Webでゲルマラジオについて調べているうちに、アマゾンにあったTECSUN(德生)の赤いかっこいいループアンテナが気になって気になって(笑)、原理を確認するにはまず製品を確認した方がよかっぺ、あじんもなんねぇもんでも、2000円くらいならしかたねっぺ、とすっかりその気になってポチってしまいました。
TECSUN(德生)のラジオPL-380の脇の赤いリングがAN-200というブツです。
アマゾンのレビューは165件上がっていて、星1~2が41件。4人に一人がダメ出しをしている商品ではあるんですが、これがなかなか優れものでした。
これから作りたいゲルマラジオそのものと言っていいローテクです。
見た目は赤いリングでかっこいいんですが、コイルを巻いて、バリコンを付けただけのもので、電源(電池)も不要です。自然界にもある電波というものを銅線を巻いたコイルで共振させたものを、AMラジオ内臓のバーアンテナのコイルに電磁誘導の原理で伝える、そんなブツらしいです。
かき集めた知識によると、AN-200に、ゲルマニウムダイオードとセラミックイヤホンをくっつければ、それがあたしが目指している無電源ゲルマラジオになるようです。イメージがわいてきました。
7、8年前に、2000円くらいで購入したライターくらいの小型ラジオが、ぜんぜん使いものになりらず長い間”ごちゃばこ”の中に入っていました。
これが赤いリングAN-200のおかげで寝床ラジオに復活です。
ラジオのチューニングとアンテナのチューニングをそれぞれ合わせ、ラジオとアンテナが共振する位置を探すという手間はかかりますが、早く目覚めてしまった朝は6時ころまで、布団の中から手を伸ばして、ライターラジオ+赤いリングAN-200で、北海道(札幌)、名古屋、大阪、九州(福岡)の放送をきいて楽しんでいます。
ローテクなものって、手間はかかりますが、いじっていて楽しいですね。