
人間の欲求のなかでも、承認の欲求は本質的なものです。
いつの時代も、誰かから賞賛されることは、多くの人が望みます。
子どもでも大人でも、誰かがいいことをしたら、大いに賞賛しましょう。
喜びは二人でシェアすろと2倍になります。
人を賞賛することで、相手の承認されたいたいう欲求を満たすことができます。また、賞賛する側も、他者を認める自己の寛容さに喜びを感じます。
アメリカの作家マーク・トウェインは、「私は今まで何度も賞賛されてきたが、もっと賞賛してほしいが本音である」と。
賞賛の効用は、夫婦や親子の人間関係だけでなく、学級の中でも職場の人間関係にもあてはまるのではないでしょうか。
日本の文化は伝統的に、「以心伝心」という言葉にあるように、言わなくても、相手に伝わると考えがちです。
しかし、賞賛の気持ちは言葉にして伝えないと、相手にはわかりません。
家族の誰かがすばらしいことをしたときには、心から賞賛しましょう。
賞賛の気持ちを的確に言葉にして伝えることは、家族関係でもとても大切なことです。