ラジオといっても、その構造は極めてシンプルで、画像の通りです。
下側の2本の赤いコードは、鉢受皿の裏側に固定したポリバリコンからのコードです。
ラグ板を使って、一本は、ゲルマダイオード→セラミックイヤホン。もう一歩をセラミックイヤホンに繋ぐだけのものです。
ラグ板を使って、一本は、ゲルマダイオード→セラミックイヤホン。もう一歩をセラミックイヤホンに繋ぐだけのものです。
無電源で、かつこんな簡単なもので、ほんとうに放送が聴けるのか?
完成と同時に、勇んでイヤホンを耳に突っ込んでみましたが、???、シーン!|д゚)
完成と同時に、勇んでイヤホンを耳に突っ込んでみましたが、???、シーン!|д゚)
ゲルマラジオは、電波を増幅しないので、アンテナとアースが重要ということを思い出し、短波受信用に部屋の上隅に張ってある10mのロングワイヤーアンテナと、急造のアース線をワニ口で接続してみました。
おっ、聴こえた!
蚊のなくような小さな音ですが、NHK東京R1(出力300kW)を韓国KBS(1,500kW)を確認できました。
蚊のなくような小さな音ですが、NHK東京R1(出力300kW)を韓国KBS(1,500kW)を確認できました。
半世紀前、兄たちが作って聴かせてくれたゲルマラジオはもう少し大きな音だったような思い込みがありましたが、自分の工作できいたラジオは、その時以上に感動です。
「ラジオを聴く」という言葉に「耳」と「心」が入っている意味もわかりました。
きこうと耳をすませて、心を集中してきかないと、聴こえない!(笑)。
「ラジオを聴く」という言葉に「耳」と「心」が入っている意味もわかりました。
きこうと耳をすませて、心を集中してきかないと、聴こえない!(笑)。
ラジオの仕組みを知るうえではとても勉強になりましたが、ちょっと実用的ではないですね。時々、静かに耳をすます時間にはいいかもしれない。
今回の完成品です。
AMループアンテナとしては、十分実用的で、普段はアンテナとして使っていこうと思っています。
ちなみに、画像のライターラジオ、AMはNHKしか聞こえませんが、外部アンテナを使えば、単四電池1本で、広範囲の放送をきける経済的な優れものに変身です。