閉校日が昨日まででした。今日から学校は開いています。
今日は、筆記具の持ち方についての話題です。
私の子どもの頃は、学習や授業では、鉛筆を使うのが普通でした。
大阪万博の前の頃、シャーペンが普及しだしました。
電車を一駅乗った文具店で、シャーペンを売っていて、買いに行って嬉しかったのを覚えています。
そのシャーペンは0.9ミリでした。
その後は0.5ミリが主流になりました。
さて、そのシャーペンについてですが、小学校では、シャーペンをあまり使いません。
シャーペンの使用を認めていない学校もあります。
しかし、データでは、小学生の約半数が日常的にシャーペンを使っています。
でも、学校での使用は約9パーセントにとどまっています。
学校では使わず、家や塾で使っていることがわかります。
ところで、三中の生徒を見て思います。
正しく鉛筆やシャーペンを持って字を書く子が思うほど多くありません。
つまり、先から1センチぐらいの部分を親指と人差し指でつまみ、その鉛筆の裏側に中指を当てがい、字を書く子が減っています。
親指と人差し指の付け根の間に鉛筆をはさみ、こぶしを握り、字を書く子がけっこう多いのです。
ぎこちない手つきで鉛筆やシャーペンを握り、丁寧に字を書かない子が増えています。
スマホやパソコンが、私たちの生活に浸透して、文字を手で書かないことも多くなりました。
私もこのブログを書くのに、手で文字を書いていません。
今後も手で文字を書く機会は減っていくのかもしれません。
だからこそ、鉛筆やシャーペンを正しく持ち、しっかりとした字(うまい字でなくても、丁寧な字)を書く力は維持してほしいと思います。