10月6日 BIZ+SUNDAY
かつての主力事業の技術を再生医療に生かそうとしている企業がある。
FUJIFILMである。
培養されたマウスの心臓の細胞。
培養にはこの会社の独自技術で開発した素材が使われている。
その材料となるのがたんぱく質のコラーゲン。
実は写真フィルムの主な材料がコラーゲンなのである。
(富士フィルム 再生医療研究所 吉岡康弘所長)
「この技術はずっと昔からやってきている。
まさに写真の技術そのもの。
再生医療にそのまま使えるのではということで展開してきている。」
この会社が再生医療に力を入れる背景には主力だった写真フィルムの売り上げの減少がある。
ピーク時には約2700億円あった売り上げが20分の1まで縮小している。
このため新たなビジネスを立ち上げることが急務となったのである。
9月 富士フィルムでは再生医療を事業化するために50人からなる専門部署を発足させた。
(富士フィルム 戸田雄三社長)
「フィルムで培ってきた技術をコラーゲンのサイエンスを極めた産業として応用できる。
非常に大きなフィルムに代わる新しい世代の産業になると思っている。」
再生医療にビジネスチャンスを見出す企業はいま急増している。
再生医療の普及を目指す再生医療イノベーションフォーラム。
この2年で参加企業は4倍に増えた。
「再生医療を大きく育てられるような進め方を産業界として提案していく。」
参加企業は現在60社余。
細胞の培養施設などインフラを手掛けようというメーカー。
再生医療をめぐる保険の可能性を探る会社も参加している。
(再生医療イノベーションフォ-ラム 高橋稔副委員長)
「非常に様々な会社が入ってますます増えていく状況。
それぞれに得意分野があるので
得意分野を集めてオールジャパンの力で補完しながら
産業の規模を立ち上げていこうと考えている。」
かつての主力事業の技術を再生医療に生かそうとしている企業がある。
FUJIFILMである。
培養されたマウスの心臓の細胞。
培養にはこの会社の独自技術で開発した素材が使われている。
その材料となるのがたんぱく質のコラーゲン。
実は写真フィルムの主な材料がコラーゲンなのである。
(富士フィルム 再生医療研究所 吉岡康弘所長)
「この技術はずっと昔からやってきている。
まさに写真の技術そのもの。
再生医療にそのまま使えるのではということで展開してきている。」
この会社が再生医療に力を入れる背景には主力だった写真フィルムの売り上げの減少がある。
ピーク時には約2700億円あった売り上げが20分の1まで縮小している。
このため新たなビジネスを立ち上げることが急務となったのである。
9月 富士フィルムでは再生医療を事業化するために50人からなる専門部署を発足させた。
(富士フィルム 戸田雄三社長)
「フィルムで培ってきた技術をコラーゲンのサイエンスを極めた産業として応用できる。
非常に大きなフィルムに代わる新しい世代の産業になると思っている。」
再生医療にビジネスチャンスを見出す企業はいま急増している。
再生医療の普及を目指す再生医療イノベーションフォーラム。
この2年で参加企業は4倍に増えた。
「再生医療を大きく育てられるような進め方を産業界として提案していく。」
参加企業は現在60社余。
細胞の培養施設などインフラを手掛けようというメーカー。
再生医療をめぐる保険の可能性を探る会社も参加している。
(再生医療イノベーションフォ-ラム 高橋稔副委員長)
「非常に様々な会社が入ってますます増えていく状況。
それぞれに得意分野があるので
得意分野を集めてオールジャパンの力で補完しながら
産業の規模を立ち上げていこうと考えている。」