Miaou:猫と一緒にフランス語

長い道のりを猫と共に行きつ戻りつ

脱原発教育!?

2013-02-22 00:22:57 | 原発
別にことさらに言ってきたわけでもないのです。

この本を「見てみれば?」と買って渡しただけです。それももう半年以上前に。

でも中2と小6の甥っ子たちは、「日本に原発はNG」という内容の文言を学校のプリントやテストの答案に書くようなことをしているようです。

小6甥っ子の社会のテストの設問で「これからの日本に必要なことはなんですか?」というものがあり、彼は「地震の多い日本では原発を続けるのは危険です」と書いて三重丸をもらいました。

そのテスト用紙を見て私は言いました。

「アタシが先生だったら、花丸付けて茎も葉っぱも描いて、植木鉢まで描いちゃうね」と。

中2甥っ子は学校の社会の授業の中で、福島から神奈川県内に避難されている方の体験談が掲載されている新聞記事を読み、原発について勉強したようです。
先生から配布されたプリントの中に「日本に原発は必要ですか、不要ですか?」との設問がありました。
それに対して、彼は「必要ではないと思う。原発が事故をおこしたら大変だし、電気が減って不便な生活をするのはいやだけど事故のことを考えたら我慢しなきゃならない」というような、「おいおい、おまえ、本当に中2か?」と言いたくなるようなつたない文を書いていました。


それぞれの書いた文章を読んで「アンタたち、偉いね」とほめてやったら「このぐらい書けば○もらえると思った」などと言い放ちやがる!甥っ子ども!

でも少しでも、原発に対して”ひっかかり”を持ってくれたらそれでよしと、叔母はしたいと思います。


叔母としての次にたくらみは、彼らに「さようなら、もんじゅ君」を読ませることです。

この本は良書です。

高速増殖炉と一般の原子炉の説明。

他国での高速増殖炉の現状。

核廃棄物処理の問題。

日本において核開発が中止できない理由などなどが平易が語り口で綴られています。

大人にも中学生にもよい本だと思います。






最新の画像もっと見る

コメントを投稿