4月25日 おはよう日本
朝焼けの街中を集団で1時間ほどサイクリング。
ソフトウェア会社のアドビが取引先の幹部20人を招いて開催した。
(アドビ ベン・ブレナーさん)
「ビジネスで直面している課題や解決策を話し合う
良い機会としましょう。」
この会社では顧客を集めた大きなイベントに合わせてスエットワーキングの機会を用意。
自転車やヘルメットも経費で買いそろえ
今年はサイクリングだけで27のイベントを開催する予定である。
(参加者)
「素晴らしかった。
1杯飲むよりはるかに有意義ね。」
「役員室だけではなく
自転車をの上でビジネスについて話せたよ。」
スエットワーキングが広がる背景のひとつが#MeToo運動。
男女がお酒を飲む場では問題が起きないよう神経を使うようになった。
またメニューにも配慮が必要である。
動物性の食品はとらない人
小麦に含まれるグルテンは避ける人などが増えているからである。
スエットワーキングをビジネスに取り入れて成果をあげている ジェースン・ケイザーさん。
自動車などのエンジンの測定機器を手掛けるメーカーの副社長である。
(パワーテスト ジェースン・ケイザー副社長)
「最近 工場の規模を2倍に増やしたんだ。
とにかく忙しいよ。」
業績好調の秘密のひとつがサイクリング。
週に数回 取引先と誘い合わせて自転車に乗りながらコミュニケーションをとっている。
「財務計画はどうしたらいいか教えてくれない?」
商談はもちろん
財務の相談や工場の敷地探しの助言まで
サイクリングをきっかけに多くの事を進められるという。
1~2時間で終わるため
気軽に誘える点も魅力である。
(パワーテスト ジェースン・ケイザー副社長)
「スエットワーキングではみんな平等さ。
組織や社会的な地位が高い人も自転車の上では平等なんだ。」
スエットワーキングはアメリカの働き方も変えつつある。