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広がる80年代商戦

2013-10-18 07:00:00 | ビズ プラス
10月13日 BIZ+SUNDAY


バブル世代をターゲットにした雑誌が出るなどバブル世代が個人消費を支えている。
北村さんは昭和40年生まれ。
今80年代に多くの関心が集まるのは将来に希望が持てた時代だったからだと考えている。
(「昭和40年男」北村明広編集長(48))
「特に我々がすごした10代というのは
 明日が今日よりよくなるような空気に包まれていたような気がする。
 そこに何があったのか。
 どんなエネルギーが込められていたのかを今知ることで
 今の自分たちの仕事や家庭環境 地域環境にフィードバックできるのではないか。」

女性誌も80年代に注目している。
先週創刊された「GOLD」。
ターゲットは40代後半を中心としたバブル世代である。
その消費意欲の高さに目をつけ高級ファッションや美容などの情報を掲載している。
(イベント参加者)
「車と言えばBMWが“ベンベー”と言われていた時代。
 高級志向は変わらずある。」
「自分をきれいにしようとか
 かわいく装いたいとか。
 そういうことにお金を使うことは私たち世代は躊躇ない。」
「磨きをかけていきたい。
 一生それで生きていきたい。」
(GOLD 内山しのぶ編集長)
「バブル世代は根拠のない自信を持っている。
 私は大丈夫。
 頑張れば何でもできる。
 そういうパワーを持っている。
 時代に作られた世代」だと思う。
 会社の戦略としてこの層を捕まえるのはすごく大きなこと。」
GOLDの企画のテーマも徹底してバブル世代を意識していた。
今回のテーマはイギリス王室。
バブル世代は1986年に初来日したダイアナ妃にあこがれがある世代だと考え王室を意識したスタイルを提案した。
出版社ではユニークな付録も検討している。
出たアイデアは“バブルすごろく”。
「タクシー券がもらえたから3個進むとか。
 クリスマスに赤プリの予約が取れなくて1回休みとか。」
他にもバブル世代が反応するキーワードを随所に盛り込み読者にアピールする狙いである。
読者の1人マナー教室の講師を務めている中川奈美さん(44)。
学生時代にバブルを謳歌しその後大手航空会社に入社。
客室乗務員として7年務めた。
(中川奈美さん)
「ソアラとかありました。
 車のソアラ。
 『私の彼はソアラで』というのがちょっと自慢みたいな。」
これまで洋服やエステさらには資格の取得など自分磨きのためにお金をかけてきた中川さん。
これからもその生活スタイルにこだわりたいと言う。
(中川奈美さん)
「いいものを見たい 知りたい 身につけたい
 という気持ちは根底にあると思う。
 好奇心を掻き立ててくれるような
 そうすると子持ちも明るくなるしモチベーションが上がる。」






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