みどりの野原

野原の便り

7月5日 曽我川を北へ うれしい!びっくり!面白い! アオギリ トキワススキ コハクオナジマイマイ コアシダカグモ卵嚢

2021年07月05日 | Weblog

曽我川周辺 今日は北へ(広陵町あたり)行こうと思う。
左岸は前にも歩いたことがあるが、すんなりと堤防には出られない。

堤防は整備工事中。完全に通り抜けはまだできない。
そこで、住宅地の中を通って、どこかへ出ようと思い、スタート。

住宅地の公園にあったアオギリはどうなっているかな?


おお!感は当たって、アオギリはちょうど花盛り。うれし~い!
小さい公園だけど、ちょっと変わった木が植えてあるとうれしいな。


大きい花序


雄花ばかりのよう。花弁はなく、くるんと反り返っているのはガク片らしい。
雌花はこの後に咲くのかな? またチェックしに来よう。 

住宅地の端に来たが、行き止まりだったり、数度行きつ戻りつ・・


北へ続く田んぼ道を行ってみる。行けるかな?
西へ北へ・・


途中にヒメガマの群生地


そして、うまい具合に曽我川の堤防下の農道に出た。ここは初めて。


トキワススキの大群生。風に大きい穂がなびいてきれい。

近くで見ていたトキワススキはなくなってしまった。

そして、堤防の工事関係の広場に出た。
ここから右岸の堤防に上がれる。


シロザ 大株


右岸の堤防 まだ通り抜けはできないので誰も通らない。


おっ。セイタカヨシの葉にコハクオナジマイマイがいた。ここにもいたか~。


クズの葉にもいた。


クズのつるが勢力拡大を狙っている。


アレチウリも負けてはいない。

曾根寺橋に到着。


曾根寺橋から北は左岸も右岸も草に覆われて歩けない。


曽根寺橋から曽我川上流を見る。 水は少ない。


ここから、左岸を南へ遡上する。 
こちら(北)からは進入はできるが、車の通り抜けはできない。


川辺に木のように大きく育ったオオブタクサ


ヒルガオ


ヤブカンゾウ


工事中のところ。今日は作業はしていない。

特に見るものもないので、速足でウォーキング。


あれっ。目に留まったのはまたしてもコハクオナジマイマイ


そしてこちらには、1目4匹 皆小さい。

さっさと歩いても次々目に飛び込んでくる。離れたところでもよく目立つ。
数えながら、写真を撮る。

何と、右岸で2匹、左岸で18匹。今日1日で合計20匹のコハクオナジマイマイに遭遇。びっくり!

2019.07.28に初めて飛鳥で見つけた時は「県内初記録か」と新聞にも載せてもらいました。
その後、同時期に宇陀や明日香で見つかっていたのでしたが・・

先日も、1匹見つけ「2匹目見つけた」と思っていたのですが、こんなに繁殖しているとは。びっくりです。
今日見たものはすべて1㎝ぐらいの子供でした。
さっさと歩いてこれですから、じっくりその気で見たら・・恐ろしい。

増えたところでは農業被害の出ているところもあるらしい。
そんなことのないように願いたい。人間のためにも、カタツムリのためにも。


コガネグモ 脚を2本ずつくっつけている。


堤防の南側出口。こちらからは通行禁止になっている。

少し行った草地でちらりと白いものが見えた。??


エノコログサにくっ付いた、ふわふわの白いもの。


マカロン? 和紙で作った小銭入れ? 直径2㎝


こわごわ開けてみる。子グモがウジャウジャとは出てこず。
ふ化後の抜け殻が風に飛び散った。

クモの卵嚢とにらんで、帰ってから調べたがなかなかわからず、やっとそれらしい記事に出会う。
野外にいるコアシダカグモの卵嚢のようだ。
おもしろ~い!

他、いろいろ見たが、省略。

面白くて夢中だったが、曇り空とはいえ木陰はなく、暑かった。
シャワーを浴びて、エアコンの部屋に逃げ込む。

コメント (4)
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