まがりかどの先に

まがりかどの先にはきっと良いことがあると信じ、目の前の人生の小路をてくてく歩き続ける日々の雑記です。

平成あと少し

2018年04月30日 | 日記
朝、洗濯機を回しながら、洗いあがるまでと、コーヒーをすすりながら新聞をながめていると、平成もあと1年ということで、新聞社のおこなった世論調査の結果が載っていた。
 
平成に抱く時代イメージは、多くの人が「動揺」「沈滞」

ネットの発達で社会をどう感じるかでは、「よくなった」「悪くなった」が半々。

ネット社会を反映してだろうけれど、人とのつながりは、79%の人が「希薄なった」と感じているらしい。
 
昭和を30年、平成を30年生きてきた自分の感懐もほぼ同じだ。
昭和は今より貧しくて、社会でもいろいろなトラブルがあったけれど、全体としては、面倒なくらい人間関係が濃厚で、先に伸びしろがあり、明るい未来を感じた。
 
平成の初めのポケベルは、いまやスマホにとって代わられ、いつでもどこでもネットで繋がっていられる(という幻想)ようになり、リアルでは、となりはなにをする人ぞという仮面生活になった。
 
実生活では、個人情報だのプライバシーだのとやたら熱くなるのに、ネット上ではそれらがジャジャ漏れでも平気で暮らしている。
ほんと、いいんだか悪いんだかと思う。
 
天災も多かった。
阪神淡路大震災、東日本大震災、熊本地震・・・。
 
原発事故、オウム真理教によるテロ。海外では、米国の同時多発テロ、湾岸戦争などもあった。
ネット社会を反映したそれらの報道は、惨事がまるで血の通っていないゲームかなにかの映像にように見えた。
 
今上天皇は、あと1年務めを全うするご意向らしいが、こう振り返ってみると、ほんとうに激動の世の中ですごされたのだなぁと頭が下がる。
民草は、嫌ならお膳をひっくり返して、職業をかえることもできる。生まれた時からの既定路線しか歩めない暮らしというのは、自由奔放に生きている身からみれば、想像を絶するものだ。
 
せめて、有終の美でご退位できるよう、政治がもう少ししっかりしてほしいと願う。
 
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<今日は何の日>
今日は、図書館記念日です。
1950年に図書館法施行が始まったのを記念した日で、1971年に日本図書館協会が制定。
 
最近は、kindleなどを使った電子書籍も普及し、文庫本などを広げている人は少数者になりつつありますね。
どんな媒体で本を読んでも自由ですが、私は紙の本がやっぱり好きですし、長い時間読んでいても疲れません。
コメント
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