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新生活は“スキマ”でスイッチ!

2019-05-02 07:00:00 | 報道/ニュース

4月8日 おはよう日本


人手不足などで
業者が1日に請け負える引っ越し件数が半減するなか
うまくすき間を見つけてビジネスにつなげようという動きが出ている。
会社員の男性は4月3日に福岡から東京に引っ越した。
シーズンのど真ん中だったため業者に約40万円かかると言われたが
実際は28万円で引っ越しができた。
(福岡から東京に引っ越した男性)
「コストが抑えられて引っ越しができたという部分で満足度は高い。」
秘密はある“すき間”を生かした引っ越しサービスを利用したことだった。
都内のIT企業が1月から始めたサイトは
引っ越し希望日と行き先を入力したら
あとは部屋を撮影するだけ。
過去の引っ越しの料金データをもとに瞬時に見積額が産出される。
こうした条件を提示すると
提携する中小の引っ越し業者13社が請け負うかどうかを検討する。
彼らが捜すのが
トラックの荷台の“すき間”。
提示された条件に合致していれば請け負う。
もともと無駄になるはずのスペースを活用することで
業者は忙しいシーズンでも安く請け負うことができる。
利用した男性の場合6軒分の荷物と一緒に運んでもらった。
(グライド社長)
「安くなるための仕組み・プラットフォームを用意しているので
 安くすることができている。」
一方 人手不足になりがちな引っ越しの現場を
学生の“すき間”時間で埋めてしまおうというサービスも登場している。
考案したのは現役の学生が社長を務めるベンチャー企業。
学生は当日ちょっとした時間が空くことが多いという自分の体験をもとに起業した。
去年8月から始まったアプリ。
表示されているのは当日限定の短時間のアルバイトである。
“すき間”時間ができたときにスマホで申し込むだけ。
面接不要で直前でもOK。
引っ越しアルバイト経験の有無や体力に自信がるかなど
企業側があらかじめ実力を確認できる仕組みを整えている。
引っ越しの現場にはこれまでおよそ50人を送り込んでいて
人手不足解消に一役買っているという。
(タイミー社長)
「都内だけでも86万人の大学生がいると言われていて
 今まで有効活用されてこなかった時間を有効活用して労働力に生かしていきたい。」


 

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