『バーチャル日本一周あるこうかい』の実績は、12月末で石川県金沢市付近まできました。
国道8号線あたりを、小松から金沢にむかってぶらぶら歩いているという感じでしょうか。
2014年11月19日にこの取り組みを始め2年、通算で6,353,840歩、4,500Kmあまりを歩きました。
積み上げてみるとずいぶん頑張ったなぁと感心しますが、郷土の偉人、伊能忠敬は、実測の日本地図をつくるため、56歳から16年間かけて全国を歩き、その歩数は四千万歩にもなったとか。これからみれば、まだまだですね。
せめて歩数だけでも、いつかは伊能忠敬にならびたいとの野望をもっています。偉業の方は、はなから視野にありません。なにもできないし、疲れるし(笑)。
12月の開戦の日をきっかけに、『私の中の日本軍』という古い手持ちの文庫本を読み返しています。今日読んだ中に、「実際の戦場では、戦死より戦傷が恐ろしい。特に足の負傷は、もっとも残酷な拷問死である」という一節がありました。
今は平和な時代ですが、核家族化が進むなかで寿命がのび、年老いて歩けなくなるのは、戦場での足の負傷と通じるものがあるように感じました。
寒いとついつい引きこもりがちになりますが、今年も『バーチャル日本一周あるこうかい』や四千万歩の男を目指して、できるだけ足を鍛え、元気にすごせたらと思います。