Miaou:猫と一緒にフランス語

長い道のりを猫と共に行きつ戻りつ

一緒に過ごす

2015-01-25 23:08:01 | 黒猫エルメス
このブログの一番最初の記事に、若かりしころのエルメスの写真があります。
ほぼ10年前です。
(10年もgooでブログ書いていたのね!今更驚きます)
そのころのエルメスは毛並みも真黒ツヤツヤでした。今は白いものがたくさん混ざっています。
エルメスは1997年の7月ごろの生まれではないでしょうか?
仔猫でヨタヨタしていたところを相方hが拾ってきたのではっきりはしません。
ええ、もとは六本木の猫でした。
それが神奈川県の片田舎の猫になり18年と8カ月。
たまに、弾みで外にでたりもしましたが、生涯の99%以上を屋内で過ごしました。

そのエルメスが今最後の瞬間を生きています。
ろうそくは燃え尽きそうですが、まだ尽きていません。
さっきはテレビの前に座っていた私の近くにヨタヨタの足取りで歩いてきて
左前足で私の太ももをパタンと触りました。
パシッと叩くのではなく、パタンと触りました。
何か言いたいのだろうか?と思います。
考えすぎですかね?

たまに、声を出します。
自力でトイレまで行き、用を足した後にトイレから出てこれずにそこでじっとしていたりします。
食事も自力ですが、もうあまり食べなくなりました。
食事で口周りや鼻が汚れても、トイレの砂が足にくっついても自分ではなにもしなくなりました。
抱き上げるとフワッと軽い軽い。
この体にこれ以上、ステロイドだの利尿剤だの注射する必要があるんでしょうか?と考えがよぎります。

こういう時を一緒に過ごすのも、生き物と暮らすうちの一環です。
可愛い仔猫のとき、ゴムまりのように弾む若猫のとき、気心が知れ頼もしくも感じる壮年猫のときを経て
穏やかな老年、そして今なんです。

普段通り、うちでいつもの仲間と一緒に過ごす。
万が一私がいないときにそうなっても大丈夫なように。

とにかく一緒の時間を大事にする・・・ですだよ。





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