箕面三中もと校長から〜教育関係者のつぶやき〜

2015年度から2018年度に大阪府の箕面三中の校長を務めました。おもに学校教育と子育てに関する情報をのせています。

自然はつきあうもの

2019年01月27日 08時55分34秒 | 教育・子育てあれこれ




この冬いちばんの寒波が来て、昨日の夕方から降った雪が、少し積もりました。




中島美嘉の曲「雪の華」に次の歌詞があります。


「舞い落ちてきた雪の華が

窓の外ずっと降りやむことを知らずに

ぼくらの街を染める

誰かのために

何かをしたいと思うのが

愛だと知った」



このように、雪には人に何かを知らせたり、わからせたりするはたらきがあると考える人がいます。



「雪の結晶は、天から送られてきた手紙である」と言ったのは、中谷字吉郎博士(北海道大学)でした。

中谷博士は、天から降ってくる雪を観察して、いくつかの結晶に分類しました。

結晶は、空の気温や湿度によって、その形が変わります。

雪の結晶の形や模様は、大気の気象条件を示す暗号だそうです。

そこで、中谷博士は暗号を解くために低温実験室を作り、世界で初めて人口雪を作りました。


自然界の事象には、まだまだわからないことがたくさんあります。

かくして、自然の謎解きは無限に続くのです。

人間は自然と対話をして、自然とつきあっていくのです。