昨秋、荒らしてしまった畑を掘り起こし、最初に植えたのがソラマメでした。
冬の間は、ソラマメしか植わっていない畑の草の根をせっせと掘り起こしていたのがウソのように、今秋は野菜が育っています。
昭和の時代、細々と農家をやっていたころ、祖母や母は、豆類、菜花類のほとんどを自家採種していました。
そんなことを思い出して、5月の終わりに、最後の収穫で完熟した実をよく乾燥させ、種を残してみました。
10月下旬に、ダメモトで、畑にじかまきしました。種は乾燥して、シオシオ。購入種のように、消毒もしていないし、がっしりもしていない。
出るかなぁと、期待と心配で観察してきましたが、昨日、草取りをしていて、力強い芽吹きが、畝に沿ってたくさんあるのを見つけました。
PC内に残っている5月の家庭菜園の備忘録を見ると、「ソラマメは、開墾した畑の初収穫物。これからの自分の原点の植物だ」なんて書いている。
また、ソラマメに元気をもらったなぁ。
命を繋げだような気がして、とても嬉しかった。