みどりの野原

野原の便り

7月8日 ハッチョウトンボ

2007年07月08日 | Weblog
地元のUさんに案内してもらってハッチョウトンボを見てきた。


         赤いキノコがお出迎え

ずっと見たいと思って探していて、去年初めて見て、今年2回目

体長センチぐらい。オスは真っ赤 メスはトラ模様 アブかハチに見える。
少し赤の薄いのは若いトンボかな?体の色もよく見ると個体差がある。

何度見てもかわいい。
じっと座って見ていると、縄張り争いか?オスどおしが追っかけあいしていたり、
メスが湿地の水面にお尻をちょんちょんとつける産卵行動のようなしぐさを繰り返していた。


 ハッチョウトンボ♂ 体長2センチ (これは私の写真 ♀は焦点合わず)


     ♂(去年のSさんの写真)                ♀(左に同じ)

ハッチョウトンボのヤゴってどんなんかな?
この水溜りのようなところで生命が脈々と受け継がれているんだなあ。
飽きずにしばらく眺めていた。

クモの巣に引っかかって、クモの餌食になっているのも2箇所で見た。
ハッチョウトンボが餌なんて、なんとも贅沢なクモだ。
かわいそうだけどこれも自然の営みか。

カキラン・モウセンゴケは花が咲いていた。ミミカキグサが1個黄色い花が見られた。
ノギランはつぼみ。
アリノトウグサはたくさんあった。

 
              湿原                        カキラン

こういう貴重な湿地はだんだん減っているんだろう。
気をつけていても、私たちが入ったことで、少しは悪い影響があったにちがいない。

環境は守りたい。けど見たい。その辺のところがどこでもむつかしいところだろうな。

山道にはコアジサイの蕾があった。

平地ではもう花がすんでいるアジサイはここでは今満開だ。

もうひとつ
奥池ではタヌキモの花を始めて見た。
葉が浮き袋状の構造になっているようで、うまく浮かんで花がまっすぐに立っていて、黄色い花を咲かせていた。この池にはジュンサイもあった。
 
       タヌキモ                     タヌキモの葉

花に近づこうとして危うく長靴に水が入るところだった。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする