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上野駅開業130年 ホームに流れる思い出の歌

2013-07-30 08:02:36 | 報道/ニュース
7月29日 おはよう日本

28日に開業130年を迎えたJR上野駅。
上野駅と言えば昭和38年に発売された井沢八郎さんの“あゝ上野駅”。
10年前 駅前にこの歌の歌碑が建てられ井沢さん自ら歌を披露した。
“あゝ上野駅”は東北方面の列車が発車する合図として流れることになった。

明治16年の開業から130年を迎えた上野駅。
記念式典で歌われたのは“あゝ上野駅”だった。
この歌がヒットした高度成長期
就職のため上京した多くの若者にとって初めて東京に降り立つ場所が上野駅のホームだった。
上野はおいらの心の駅だ
この曲で上野駅は「心の駅」として歌われ日本の高度成長を支えた人々の思いが込められていた。
東北方面の列車が発着する13番ホーム。
開業130年を記念する臨時列車から発車を知らせるメロディーが“あゝ上野駅”に変わった。
ホームに流れる思い出のメロディーを聞くために訪れた人がいた。
「上京する時は将来は社長にと大きな夢を持って東京へ出てきた。
 上野駅はまさに私の人生の始発駅。」
「やっぱり懐かしい。
 お袋を思い出す。」
集団就職列車が運行されていた当時に上野駅に勤めていた飯塚次郎さん。
「14番15番16番線路がここまで来ていた。
 ここからお客様が入ったり
 荷物を積んだトロッコが荷物専用のホームに運んでいました。」
就職したばかりのころは慣れない環境で苦労したと言う飯塚さん。
駅に降り立つ若者に自分の姿を重ねながら見送ったと言う。
「中学を卒業して親元から離れて親に甘えたい時期なのに
 東京のど真ん中に来て生活するんだから
 これから頑張れよとエールを送る感じですね。」
新幹線が東京駅まで延長され今後は東北線が東海道線と直接結ばれるなど
北の列車の終着駅としてのイメージが薄れつつある上野駅。
いまだ多くの人たちの“心の駅”として刻まれている。
(飯塚次郎さん)
「どこに出かけても戻ってくると上野に来たんだと心が落ち着く。
 さびれず昔のままで和やかなにぎやかな駅になってもらえれば。」
胸にゃでっかい夢がある


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