蒸し暑い曇り空。今日も大勢の参加
今日はここの大学生S 君の案内で回る。
2週間前の下見の時とは季節もだいぶ進んでいた。
ヤマモモは完熟してたくさん実が落ちていた。
食べてみたらとても甘く、たくさんの実がこのまま朽ちるのはもったいないなー。
庭に果樹を植えているkさんが持ってきてくれたヤマモモは栽培種とのことで、大
きさも倍以上あった。これはみんなでいただいた。
左 Kさんの栽培種 右 ここのもの
ノウゼンカズラの咲いているところで、「この花は食べられるよ」とkさん。
「へー知らなかったわ」さっそくHちゃんが花をひとつ採ってくる。「ちょっと甘
いわ」ほんと?と私も花びらをちぎって口へ。
横でkさんがニヤニヤしている。
「そういえばちょっと甘いね」
近頃はエディブルフラワーといって花を食事に飾るだけでなく食べるということも
はやっているようだ。
Hちゃんもお花ばっかりのサラダを食べたとか。
食べられる花というのもいくつかは聞いたことがあるが、ノウゼンカズラは知らな
かった。
ほんとうに食べられるの? 帰ってネットで調べてみた。
①花びらは草木染めに利用されますが、「花の露が目に入るとめまいをおこす」と
言われています。
②「毒草大百科」に次のように書かれていました。 保有する毒の成分は、ラバコ
ール。全草に含まれているが、特に花に多く含まれている。
ラバコールに関しては、まだ研究段階ということもあり、詳しい事はわかっていな
い。 ただアレルギー性物質の一つだと考えられている。
致死的な有毒成分ではないが、花の 蜜が目に入ると目がつぶれると言われてい
る。
これに対して「科学的根拠のない俗説に すぎない」という声もある。
しかし、花をすりつぶして絞ったしるが皮膚に付着すれば、 その部分がかぶれ皮
膚炎を起こすことがあるのは事実だ。
そして、この絞り汁が目に入った 時には、炎症を起こし、まぶたが腫れてしまう
のも事実である。
実際、庭先に植えられた ノウセンカズラの花を摘んで遊んでいた子供が、この汁
を目に入れて事故にあったというケース が報告されている。
ノウセンカズラをさわった手では、絶対に目をこするようなことをしては いけな
い。失明するようなことはないと思われるが、そねに近い恐怖を感じることは容易
に 想像できる。
その取り扱いには十分注意してほしい。
③毒性はそれほど強くないが、全体に含まれており、肌にふれるとかぶれることが
ある。
④汁液がつくとかぶれる有毒植物とされている。
⑤本によると蜜は有毒。目に入ると毒とあるが・・・・・
漢方薬として花を乾燥し、利尿 通経薬
などと出てきました。 あっ。ちょっとお腹が・・・それはなかったですが・・
まああまりお勧めはできないようです。
その時、染物ができそうとの話も出ました。
ついでに調べたら
「花を煮込むと、かなり濃いオレンジ色の染色液ができましたので、期待が高まっ
たのですが、結果的に淡い色に染まりました。
みょうばん媒染では、薄いベージュに、鉄媒染では、それよりも少し濃いベージュ
に染まりました」他にもありました。
教材園では、S君がここでされているコムギの遺伝子研究から、小麦の進化ことを
説明してくれた。
(一粒コムギとクサビコムギをもとにマカロニコムギが作られ、それとタルホコム
ギからパンコムギが作られた)
教材園で待っていてくださったM先生からもお話を聞けた。
先生のお話を聞く
左からタルホ小麦(2倍体)・マカロニ小麦(4倍体)・パン小麦(6倍体)
50種の木を観察して今日の予定終了となったが、
人数が多いとペースもばらばらになる。
観察会としては人数が多すぎ、以後新規受け入れはなしとのことになった。
今日はここの大学生S 君の案内で回る。
2週間前の下見の時とは季節もだいぶ進んでいた。
ヤマモモは完熟してたくさん実が落ちていた。
食べてみたらとても甘く、たくさんの実がこのまま朽ちるのはもったいないなー。
庭に果樹を植えているkさんが持ってきてくれたヤマモモは栽培種とのことで、大
きさも倍以上あった。これはみんなでいただいた。
左 Kさんの栽培種 右 ここのもの
ノウゼンカズラの咲いているところで、「この花は食べられるよ」とkさん。
「へー知らなかったわ」さっそくHちゃんが花をひとつ採ってくる。「ちょっと甘
いわ」ほんと?と私も花びらをちぎって口へ。
横でkさんがニヤニヤしている。
「そういえばちょっと甘いね」
近頃はエディブルフラワーといって花を食事に飾るだけでなく食べるということも
はやっているようだ。
Hちゃんもお花ばっかりのサラダを食べたとか。
食べられる花というのもいくつかは聞いたことがあるが、ノウゼンカズラは知らな
かった。
ほんとうに食べられるの? 帰ってネットで調べてみた。
①花びらは草木染めに利用されますが、「花の露が目に入るとめまいをおこす」と
言われています。
②「毒草大百科」に次のように書かれていました。 保有する毒の成分は、ラバコ
ール。全草に含まれているが、特に花に多く含まれている。
ラバコールに関しては、まだ研究段階ということもあり、詳しい事はわかっていな
い。 ただアレルギー性物質の一つだと考えられている。
致死的な有毒成分ではないが、花の 蜜が目に入ると目がつぶれると言われてい
る。
これに対して「科学的根拠のない俗説に すぎない」という声もある。
しかし、花をすりつぶして絞ったしるが皮膚に付着すれば、 その部分がかぶれ皮
膚炎を起こすことがあるのは事実だ。
そして、この絞り汁が目に入った 時には、炎症を起こし、まぶたが腫れてしまう
のも事実である。
実際、庭先に植えられた ノウセンカズラの花を摘んで遊んでいた子供が、この汁
を目に入れて事故にあったというケース が報告されている。
ノウセンカズラをさわった手では、絶対に目をこするようなことをしては いけな
い。失明するようなことはないと思われるが、そねに近い恐怖を感じることは容易
に 想像できる。
その取り扱いには十分注意してほしい。
③毒性はそれほど強くないが、全体に含まれており、肌にふれるとかぶれることが
ある。
④汁液がつくとかぶれる有毒植物とされている。
⑤本によると蜜は有毒。目に入ると毒とあるが・・・・・
漢方薬として花を乾燥し、利尿 通経薬
などと出てきました。 あっ。ちょっとお腹が・・・それはなかったですが・・
まああまりお勧めはできないようです。
その時、染物ができそうとの話も出ました。
ついでに調べたら
「花を煮込むと、かなり濃いオレンジ色の染色液ができましたので、期待が高まっ
たのですが、結果的に淡い色に染まりました。
みょうばん媒染では、薄いベージュに、鉄媒染では、それよりも少し濃いベージュ
に染まりました」他にもありました。
教材園では、S君がここでされているコムギの遺伝子研究から、小麦の進化ことを
説明してくれた。
(一粒コムギとクサビコムギをもとにマカロニコムギが作られ、それとタルホコム
ギからパンコムギが作られた)
教材園で待っていてくださったM先生からもお話を聞けた。
先生のお話を聞く
左からタルホ小麦(2倍体)・マカロニ小麦(4倍体)・パン小麦(6倍体)
50種の木を観察して今日の予定終了となったが、
人数が多いとペースもばらばらになる。
観察会としては人数が多すぎ、以後新規受け入れはなしとのことになった。