みどりの野原

野原の便り

10月26日 巻向周辺 上ツ道 見学や瓦作り体験 イチビ群生

2014年10月26日 | Weblog
巻向駅から上ツ道を歩く。

纏向遺跡
100年間だけ存在したという弥生時代の住居跡は土の中。 
発掘がすすんで全貌がわかるのを期待。

元 造り酒屋だった辻酒造
屋敷は文政年間に建て替えられた。
H61年まで酒造りをされ、「14代目です」とのこと。
元は辻村の大庄屋。貴重な記録は県が整理、ひとつの部屋にまとめられていた。

 
酒米を積んだ荷車が通ったという石敷きの通り庭 玄関から奥へと続く。
普段閉めてある通り庭の障子戸は荷車が通れるようにドアのように開ける。
人が通る時は狭く、荷車用には広く、2通りに使う仕組みに感心。
長年の開け閉めで石床にはコンパスでひいたような跡ができていた。
 右)今も使われている井戸のひとつ。湧く水の量は減っているそうだ。

 
酒蔵の煙突も健在 かつての面影を残している。

大和社寺工営
 
神社や寺院の建物 今までは瓦工・大工・左官・・などそれぞれ専門の縦割りだったのを、一貫して統括。よりよい建築を残そうと熱い思いを語られた。
右)昔の建物に使われていたという手作り感あふれる角釘をお土産にいただいた。

  
         東の山々           上ツ道を歩く

長岳寺五智堂(傘堂)上ツ道から長岳寺への案内板的な役割

 
大和神社 鳥居を入ってもまだまだ社殿は見えない。 
         右)拝殿   遣唐使も出発の前に安全祈願したとか。


中川養魚場 ワキンやコメットが出荷を待つ。

大和海軍航空隊 大和基地 太平洋戦争末期、海岸近くから内陸に基地を移した。

柳本飛行場跡に防空壕が残る。昔は土で覆われていたらしい。
現在、壕の中は農業道具などの収納に使われている。平和っていいなあ。

大和瓦センター
 
軒丸瓦や鬼瓦の数々
 
ミニ鬼瓦作り体験 左)型に粘土を押しつけて作る。型から外れやすいように雲母の粉をはたいておくのが珍しかった。 右)出来上がり 焼けば瓦色になるらしい。
      
 
畑にキビが植えてあった。 イチビ こんなに群生しているのは見たことがない。
種子は20年近くも発芽能力を保持し、やっかいな雑草になるらしい。
コメント
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