傾斜が強い処は黒く強調した国土地理院の地図です。
砂浜に沿って黒いラインがあり、一段高い崖が現在の国土地理院の地図から読み取れます。これが現今の由比ガ浜の段差です。
元寇対策の土塁が存在すれば、この様な段差が地図より読み取れるで有ろう!
その思惑道理に段差が存在した訳です。
由比ヶ浜南遺跡、材木座防塁の黒いラインは、現在は道路絡みですが、1940年代の空撮では、国道134号が無い時代でも段差は確認でき、道路の為の段差だけでは無い事が確認できます。
鎌倉時代から在ったと思われる段差は、国道134号で隠れてしまいました。
では、
今では元寇土塁と思われる段差は、道路で消滅したのでしょうか??
元寇土塁は、消えたのでは無くて道路に隠されてと考えるのです。
戦前の状態はどの様だったのか??
問題は、由比ヶ浜の歴史と時代の経過の変化です。
明治の迅速図に描かれた段差は、
坂の下の町の境界の段差、由比ヶ浜南遺跡の砂丘、材木座の砂丘が描かれています。
もう少し詳細に段差が描かれた地図は無いのでしょうか??
地図は古ければ、より昔の地形を描かれている?? そう思ったら大間違えでした。
次回は より詳細な地図です!