
小さな子どもは自由に絵を描きます。
どの子も夢中になり、「素晴らしい絵」になります。
しかし、小学生になり、中学生に、そして大人になるにしたがい、絵を描かなくなります。
それはたぶん、「うまく描かないと」という思いが強くなり、恥ずかしい気持ちになりたくないという緊張感などが影響するのではないでしょうか。
うまく描こうというとらわれから解放されると、ほかの人の眼を気にすることなく、自分らしく自由に描けます。
思えば、人の生き方も同じです。小さな頃思い描いた夢は自由でした。
ところが、学校へ通い出し、成績を人と比べ、できるできないを友達と比較したり、社会のなかでの価値観に合わせなければならなくなると、せせこましく考えてしまいます。
しかし、自分の人生を描くことができるのは自分だけです。
自分を卑下せず、自分は自分。それだけで尊い存在です。
2019年の冒頭にあたり、三中の生徒たちよ、夢がつまった絵を描いてみましょう。