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“バーンスタイン音楽祭” 若手育成へ 思い受け継ぎ

2018-08-13 07:00:00 | 報道/ニュース

7月23日 おはよう日本


20世紀を代表する音楽家
レナード・バーンスタイン。
このバーンスタインの呼びかけで札幌市で始まったのが
PMFパシフィック・ミュージック・フェスティバルである。
今年はバーンスタイン生誕100年にあたり
バイオリン奏者の五嶋みどりさんがある思いを胸に参加した。

7月7日
札幌市で始まったPMF(パシフィック・ミュージック・フェスティバル)。
若手音楽家育成のため
レナード・バーンスタインの呼びかけで1990年から毎年行われている。
今年はバーンスタイン生誕100年にあたり
世界各国の若手音楽家たちがオーケストラを作り
バーンスタインの楽曲を演奏している。
世界的なバイオリン奏者 五嶋みどりさん。
この音楽祭に28年ぶりに参加した。
五嶋さんは1986年 14歳のとき
バーンスタイン作曲の「セレナード」でバーンスタインと共演した。
このとき弦が切れるというハプニングに2度見舞われるが
後ろの奏者からバイオリンを借り冷静に対処。
バーンスタインを感動させた。
その後 第1回のPMFでも共演した。
(五嶋みどりさん)
「生誕100年というアニバーサリーで
 バーンスタインのレガシーを考えるすばらしい機会。
 PMFで勉強している方たちにも学べるものは全部取っていってほしい。」
若手音楽家を育てたい。
バーンスタインの思いが生んだ舞台に今回初めて挑む人がいる。
石川慎也さん(21)。
北海道出身の石川さん。
吹奏楽部でだった中学生のころから
毎年夏に行われるPMFで演奏することを夢見てきた。
石川さんは五嶋さんを始め一流の音楽家と共演できる今回の舞台で成長したいと考えている。
(石川慎也さん)
「すばらしい皆さんとみどりさんの前でも演奏でき
 一生に一度とないような経験をしているので
 本番が楽しみ。
 緊張もいっぱいある。」 
本番当日。
演奏されるのは五嶋さんにとって弦が切れたハプニングがあったあの曲
バーンスタイン作曲の「セレナード」。
バーンスタインが種をまきそれに共感する人たちが育ててきた舞台での共演だった。
(石川慎也さん)
「音色から表現全部世界レベルだと感じた。
 プロの方々と演奏できるという意味でも本当に良かったなと思う。」
(五嶋みどりさん)
「自分自身が持っているバーンスタインの気持ちを広げていきたい。
 みんな頑張っていただきたい。」



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