配達が明らかになったのは、すでに3件あるとか。
人は間違うものではあるけれど、面と向かって確認し、手渡しで届けているものが、なぜそう簡単に間違うのか。
どうか座礁・沈没しませんように。
年金の減り幅が増えませんように。
これから年金生活へ進んでいく者としては、祈るしかありません。
(今朝の新聞を読んで)