Miaou:猫と一緒にフランス語

長い道のりを猫と共に行きつ戻りつ

初七日?

2015-02-01 22:39:05 | 黒猫エルメス
孝行黒猫エルメスが亡くなって、今日が初七日でよいのでしょうか?

エルメスの死に際して、暖かいコメントをくださった

tak-kakさん、ぴちさん、wakoさん、かずゆきさん、Elzaさん、Joelleさん、えふさん


ありがとうございました。Merci infiniment!!



初七日だからと特別なことはしていませんが、スマホに入っていたエルメスの写真を5枚ほど

フォトスタンドに送信しました。

そのフォトスタンドの横にはエルメスの遺骨が置いてあります。




自分が鈍感なのかもしれませんが、エルメスに対して「もっとこうしていれば」とか

「これをすればよかった」と思うことがないのです。

パスカルの慢性腎不全にばかりに気を取られてエルメスの病気に気付かなかったというのはだめでしょ~と

エルメスの血液検査もしていました。

そのたびに、「特に機能の落ちている臓器はないよ。年相応だね。」と言われていたのです。

年相応ならよいではありませんか?

生き物は時間の流れに逆らわないのがよいのでしょうし。

なので、エルメスは、18年8カ月を生き抜いて天国に行ったのだと思っています。

エルメスが亡くなった翌日、獣医さんに電話しました。

最期の様子を話したら「それは安らかな最期って言えると思うよ」と言ってくださいました。

もちろん、胸に水がたまったことで、呼吸が苦しく、動くのもしんどい時期を越えての最期だったので

本猫的には「しんどかったよ~」かもしれませんが。



今でも「エルちゃん!」と声かけをしてしまうこともあります。

仕事の仲間から「大丈夫ですか?」「猫ちゃんのことお悔やみ申し上げます」と言われると

うるる・・・とします。


エルメス。

生後3週間ぐらいのときに拾われてやってきました。

猫用粉ミルク買って哺乳瓶で授乳しました。

猫用トイレの段差を越えられなかったので、本で階段を作ってあげました。

目やにで目が開かないと獣医さんに連れていきました。

去勢手術をした後は、予防注射に行く以外は獣医さんにお世話になることもなかったです。

途中でシラクが家に入るようになってから、切ったはったの格闘技のせいで

縫合手術の事態にも陥りましたが、内臓の問題で獣医さんへ行くことはなかったです。

しかし、原因不明の癲癇発作が始まって、そのために獣医さんに行き始めました。

そうこうしているうちに老衰に至ったわけです。



エルメスは錦松梅のかかったご飯が好きでした。

にんべんのかつぶしパックも好きでした。

鮪のお刺身をヒトが食べていると、テーブルの下で待機し

「ぼくにもください」と当然の顏をしていました。



パスカル王子のことが大好きでした。

母が「パスカル~」と近づいていくと

「ぼくのパスカルに触るな!」と言わんばかりに母に歯向かって行きました。

ファンヒーターの季節になると、エルメスはパスカル王子と並んで

熱風に向かって座っていました。


エルメスは絶対に布団の中には入ってきませんでした。

その代わりに、枕元のヒトの顏のすぐ横で丸くなって寝ていました。

枕元のスタンドのスイッチに触ってしまい、ヒトがまだ本を読んでいるのに

暗くしてくれたことも何度あったことか。


生後推定3週間の哺乳瓶のころから、全身が白髪交じりになる18歳8カ月までの思い出はたくさんあります。

最期は飼い主の見守る中で安らかに逝ってくれたエルメス。

やはり孝行猫です。





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4 コメント

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王子のときには・・・ (miauleuse)
2015-02-09 21:57:05
Elzaさん、こんばんは。

エルメスは本当に孝行者でした。
ちゃんと私がいるときにを選んで逝きましたから。
(直前まで母屋で甥っ子の勉強を見ていたので、エルメスの近くにいなかったのです)

王子はエルメスがいなくなったことが分かっているのでしょうけれど、普段通りの様子でいてくれてほっとしています。

王子は老猫らしく痩せています。
でも、食欲がありますし、「お湯が飲みたいのだ」と流し台の下で大きな声で訴えます。
私が寝ていると、顏をピタピタして「布団の中に入れてくれたまえ」と言います。
王子、寝ている時間が多いですが、椅子の上に飛び乗ることが、まだできます。
20センチほどの段差もクリアできます。
薬を飲むのも上手になりました。

王子の「その日」が来たときに、どのように思うのか分かりません。
とにかくその日までできる範囲でできることをしようと思います。

わたしにとって、エルメスは最初の猫、パスカルは王子です。

シラクは?(笑)
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癲癇 (miauleuse)
2015-02-09 21:35:49
ぴちさん

文鳥にも癲癇があるんですね。
鳥かごの中で突然バタバタされたら不安になりますねぇ。

哺乳類、鳥類にあるとしたら、両生類や爬虫類にもあるかもしれませんね。

18年以上一緒にいると、猫に対して勝手に「キミは同志である」と思ったりします。

亡くなる前日に、正座している私のところにヨタヨタ歩いてきて、前右足で私の腿をパタッと触ったエルメスは「まだ歩けるうちに、言うことは言っておこう」と思ったのだと、今になると思いますけどね~~~。
これが最後のエピソードですね。


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孝行猫 (Elza)
2015-02-03 23:09:34
「もっとこうしていれば。。。」という後悔を残させないようにしたエルメス君は本当に孝行息子さんですね。。。
もちろん miauleuse さんが後悔しないようなお世話をされたということもあるでしょう。
見習わなくては。。。
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 (ぴち)
2015-02-03 00:15:20
思わずふふふっと笑ってしまうエピソード。
エルメスちゃんへの溢れる愛を感じます。

癲癇。文鳥にもあるんですよ。
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