7月27日 おはよう日本
半世紀ほど前に公開され大ヒットした映画「サウンド・オブ・ミュージック」。
映画の舞台は1930年代のオーストリア。
妻を亡くした軍人トラップ大佐と子どもたちのもとに家庭教師のマリアがやってくる。
歌を通じて絆を深めていくトラップ一家とマリア。
助け合う家族の姿がえがかれている。
映画の中でえがかれた家族にはモデルがいる。
トラップ大佐と妻となるマリア、子どもたち。
このふたりのひ孫たちが今合唱団を結成。
映画でのハーモニーが時を超えてよみがえった。
美しいハーモニーを披露する4人の姉妹。
アメリカをはじめ世界各地で公演している。
25日に東京品川区で行われたコンサートは映画「サウンド・オブ・ミュージック」で使われた曲が中心。
観客の中には一緒に口ずさむ人の姿もあった。
長女 ソフィアさん
次女 メラニーさん
三女 アマンダさん
末っ子 ジャスティンさん
4人は映画「サウンド・オブ・ミュージック」のモデルとなった人物のひ孫。
映画の主人公トラップ大佐とマリア。
7人の子どもたち。
大所帯のトラップ一家でトラップ大佐の次男ウェルナーさんが4人にとっての祖父にあたる。
この時代から約半世紀を経て4人は家族での音楽活動を始めた。
(長女 ソフィアさん)
「12年前に祖父が病気で倒れたとき
励ますために祖父が教えてくれた歌を録音して病院に持っていったの。」
(末っ子 ジャスティンさん)
「そのとき初めて音楽で人を喜ばせることができるとわかった。」
(次女 メラニーさん)
「劇場で歌うとき
祖父たちが以前同じ劇場で歌ったことがあると聞いてびっくりしたこともある。」
トラップ大佐と家族にとって大きな転機になったのが1938年。
この年オーストリアはナチスドイツに併合され大佐はナチスへの服従を求められる。
愛国心の強い大佐は映画でえがかれているように家族を連れて国を出ることを決意。
一家は自由を求めてアメリカへ渡ったが待っていたのは苦しい生活だった。
(次女 メラニーさん)
「祖父たちは祖国を去ってアメリカに来た時にはお金もなかったから
生活のために20年間歌い続けたの。
大変な時代だったけどつらい状況をなんとかいい結果に変えようとして
みんなで乗り越えてきたの。
逆境でも家族がバラバラにならないように団結していたことも大きかったし
音楽も大切な役割を果たしたと思う。」
その歌の力を4人が痛感下のは2001年にニューヨークなどで起きた同時多発テロ。
復旧作業にあたる消防士たちの姿を見て4人は力になりたいと「エーデルワイス」を歌った。
(長女 ソフィアさん)
「私たちが口を開いて歌う。
ただそれだけで苦しんでいる人たちが癒しを感じてくれた。」
今回 日本で行っているコンサートのアンコールでは日本語で「ふるさと」を歌っている。
(長女 ソフィアさん)
「『ふるさと』を選んだのは我が家や故郷の思いが込められた歌だから。
津波で自宅が壊れて戻れなくなった人たちが多いので
そういう人たちのために歌いたいと思ったんです。」
(次女 メラニーさん)
「私たちのコンサートに来てくれた人たちが
その数時間だけでも日頃の不安や心配事を忘れて
楽しい気持ちや幸せな気持ちを味わってもらえればうれしいです。」
半世紀ほど前に公開され大ヒットした映画「サウンド・オブ・ミュージック」。
映画の舞台は1930年代のオーストリア。
妻を亡くした軍人トラップ大佐と子どもたちのもとに家庭教師のマリアがやってくる。
歌を通じて絆を深めていくトラップ一家とマリア。
助け合う家族の姿がえがかれている。
映画の中でえがかれた家族にはモデルがいる。
トラップ大佐と妻となるマリア、子どもたち。
このふたりのひ孫たちが今合唱団を結成。
映画でのハーモニーが時を超えてよみがえった。
美しいハーモニーを披露する4人の姉妹。
アメリカをはじめ世界各地で公演している。
25日に東京品川区で行われたコンサートは映画「サウンド・オブ・ミュージック」で使われた曲が中心。
観客の中には一緒に口ずさむ人の姿もあった。
長女 ソフィアさん
次女 メラニーさん
三女 アマンダさん
末っ子 ジャスティンさん
4人は映画「サウンド・オブ・ミュージック」のモデルとなった人物のひ孫。
映画の主人公トラップ大佐とマリア。
7人の子どもたち。
大所帯のトラップ一家でトラップ大佐の次男ウェルナーさんが4人にとっての祖父にあたる。
この時代から約半世紀を経て4人は家族での音楽活動を始めた。
(長女 ソフィアさん)
「12年前に祖父が病気で倒れたとき
励ますために祖父が教えてくれた歌を録音して病院に持っていったの。」
(末っ子 ジャスティンさん)
「そのとき初めて音楽で人を喜ばせることができるとわかった。」
(次女 メラニーさん)
「劇場で歌うとき
祖父たちが以前同じ劇場で歌ったことがあると聞いてびっくりしたこともある。」
トラップ大佐と家族にとって大きな転機になったのが1938年。
この年オーストリアはナチスドイツに併合され大佐はナチスへの服従を求められる。
愛国心の強い大佐は映画でえがかれているように家族を連れて国を出ることを決意。
一家は自由を求めてアメリカへ渡ったが待っていたのは苦しい生活だった。
(次女 メラニーさん)
「祖父たちは祖国を去ってアメリカに来た時にはお金もなかったから
生活のために20年間歌い続けたの。
大変な時代だったけどつらい状況をなんとかいい結果に変えようとして
みんなで乗り越えてきたの。
逆境でも家族がバラバラにならないように団結していたことも大きかったし
音楽も大切な役割を果たしたと思う。」
その歌の力を4人が痛感下のは2001年にニューヨークなどで起きた同時多発テロ。
復旧作業にあたる消防士たちの姿を見て4人は力になりたいと「エーデルワイス」を歌った。
(長女 ソフィアさん)
「私たちが口を開いて歌う。
ただそれだけで苦しんでいる人たちが癒しを感じてくれた。」
今回 日本で行っているコンサートのアンコールでは日本語で「ふるさと」を歌っている。
(長女 ソフィアさん)
「『ふるさと』を選んだのは我が家や故郷の思いが込められた歌だから。
津波で自宅が壊れて戻れなくなった人たちが多いので
そういう人たちのために歌いたいと思ったんです。」
(次女 メラニーさん)
「私たちのコンサートに来てくれた人たちが
その数時間だけでも日頃の不安や心配事を忘れて
楽しい気持ちや幸せな気持ちを味わってもらえればうれしいです。」