Miaou:猫と一緒にフランス語

長い道のりを猫と共に行きつ戻りつ

1981年のワイン

2005-05-26 21:52:20 | 映画
夜、1人でゆったりまったりワインを飲むことが多い。
今日は1981年のサンテミリオンを開けた。
今から24年前のワインだ。

2~3年前にDVDで観た「とまどい」(原題Nelly et Monsieur Arnaud)の一場面を思い出す。

アルノー氏がネリーを食事に誘う。
出てきたワインはシャトーイケム。ソーテルヌの貴腐ワインだ。
アルノー氏「君と同じ年のワインだよ」

これぞ おフランス!!

このセリフは、リチャード・ギアが言っても、マイケル・ダグラスが言ってもダメダメ!
フランス人の ムッシュー! の口から出てくるセリフだからしっくり来るのだ。
こんなこと、言われてみたいよ!!
ま、わたしと同い年のワインでは、古すぎて、ラベルはボロボロ、
液面も下がっているだろうけどね・・・・(~_~;)

アルノー役のミッシェル・セロー氏の出演作「ミスターレディー、ミスターマダム(原題 LA CAGE AUX FOLLES II)はフランス語の先生イチオシの映画。
コメディらしいけれど、コメディこそ、計算し尽くされた演技が必要、とのこと。
そう言えば、今年になって(かな?)亡くなった俳優、ジャック・ヴィルレ氏も同じことを仰っていた。

人間は奥深いものなのだ。

で、1981年のサンテミリオンは、ガーネット色で柔らかい味。トロリとしている。
普段飲んでいる若いワインとは、やはり深さが違う。
たまには、いいかも。こういうワインも。

そうそう、ちなみに、ネリー役は、エマニュエル・ベアール。
「愛を弾く女(原題 UN COEUR EN HIVER)」をオススメ致します。 





ユリシーズとウクレレ

2005-05-26 19:28:21 | ねこねこ
いろいろと、あたふたしている間に、もう5月も1週間しかなくなってしまった。
天気予報では、「入梅前の晴れの日を大切につかいましょう」などと言っている。
ああ、もう入梅の時期なのだ。
早いなぁ~~~。1年なんてあっという間だ。

そして、パスカルも昨日で9才になった。オメデトウ   
長生きしてほしい・・・・なんて思う年になってしまった。

血統書をみると、彼の登録名は「Ulysses of Riverside Tama」という。
ユリシーズとは・・・高尚な名前ではあ~~りませんか!!??

そして、同時に姉妹も生まれているらしく、彼女の登録名は「Ukulele of Riverside Tama」
というらしい。
ウクレレちゃん、なんて、かわいい名前。
どこで飼われているんだろう。

とにかく、生きているうちは、
人間も猫もみんな元気でいましょうね