2017-12-19 15:27:56
これは、関東大震災前の写真です。場所は由比ヶ浜の稲瀬川辺りで撮影し、仏法寺の有る霊仙山を写し出している。
これは、関東大震災後で岩壁が崩れた状態です。
注目点は岩壁が崩れた岸の状態です 満潮で上げ潮!ですので水面が上がっている。
関東大震災後で岸の状態が見どころです。
干潮で水面が下がり、岸の在るべき処に浮かび上がった岩礁が写っています。
新田義貞が鎌倉攻めで黄金の太刀を海に投げたら浮かび上がった岩礁です!!
この岩礁の上を新田軍は鎌倉に攻め込んだ!
鎌倉軍は船上から新田軍を横矢で攻める戦法でしたが、岩礁の為に船を沖に出したので遠くなり、新田軍を有効に矢を当てられなかった。
更に、埋め立て途中の山の切り崩している状態です。
現在の状況で埋め立て地には色々建築物が在ります。
問題意識を持って探せば、、上記の様な証拠は出てくるものです。
現代の鎌倉研究本は根底に、
鎌倉を本気で調べる気持ちが無い。
古文献を理解せず、現地遺構も調べずに書かれた近世の研究本を机上で調べて、
新しい鎌倉紹介の本ををマトメタ研究者が大半です。
研究なら、机上論だけでなく、自前で調査した資料も使って語って欲しいモノです。