フランス郊外で2週間前に勃発した、アフリカ系移民青年たちによる暴動はフランス全土に拡大し、フランス政府は夜間外出禁止令を発動する権限を一部の県知事に与えた・・・・というのが日本のニュース報道のおおまかなところです。
日本のメディアで「フランス」がトップに近い扱いになるのは、いつ以来か、と考えていました。サッカーワールドカップフランス大会っていうのがあったけど、やはり10年ほど前のムルロア環礁での核実験でしょうか。
そんなことを思いながら、「ムルロア環礁」をキーワードに検索したらこのような記事が見つかりました。<フランス領ポリネシア>ムルロア環礁で放射能汚染?
あらあら、フランス政府よ知らん顔、ほっかむりしちゃうんですか?
フランスはファッション雑誌で紹介されるような美しいイメージなどごくごく一部、本当は脛に傷が多々あるんですよねぇ。
今回の事件についても、なるべくフランスの報道に触れたいと思い、ネットで記事を読んだり、ニュース番組を視聴したりていますが、そんな中よく耳にし、目にする言葉に「Le cocktail Molotov」というのがありました。
コクテル・モロトフ??ロシアのお酒を使ったカクテルか?でもどうして、暴動のニュースにカクテル?と思い調べてみたら、火炎瓶という意味でした。
日本で言う「火炎瓶」とはかけ離れた表現に少々驚きながら、英和辞書も調べてみたら、英語では「Molotov Cocktail」と、同様の言い方です。
これは、なにかウラがあるな・・・と思って、インターネットの百科事典「ウィキペディア」で調べてみたら、こんなことが出ていました。
1940年、ソビエト連邦(ソ連)の進攻(冬戦争)に対してフィンランドで使用された。当時のソ連の外務大臣モロトフを「歓迎」する特製カクテル、ということでモロトフカクテル Molotov Cocktail の名がつけられた。
へぇ~~~、と今日も机をたたくのでした。
ちなみに、本物のカクテル「モロトフ」もあります。
ウォッカ1に対してビールが1。グレナディンシロップで色をつけ、作ります。
グラスに注いだら、一気飲み(boire cul sec)するそうです。
アブナイアブナイ・・・
さてと。本題に戻りたいと思います。
メディアに「移民の若者」「暴動」「外出禁止令」などという言葉が並ぶとショッキングですが、でも今回、日本のテレビで「移民の若者」と呼ばれている若者(っていうか思春期の”ガキ”たち)はフランスで生まれたフランス人です。フランスの教育を受け、公的支援も受けているはずです。学校教育、職業訓練や住居補助などなど・・・。
なのに、なぜここまでするの?
そりゃ、何代前までさかのぼってもいつもフランス本土に住んでいて、どこをたたいてもフランスの埃(誇り?)しか出てこない、という人たちと全く同じ扱いを社会で受けることはできないでしょう。
ちょっとどっかで意地悪されたり、後回しにされたりすることはあると思いますよ。
そういうことをされて「あ~あ、いやになるよ」 という親のぼやきを聞きながら育つとそうなっちゃうのかなぁ?
でも、火炎瓶を、停まっている車に投げているお子たち、仕事があっても、真面目に取り組む風には見えないんだけどなぁ・・・。
不満をぶつけてるだけでは、なんの解決にもならないよ、って早く気づけばいいのにね。
日本のメディアで「フランス」がトップに近い扱いになるのは、いつ以来か、と考えていました。サッカーワールドカップフランス大会っていうのがあったけど、やはり10年ほど前のムルロア環礁での核実験でしょうか。
そんなことを思いながら、「ムルロア環礁」をキーワードに検索したらこのような記事が見つかりました。<フランス領ポリネシア>ムルロア環礁で放射能汚染?
あらあら、フランス政府よ知らん顔、ほっかむりしちゃうんですか?
フランスはファッション雑誌で紹介されるような美しいイメージなどごくごく一部、本当は脛に傷が多々あるんですよねぇ。
今回の事件についても、なるべくフランスの報道に触れたいと思い、ネットで記事を読んだり、ニュース番組を視聴したりていますが、そんな中よく耳にし、目にする言葉に「Le cocktail Molotov」というのがありました。
コクテル・モロトフ??ロシアのお酒を使ったカクテルか?でもどうして、暴動のニュースにカクテル?と思い調べてみたら、火炎瓶という意味でした。
日本で言う「火炎瓶」とはかけ離れた表現に少々驚きながら、英和辞書も調べてみたら、英語では「Molotov Cocktail」と、同様の言い方です。
これは、なにかウラがあるな・・・と思って、インターネットの百科事典「ウィキペディア」で調べてみたら、こんなことが出ていました。
1940年、ソビエト連邦(ソ連)の進攻(冬戦争)に対してフィンランドで使用された。当時のソ連の外務大臣モロトフを「歓迎」する特製カクテル、ということでモロトフカクテル Molotov Cocktail の名がつけられた。
へぇ~~~、と今日も机をたたくのでした。
ちなみに、本物のカクテル「モロトフ」もあります。
ウォッカ1に対してビールが1。グレナディンシロップで色をつけ、作ります。
グラスに注いだら、一気飲み(boire cul sec)するそうです。
アブナイアブナイ・・・
さてと。本題に戻りたいと思います。
メディアに「移民の若者」「暴動」「外出禁止令」などという言葉が並ぶとショッキングですが、でも今回、日本のテレビで「移民の若者」と呼ばれている若者(っていうか思春期の”ガキ”たち)はフランスで生まれたフランス人です。フランスの教育を受け、公的支援も受けているはずです。学校教育、職業訓練や住居補助などなど・・・。
なのに、なぜここまでするの?
そりゃ、何代前までさかのぼってもいつもフランス本土に住んでいて、どこをたたいてもフランスの埃(誇り?)しか出てこない、という人たちと全く同じ扱いを社会で受けることはできないでしょう。
ちょっとどっかで意地悪されたり、後回しにされたりすることはあると思いますよ。
そういうことをされて「あ~あ、いやになるよ」 という親のぼやきを聞きながら育つとそうなっちゃうのかなぁ?
でも、火炎瓶を、停まっている車に投げているお子たち、仕事があっても、真面目に取り組む風には見えないんだけどなぁ・・・。
不満をぶつけてるだけでは、なんの解決にもならないよ、って早く気づけばいいのにね。
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