何かの組織に属していると、自分が好まない仕事がまわってくることがあります。
大人なら仕事で、中学生なら係で、そのように自分が望まないことを任されることがあります。
この時、心のもちようが大切だと思います。
やりたくない役割だからと、手を抜きいい加減にやるのは、もったいのでないかと思うのです。
会社にとって、意味のない仕事はありません。
学級にとって、意味のない仕事はありません。
三中の3年生は、公立入試の自己申告書の中で、自分のやってきた委員会活動や係をふりかえっている生徒がいました。
それは、委員長としてやっていくことはたいへんだったが、活動をして喜んでくれる人がいてやりがいを感じたというものであったりさます。
このように仕事から積極的に学ぼうという態度が大切です。
まずは、自分の置かれているところから、地道にコツコツと学んでいくことが、自分を成長させてくれます。
西川きよし師匠も言っています。
「小さいことから、コツコツと」。
論語にも書かれています。
「吾(わ)れ少(わか)くして賤(いや)し。故(ゆえ)に鄙事(ひじ)に多能なり」