鎌倉街道 を探そう! 古代東海道痕跡to鎌倉城と    

古代東海道は、鎌倉城を作る為に頼朝に封印された! 地図、写真で紹介。

忘れ去られた鎌倉 手広切通し編 9

2009年10月06日 | 忘れ去られた鎌倉

2009-10-06 記載 2024/10修正

「手広切通し編8」の場所から、振り返った写真です。
私道ではなく、これでも昔は江ノ島道と呼ばれた道です。
雪でも降ったら、路面が斜めで、、、キット下に転げ落ちる!

とても自然を感じると思いますが、、、、
決して、放置された自然ではなく住民が小まめに手入れした自然です。
放置された自然は人の侵入を拒み、日帰りの山行き程度の装備では茨が絡み、藪漕ぎでダニのお土産が付く!
人の侵入は拒まれて、、、入り込む気にはなれないでしょう。
この場所は人を受け入れる手入れされた場所です。
現在の鎌倉は、自然保護の名の下に木は生え放題!
それも、自然に生えた樹木ではなく、戦後植林によって植えられた針葉樹が半数を占める。
最悪の例は、
50年前の源氏山は見晴らしの良い鎌倉の町を見渡せる山で、その景観が源氏山公園の価値でもありました。
現在は、樹木が生え過ぎて、、、源氏山公園は緑の壁にサエギラレて見晴らしは無い!  山に登る意味の無い場所に成った。
大きくなった樹木は根を張り鎌倉の砂岩に食い込み破壊が始まり、2019年の台風で樹木は倒れ岩に食い込んだ根が岩ゴト崩れ崩壊した。
古来より鎌倉の様な里山の樹木は、住民の燃料として使われ、適度に伐採され、
人の生活と自然が調和していたのですが、、、
歴史を無視した「歪んだ自然の過保護政策」の結果です。
政治が悪いのか?住民の自然保護団体が悪いのか??
部外者には判りません!
住民にも政治にもポリシー(歴史遺産を守る為の長期戦略)があるとも思えない。

コメント
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