7月24日 おはよう日本
体ひとつで登り超人的な技術が試されるボルダリング。
登る速さを競うスピード。
高さ12mの壁をどの高さまで登るかを競うリード。
東京オリンピックのスポーツクライミングは3つの種目の総合成績で争われる。
選手層が厚い日本女子で世界のトップを争う1人が野中生崩選手(21)。
野中選手は今シーズン
ボルダリングのワールドカップで優勝1回 2位5回
安定した強さで世界ランキング1位につけ
2年後の大舞台に気持ちを引き締めている。
(野中生崩選手)
「絶対誰もが金メダルを狙うと思うので
そこですね やっぱりいちばんは。
本当に時間が足りないと思っていて
“もう2年か”という感じ。」
野中選手は東京生まれの東京育ち。
今年 地元の成人式では新成人の代表を務めた。
スポーツクライミングの初のオリンピックがふるさと東京。
しかも2年後は23歳と選手として最も脂ののったタイミングである、
(野中生崩選手)
「完璧ですよね。
条件はそろっているので
本当に自分が頑張るだけ。
そういうチャンスが回ってきたということは本当にうれしいこと。
そのチャンスを無駄にしないよう本当に頑張りたい。」
成長を力に変え成長を続ける21歳。
“強いクライマーになりたい”と目標を掲げる野中選手にとって東京オリンピックとは。
(野中生崩選手)
「人生をクライミングに捧げているので
そのひとつ。
私の存在を証明する場所。
積み上げてきた自分の実力だったり
そこですべて発揮出来たらいい。」