みどりの野原

野原の便り

2月26日 日本書紀

2021年02月26日 | Weblog

天武期の続き。
いつもながら、読んで、聞くだけで精一杯。理解の追いつかないまま書いていますので、講師先生には申し訳ないが、正確性に欠けるところもあるかと思いつつ書いてます。
(それじゃ書かなければ?と言われそうですが)

貢物をする新羅や高麗の人の名のむつかしいこと。

「摂津(つ)」
天皇が詔される国名の内、摂津に「せっつ」ではなく「つ」の仮名がふってある。
難波津など港湾施設のあった所を「津」と言った。
律令制に基づいて設置された国名「摂津」は、もともとは「つ」一文字で呼ばれていた。
後に、2文字を好む流れから「摂津」となったという説もあるらしい。
孝徳天皇の「難波長柄豊崎宮」を「つの国」と言うようになり、「つの国」には国司の代わりに「摂津職」が置かれた。

面白かったのは・・
・天武天皇が、天智天皇が定めた、貴族に対する支給制度を廃止したり、親王・諸王・臣・寺などに与えていた山や林や池などを国に返すように命じたり・・すんなり受け入れられたのだろうか?

・僧尼2400余人を集めて法要  どこで?

・百姓の富貧を調べて、3段階に分け、中より下の者に「貸与ふべし」(まず、稲苗を貸して、収穫後、利息を取るという制度「貸税(いちしのおほちから)」) 
より貧しい人にこの制度を適用することで、農民は少しは楽になったかなあ?

「一宮」の話
・一番初めは一の宮・・♪ 子供の頃歌っていた毬つき歌。
・制度がいつできたかはっきりしない。
・文献での初見は今昔物語に登場する、山口県防府市にある「 玉祖神社」 
・各国(令制国)の神社の内「最も由緒があり信仰が厚くその国の第1位のもの」が原則だが、基準ははっきりしない。
・国に1社が原則だが、複数ある国もある。
・一覧表をいただいたが、資料によっては違うこともある。
・政治的に外されたりすることもある。
・有名なところが必ずしも一宮に入っていない。(熱田神宮 熊野大社 宗像大社など)
・対馬や壱岐・隠岐にも一宮はある(北海道や沖縄にはないらしい)
・一宮の他に、二宮・三宮のあるところもある。
・倭国の一の宮は桜井の大神神社 二宮・三宮はない。

一宮というものがだいぶはっきりした。

コメント
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