Miaou:猫と一緒にフランス語

長い道のりを猫と共に行きつ戻りつ

さーや、恐るべし!

2013-10-05 15:24:47 | Weblog
式年遷宮って、ほとんど興味なかったです。

でも、今年はことさらに報道されているような気がしませんか?

20年に一度の行事なら、私の年なら20年前だってくっきり覚えているはずなのですが、

なぜか、私の生涯で初の「式年遷宮」報道な感じがしています。

さて、一部をテレビ中継で見ました。

臨時祭祀としての、黒田清子様(清子内親王、通称さーや)の堂々とした立ち居振る舞いは

オリンピック招致の時の高円宮妃久子さま以上に皇族(正確には元皇族)のオーラを感じました。

さーや、恐るべし!

鳥と植物を愛するお嬢さんなだけではなかったのですね。




さて、この式年遷宮にはいくらのお金がかかっているのかと思わずにはいられません。

ここ1~2年での準備ではなく、新しく建立される社に使われる檜は、一体何年前から育てられているものなのですか?

釘を一本も使わずに組上げられる社、奉納される御物、専門用語はわかりませんが、司祭の方々の装束

すべてが、1300年前から脈々と引き継ぎされてきた伝統の技です。

20年に一度の遷宮って、ちょっと頻繁すぎない?なんて一般ピープル(←高校時代の数学の小嶋先生の言いまわし)は思います。

20年に一度、新築にお引っ越しするなんて、いくら天照大神でも贅沢なんじゃないの?って。

しかし、社をくみ上げる技術の継承には20年というのはいいインターバルかもしれません。

1回目の式年遷宮は、宮大工のお父さんの手伝いとして参加した18歳の息子さんが、次の式年遷宮では

中核の宮大工さんとして参加し、その次には次の世代を育てる立場として参加するのです。

こうして、宮大工の技は日本に脈々と受け継がれるのでしょう。


私、甥っ子に勉強教えながら言うのです。

「企業に就職するよりも、日本独自の技術を身につけて世界で勝負するっていうのもいいんじゃない?

例えば、日本料理の板前さんとか、宮大工さんとか」って。

ま、言うだけですけどね(^_^;)






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2 コメント

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さ~や (miauleuse)
2013-10-06 20:10:41
えふさん

「さーや」よりも「さ~や」のほうが、彼女のたおやかさがうまく表わされているようですね。

今年の式年遷宮の費用は550億だと友人が教えてくれました。

20年前は今より少しは安かったではないかと思いますが、20年後は700億ぐらいか?

一応、政教分離なので、税金は投入されていないはずなので、国家財政には影響をうけないことを前提にざっくりと予想してみました。

ところでさ~やには、これからも天皇家の娘として、さまざまな場面で御活躍いただきたいものですね。
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さ~や、御健在! (えふ)
2013-10-05 20:13:54
miauleuseさん、

 さ~や、最近拝見したことがありません。

 御健在と聞いて、安心しました。

 そう、さ~やは、すごいのです。

 伊勢は、20年前も式年遷宮やってましたよ。
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