鎌倉街道 を探そう! 古代東海道痕跡to鎌倉城と    

古代東海道は、鎌倉城を作る為に頼朝に封印された! 地図、写真で紹介。

富士山中に東海道 序 2

2013年03月14日 | 古東海道 足柄、箱根、富士
上記の地図にマークしたライン周辺に道路遺構が在ると考えられるが、問題は探す手段です。
①蒲原、②長倉駅、③足柄峠、④十里木峠、
「わたしのサイクリングフィールド」のバロパパさんのメールから8年経ちました。
大化の改新    646年
富士延暦噴火   800年 - 802年
延喜式      905年に編纂を始め、967年より施行

◆1 「大化の改新駅路」より300年後の「延喜式駅路」と経路が
   同じ保障はない。
◆2 富士山の延暦噴火の際、古代東海道は影響を受けて通れなく
   なった。
◆3 足柄峠の登り口は県道78号御殿場大井線の竹ノ下の谷コース
   と県道365号足柄峠線の
   東名富士CCを通る峰コースを想定できる。
   竹ノ下の谷コースは谷が狭く大道を直線的に作るのは、物理
   的に無理です。
   東名富士CCを通る峰コースは直線的で、道幅も取れ、滑らか
   な勾配の坂を作れる。

1、 「大化の改新駅路」は不明でも、静岡の曲金遺構や平塚遺構
   と足柄峠を越えた伝承により「大化の改新駅路」の存在を
   確信するのです。
   通常語られる「延喜式駅路」より300年前の古い駅路である。
2、 富士山の延暦噴火(800年 - 802年)の際には駿河側の足柄
   路が通れなくなったため箱根峠を通る街道(箱根路)が整備
   され、再び通行可能となった後は箱根路と共に東海道の一部
   を構成する。
   (Wikipediaより)
   延暦噴火は富士北麓に被害を与えた噴火で、富士山の東斜面
   と北西斜面の,2ヶ所の割れ目噴火と推定された.
   (静岡大学防災総合センター)
   延喜式駅路では被害は微弱だが、十里木峠を考えると、富士
   の山腹を通るので、
   噴火の影響が大きいと考えられる。
3、 県道78号の竹ノ下の谷コースが一般的な古代東海道で、古道
   の痕跡は多数あるが、
   道幅の狭さと直線性の無さより「大化の改新駅路」が通った
   とは考えられない。
   県道365号の東名富士CCを通る峰が「大化の改新駅路」とし
   て最適ですが、文献は無い。
   県道365号に古道の痕跡は点在するが、現役の道路が峰を通り
   痕跡は時と共に消滅していく。
参照(鎌倉の古代 2006-05-29当ブログ内)(古代東海道駅路跡2006-06-01当ブログ内)

 以上は 考え方の背景にある状況を列記しました。
コメント
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