箕面三中もと校長から〜教育関係者のつぶやき〜

2015年度から2018年度に大阪府の箕面三中の校長を務めました。おもに学校教育と子育てに関する情報をのせています。

気をもむ今頃

2018年03月26日 13時34分29秒 | 教育・子育てあれこれ




春の陽射しを浴びて、三中正門横の桜が開花し始めました。

そこで、

世の中に 絶えて桜の なかりせば
春の心は のどけからまし
(在原業平)


意味は、「世の中に桜などなければ、いつ満開になるかヤキモキせず、春の気持ちはのどかになるのに」と解釈します。

ちょうど今時分の気分を、この歌は見事に表しています。

今年は、開花が早く、入学式までもたないかもしれません。

去年、一昨年は入学式の日には、咲いていました。

この時期は、別れと出会いの季節であり、安定した気持ちにはなれません。

加えて、入学式に花が残っているかどうかを考えるだけでも、気をもみます。

また、春が来た。