みどりの野原

野原の便り

7月17日 赤目四十八滝

2008年07月17日 | Weblog
どうしようかと迷ったが、天気もいいので野外サークルのハイキング
に参加。
少し雲はあるが夏らしい青空。 カッパとザックカバーはオサラバだ。

参加者は26人 10時10分にバスを降りリーダーのHさんの「1時間も
あれば昼食場所につきます」と威勢のいい予定を聞き、体操も済ませ
て、いよいよサンショウウオセンターを通って谷筋に入る。

さすがに下界よりだいぶ涼しい!

赤目というのは 
役の小角(えんのおづぬ)が滝に向って修行していた時、不動明王が
赤い目の牛に乗って出現したという伝説による。
古来、滝は修行・参拝の対象だったそうだ。

小さい滝・立派な滝、瀬あり淵あり、せせらぎの音が心地よい。
今はずっと上まで遊歩道が続いていて香落渓の方へ抜けられるが、
明治まではほんの入口の千手滝までしか入れなかったそうだ。

滝がたくさんあるということはそれだけ登っているということ。

登りは急で狭い遊歩道だが手すりが完備しているので、滑りやす
い足元さえ気をつければ大丈夫。

 
      不動滝           布曳滝
    (赤目5滝の①)       (赤目5滝の②)
 
 千手滝(赤目5滝の③)         雨降滝
雨降滝は遊歩道の山側にある。柱状節理の岩から水が滴っていた。
今日はそれほどでもなかったが、雨の後は水量も多くなり歩道の上に
滝のように降りかかるらしい。

岩の苔の上にはハグロソウやダイコンソウ・マンネングサの仲間や
ギボシの仲間などの花が見られた。
イワタバコは1株咲いていたのがあったが、まだまだ早い。

参加メンバーは健脚ぞろいだが、人数もこれだけいれば計画通りには
いかない。

あまり意味もなさそうな?スタンプラリーにも参加して・・
滝ごとに写真を撮る人(誰?)もいるし・・

「1時間もあれば行ける」予定だった骸骨滝へはやや遅れて11時40分
に到着。岩の上でお弁当を食べた。


      骸骨滝  次に来た時に「骸骨に見える場所」を探そう。

谷の上の細い空はいつの間にか黒い雲に覆われていた。

お弁当の後は、先月もやったロープワーク
投げて人を助ける時に使う「ロープに結び目をいくつも作る方法」
と、自分が助けてもらう時に腰に巻く「締まらない結び方」をおさら
いした。

1か月前にやったのにもう忘れそうになってる。
でもちょっとやったら思い出した。

雨粒があたった。と思ったら激しく降りだした。
しまった! カッパとザックカバー リュックから出してきた! 
やっぱり横着したらあかんと後悔。

幸い傘は持っていたのでそれでしのいで待つうちに、空が少し明るく
なって来た。

「この上の荷坦滝だけは絶対見て帰った方がいい」リーダーの言葉に
従って上流の荷坦滝を目指す。

 
荷坦滝(にないたき・赤目5滝の④)    雛壇滝

振り分けにした荷物のような荷坦滝 高さはないが堂々とした姿だ。

さらにもう一つ上の琵琶滝へ


  琵琶滝 (高さ15m 赤目5滝の⑤)
いつも手前で引き返してここまでは来ないので、今日は来れてよかった。

ここから引き返してバス停へ
バス停近くの店で「屁こきまんじゅう」だったか? 芋で作った焼き
たての饅頭?を食べた。


ウィンドウの 猫の絵見入る モデル猫 
写真不鮮明なのが残念 

バス停からはバスに乗って赤目口駅へ帰る人、駅まで歩く人にわかれ
て解散

オプション
ちょうど半数が歩くことになり、私も健脚のみなさんとご一緒する。

前、一度逆コースを歩いたことがあるが、木立の中のいいコースだ。
でもさっきの谷筋とは涼しさが違った。


        極楽寺

ここで切り出したヒノキで作られた松明が毎年お水取り行事で使われるそうだ。

今年、間近で「お松明」を見た時のことを思い出した。(3月12日のブログ)

3時半の電車で帰路に付く。 
コメント
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